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[2008.10.08]
■伊達の紅葉の滝を楽しむ
私は3年前から伊達市の写真クラブ『フォトフルッペ』の正会員になっている。そして、私の為に夏の滞在中に1度だけ撮影会を開いてくれる。 
だから、私は正会員だが、1年に1回しかメンバーに会えない。 
今年は東京に戻る最終の週に撮影会のお誘いがあった。 
その少し前までは、『今年は撮影会は無いんだなー』と思っていた。 


ある日に、6日の午前7時30分に長和の農協前に集合の連絡があった。 
その時間に指定の場所に行くと、クラブの顧問のN先生と仲間の6人が来ていた。私の知っているメンバーは幹事のKさんと先生とオババの3人だけだ。 
他の3人は初めて会った。 
しかもその内の1人は会長だという。 
3年目にして自分の入会した写真クラブの会長に会ったという、なんとも可笑しな経験をした。 
 
今回の撮影テーマは『紅葉の滝』である。 
 
 
滝と言えば大滝である。ここは市町村合併により伊達市となった地区で、市内からは30分は掛かる。 
紅葉の真っ盛りのプチ・ナイアガラと三階の滝と白糸の滝に行く。 
 
大滝地区は自然が豊富で紅葉が今が真っ盛りである。 
ウッドチップが敷き詰められた林道をプチ・ナイアガラへ向かう。頬をなでる冷たい風が心地よい。 
 
メンバーは思い思いの場所でカメラを構える。 
マイナス・イオンが70000個も出ているという看板が見える。 
先生は長靴で滝の近くまで行って、カメラを構えている。 
数十枚の写真を撮ったが、そのことよりも、この場所にこの時に来られたことの意義が大きい。 
カメラをやっていたからこそ、ここへ来ている。 
なんでも興味を持つと、それなりに良い事があるのである。 
 
 
(おまけの話) 
思ったより撮影会が早く終わったので、私の提案で『イコロ農園に行ってお弁当を食べよう』ということになった。 
イコロ農園に行くと大型観光バスが停っている。 
Tさんに聞いたら、『全国町づくり会議2008』という団体が本州からやって来て、ここでお弁当を食べているのだと言う。 
 
我々も別室でお弁当を食べる。 
すると、ガラス越に誰かが室内を覗いている。 
そして手を振っている。 
戸を開けて出てみると、見知った顔の女性がいた。 
誰だか思い出せない。すると向こうから名乗った。 
『小金井で橋本さんの奥さんにお世話になっていたフリーペーパー(武蔵野から)の編集長のNです』と言う。 
こちらも驚いたが、向こうも驚いていた。 
 
こんな場所で私の地元の人に会うとは夢にも思わなかった。どういうわけか、私にはこのような経験が多くある。 
今までにこの町で出会ったのはNY時代のK女史、Tさんの友人が私の現役時代の同業者だったKさん、小金井のケーキ屋で働いていた女性が大滝出身のOさんのお嬢さんだったなど、数多い。 
『世間は狭い』とはよく言われることだが、私の場合は『世間は狭過ぎる』。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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