■五輪照明の東京ゲートブリッジ
東京ゲートブリッジといえば、前回はライトアップ初日の式典があった日に写真を撮りに行った。 その後、あまりこの橋には縁が無いので、忘れていた。
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東京スカイツリーに人気を奪われてしまい、完成するまではその姿で騒がれたのに、今ではすっかり蚊帳の外である。
日本人は新し物好きであるから、次の新しい物が現れると、すぐに古いの物は捨ててしまうようだ。
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東京ゲートブリッジも、東京スカイツリーも、我が家から全部は見えない。
頑張って見るとスカイツリーは頂上部分だけ、ゲートブリッジは左半分だけという、なんとも寂しい風景である。
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そんな人気離散の東京ゲートブリッジを元気づけるイベントが、今だけ開催されている。
それは東京が2020年に開催されるオリンピックの候補地として、イスタンブール、マドリードと共に正式立候補都市として認定されたことを記念して、東京ゲートブリッジを五輪色でライトアップしているのである。
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あの橋が五色になればかなり美しいと思い、写真を撮りに行った。
現地に行くと、やはりジジババ・カメラマンが山ほどいた。
先ずは橋の右側で暗くなるのを待つ。
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羽田空港へ降りて行く飛行機が、ゲートブリッジをかすめるように飛ぶ。
暗くなり、照明が点された。
期待した「五輪」は、良く分からない。
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橋に沿って横長に付けられているランプがその五輪らしいが、全体の中に埋もれてしまっている。
ゲートブリッジは相変わらず美しいが、五輪照明はいまひとつだった。
これではオリンピックの東京招致は大丈夫かなー?
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(おまけの話)
橋というのはなぜかロマンが感じられる。
この近くで有名なのは勝鬨橋、そして日本橋であろう。
勝鬨橋は隅田川、日本橋は日本橋川に架かっている。
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私は今までに世界の川に架かる橋も、色々と渡った経験がある。
そんな中でまだ渡ったことが無いのが、三途の川である。
そもそも三途の川には橋が架かっているのだろうか?
調べてみたら、「橋」は無い。
どうやら船で渡るらしい。
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その船の渡し賃が6文だそうだ。
現在の貨幣価値に換算すると、60~120円だそうだ。
これでは今では地下鉄にも乗れない。
安過ぎるように思う。
これから先は高齢者が増えて来るので、三途の川の船着き場も混み合いそうだ。だから、橋を架けた方がよいのではないか?
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