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[2007.05.24]
■なんでもパソコンでいいのか?
 
私の世代の男達はパソコンが不得手だ。運良く日本の経済成長期に現役だったせいか、本人の能力以上に偉くなった者もいる。事務機の操作は女性事務員に任せたので、自分ではFAXの送信さえ出来ない男がいるほどである。 
 
私はパソコンを使うようになって7年になる。いまではパソコンを手放せなくなっている。 
便利であることも事実だが、パソコン中毒になっているのかもしれない。 


メールのチェック、各種HPのチェック、インターネット・バンキングでの支払い、撮影した写真の整理、小金井通信の文章作成、友人とのメールの交換、航空券の購入、ホテルの予約などなど、やることが山ほどある。最近では自動車税の納税を『ぺイジー』でやってみた。 
 
更にいま話題の6億円が当たるサッカーくじ『BIG』を買ったので、その当選番号のチェックもやってみた。耳鼻科の予約もインターネットである。 
 
友人との約束の取り決めもメールである。電話をする方が早いが、相手の状況が分らないので携帯メールを出す。でも、電話でもいいことをメールにする。だから東京の電車の中はメール人ばかりである。最近では自転車に乗ってメールするバカもいる。 
 
パソコンの不具合の問い合わせもパソコンからだし、調べ物は今では辞書でなくパソコンである。こんなにパソコンに依存していていいのだろうかと思う。そんな理由からか、最近の日本人は会話が下手になったような気がするがどうか? 
 
毎日の小金井通信の送信のネタを探す為に、カメラを持ってどこかへ出掛ける。引退したらゆっくりしようと思っていたのが、手帳を持つほどに忙しい。 
 
何もない日はなぜかホッとする。そんな時は仏像彫刻をする。 
でも、それをまたネタにする。 
でも、パソコンのお陰で外国にいる友人達と簡単に親交が図れるようになったし、伊達市の友人達とも親しくなれたし、少しは伊達市のお役にも立っている。便利さには必ず欠点も付いてまわる。 
これからもパソコンと上手に付き合って行きたい。 
 
 
添付写真は新宿へ出掛けた時に見付けた面白い鏡だ。 
歩く人がみんな短足になってしまう。また、サッカーくじは当然のように外れた。 
 
 
(おまけの話) 
私は字を書くのが下手だ。そこで早くからタイプライターを使っていた。ワープロが登場した時にはすぐに買った。まだ小型テレビほどの大きさだった。 
 
次にパソコンが登場したのであるが、その前にパソコンの元となるような自作のキットが売り出された。この時、初めて半導体と言うのを手に持って組み立ててみた。そんなことからパソコンとは共に歩んで来たのだが、あまりの進歩の速さと、自分の老化の進歩が交錯して、最近ではなかなかついて行けなくなった。 
 
でも、これからの老人はパソコンでお互いの安否を確認し合う時代が来るのかもしれない。文明は罪なものを発明したな~。 
でも、年寄の玩具としては最高傑作だ。 
 
小金井の自宅から 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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