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[2008.08.13]
■ブログで稼ぐこともある
いつから私はドリップ・コーヒーを飲むようになったのか、ハッキリは覚えていない。そのキッカケだけはよく覚えている。 
結婚してかなり経ってから、女房の友人が我が家に遊びに来た時にお土産にコーヒー豆を持ってきた。 
その時はまだ私は家でコーヒーを飲む習慣が無かったので、その豆の処理に困り、私の会社の近くのコーヒー店に持参して豆を挽いてもらった。 


暫くして、また女房の別の友人がコーヒー豆をくれた。 
『橋本さんのご主人はコーヒーがお好きなんですってねー』と言われた。 
『どうして知ってるの?』と聞いたら、『いかにもコーヒーが好きそうなタイプに見える』と、変な答えだった。 
そういうタイプってあるのかなー? 
今さら、『コーヒーは飲まない』とも言えず、そのままにした。 
 
仕方ないので、またそのコーヒー店に豆を持参して挽いてもらった。こうなると、もうかなり恥ずかしい。 
そこで、その店でコーヒーミルを買った。 
でも、コーヒーミルを買ったら、もう誰もコーヒー豆をくれなくなってしまった。 
2回もコーヒー豆をもらうと、かなりの間、ドリップ・コーヒーを楽しめる。それで私はコーヒーを飲むという習慣が出来てしまったのである。 
 
 
若い頃はコーヒー通と言われる人達がコーヒーに付いて講釈を垂れているのを聞くと、私は『嫌味な奴だな~』と思っていた。だから今でも私はコーヒーは好きだが、講釈は好きではない。 
朝早く起きて、1人でコーヒー豆を挽いて、静かな中で熱いコーヒーを飲む。 
それは至福の時でもある。砂糖、ミルクは入れない。 
豆はいつもトラジャーと決めている。 
 
夏に伊達市に行く時は、以前は大量の豆を持参していた。 
でも、今では市内の『ぶどうの木』で同じトラジャー買っている。ここのコーヒー豆は自家焙煎で小平のコーヒー店に負けていない。 
 
時々、伊達信金の1階にあるドトール・コーヒーでも飲む。 
ここはイコロ農園のTさんが経営している店だからだ。 
そのせいではないが、私はスターバックスよりも値段の安いドトール・コーヒーの方が美味しいと思っている。 
コテージに遊びに来れば、美味しいコーヒーを御馳走しますよ。 
 
 
(おまけの話) 
ある日のことである。 
市内のコーヒー店『ぶどうの木』にコーヒー豆を買いに行った。 
ところが私のお気に入りのトラジャーが切れていると言う。 
そこで店の終った時間に引き取りに行くことにした。 
 
夜の7時過ぎに店の奥の自宅のインターフォンを鳴らす。 
出て来た主人はなんだかいつもより大きな袋を渡してくれた。 
コテージに帰って開けてみたら、コーヒー豆と手紙が入っていた。 
トラジャーを切らしたお詫びと、そのお詫びの印に100グラムも多く入っていた。そして、『愛のある辛口コメントのブログをいつも楽しく見させて頂いています』とあった。 
毎日、毎日、苦労をしながらブログのネタを探し、ネタを作り、頑張って来たが、ブログで稼いだのは初めてのことである。 
 
ここの夫婦は物静かである。 
仕事の出来る人はあまりしゃべらない。そこへ行くと私はどうだ?あまりにしゃべり過ぎるし、目立ち過ぎる。 
明日からはぶどうの木の夫婦を見習って、もう少し控え目にしようと思う。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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