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[2008.07.28]
■伊達のナイアガラ瀑布はミニ
伊達市内にナイアガラ瀑布があると聞いた時は驚いた。 
『嘘だろー』というのが最初の印象だった。 
でも、ナイアガラ瀑布と聞けば見に行かねばならないと思った。 
 
その滝は伊達市大滝地区にあるという。 
大滝は市町村合併により伊達市になったが、市内からはかなり遠い。 
しかも壮瞥町が急に合併に参加しないことになった為に、飛び地となってしまったのである。 
 



私達が小金井に居る時に知り合いのケーキ屋で出会ったのが、そこで働いていた大滝地区から来ていたOさんのお嬢さんであった。 
その縁で、今回の大滝ナイアガラ瀑布見物は、そのお父さんに案内をお願いした。 
 
町外れにある長流川の源流にそれはある。 
駐車場からウッドチップの敷かれた林の中の道を歩いて行く。10分ほど歩くと、前方の林間にその滝が見えて来る。 
近付いて行くと、大きく横に長く広がった滝が目の前に現れる。 
 
 
休日だというのに、ここには誰も見に来ていない。 
この滝はナイアガラ瀑布と言うよりは、イグアスの滝に近い。 
写真の撮り方によっては、スケールが大きく写せるかもしれない。 
 
近くに三階の滝というのがある。 
大した滝でもないのにかなり有名で、観光客もそれなりに来ている。 
滝のすぐ近くまで道路が整備されていて、大きな駐車場があり、お土産屋や食べ物屋がある。 
結局、観光というのは便利な場所で、しかもお土産が買えなければ、誰も来ないということのようだ。 
でも大滝ナイアガラ瀑布は誰も来なくてもいい。 
このままでいい! 
 
(おまけの話) 
本場のナイアガラ瀑布にはこれまでに4回も行ってしまった。最初に行ったのが44年前だった。 
その時はその大きさ、轟音、迫力に圧倒された。 
この滝は国境を越えて、カナダ側から見る方が良い。 
 
3回目にデトロイトからニューヨークまで、友人と2人で車で行く途中に 
立ち寄ったことがある。その時にナイアガラ瀑布のすぐ近くのレストランのサイドテーブルにカメラを置き忘れてしまった。それに気が付いたのは、既にニューヨークに近付いてからだった。 
 
そこで、宿泊先のホテルのコンシェルジェに事情を話した。 
ところが、その女性は先週の休暇でそこへ行ったばかりだと言う。 
レストラン名も忘れていたので、彼女が場所を知っていて助かった。 
彼女に『カメラは要らないが、写真だけを日本に送ってくれるように頼んで欲しい』と告げて、私は日本へ戻った。 
 
しばらくしてナイアガラから私のところに手紙が届いた。 
開けてみたら、その時の写真がプリントされて入っていた。 
でも、見知らぬウエイターとウエイトレスの写真もあった。 
きっと、その時にカメラを置き忘れたレストランの従業員だったのだろう。 
お茶目なカナダ人達だったなー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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