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[2008.11.06]
■アメリカ大統領選挙の現地速報
私の女房の従兄弟でロサンゼルスに若い頃から住んでいて、アメリカ国籍も取得している男が今回のアメリカ大統領選挙の様子を速報で現地報告してくれました。 
選挙が始まった日と、開票結果が出てすぐと、その翌日の3回分をまとめてお知らせします。 
日本の新聞・テレビとは一味違う感触をお楽しみ下さい。 


(投票日) 
今朝、始まった選挙は投票率が史上最高になりつつあります。また昨金曜日からはじまったEARLY ELECTION でも既に多くの人が、長い列にも拘わらず投票しました。 
これはいかに人民が良き政治に飢えているかの現れです。 
今年初めて投票する人も史上最高です。投票所での機械の故障、寝坊して投票所が時間通りに開かなかったなどのアホも、いつものようにあちこちで起っています。 
なにしろアメリカはデカイ国なんです。 
 
(開票日) 
現地時間4日、西部時間の夜8時にオバマの勝利が発表されました。東部時間の11時、西部は投票所が閉まった瞬間です。 やったー! 
 
午後4時からテレビに釘づけで状況を刻一刻と見守りました。いやー、感慨はひとしおです。 涙が溢れました。  
長い戦いでした。 
やっとアメリカ国民が目覚めた、やっと立ち上がった、やっと希望の光が見え出しました。 
 
友人たちとハグして、喜びを分かち合いました。 
今日は素晴らしい秋晴れ、いつも見るホームレスにさえ、私の心は、絶望ではなくて希望を感じました。 
 
(当選の翌日) 
OBAMAは白人、黒人、男性、女性、ラティノ、年寄り、若い人から幅広く支持されました。また上院下院共に民主党が過半数を占め、ここにも共和党への国民の不支持が現れました。 
長年共和党であった人達も、民主党に投票した人も多く出ました。 
  
BUSH政権によるイラク戦争は今でも、月に$10BILLION掛かっています。 
国家赤字に加えて、この経済危機を作り出した杜撰な政策、そして身の回りで起きている失業者の増大、BUSH大統領への支持率25%という最低状況に、明晰で冷静で謙虚で世界的視野をもったOBAMAが彗星のごとく現れ、ヒラリクリントンをプライマリーで退けて、益々リーダーシップを発揮しています。 
 
黒人達は「黒人の大統領が選ばれたことが信じられない」と、感激しています。 
人種問題の歴史から見るとそうですが、私は初めから彼が黒人だと意識したことはなく、かえってアメリカ人一般の黒人に対する腫れ物にでも触るような敏感な感受性に改めて驚いています。 
 
随分と閉鎖的、差別的なのが罷り通っているのですね。 
自分で勝手にアフリカから無理矢理に連れて来て、動物の様に扱って来て、−−−まったく。 
しかし時代は確かに変わりつつあります。  
 
OBAMAのリーダーシップで黒も白も右も左も、もっと大きな目的に向かって、歩んで行けるという希望が湧いて来ます。 
(・・・・という報告でした。) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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