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[2018.11.18]
■北陸グルメ旅行3(城崎温泉~鳥取) 
 
3日目の朝は5時過ぎに家族を起こさないように、1人で静かに起きて風呂に行く。昨夜と違い男性風呂と女性風呂が入れ替わり、小さな方の風呂場になった。 
昔の建物だから仕方ないが、元気な女性から「女性用の風呂が小さいのは女性差別だ!」と怒られそうだ。 
 
城崎温泉駅に入って来た山陰本線のディーゼル列車。 


風呂から出た頃に、中居さんが部屋に布団を上げに来る。 
ここで食事をするのに、またほこりが舞い上がっているに違いない。 
どうも私はこの日本旅館の方式が気に入らない。 
食後にロビーでコーヒーを飲んだら、美味しくも無いのに500円も取られた。 
 
砂丘はこの日は観光客が少なかった。 
 
 
番頭が駅まで黒塗りのクラウンで送ってくれたのは、まあ良し。 
10時24分発の山陰本線で浜坂まで行く。ここで乗り換えの為に、45分の待ち合わせとなる。 
 
城崎温泉から浜坂までは2両編成のディーゼルカーだったが、ここから鳥取までは途中に無人駅もあり、テレビ番組の「ローカル線・秘境駅の旅」みたいだ。 
 
来ているのは、ほとんどが中国人観光客だ。 
 
 
鳥取駅に着き、今夜の宿である「ホテル・ニューオータニ」に荷物を預けてから、タクシーで鳥取砂丘を見に行く。 
ここには58年前に来たことがある。 
あの頃は店なども無くただの砂丘だけだったが、今や店どころかラクダまでいる。砂丘の入り口は工事中で、パイプで組んだ階段を上って行く。 
 
クジラの形の小さな島が見えた。 
 
 
前日の夜に雨が降ったそうで、砂丘は湿っていて歩き易い。 
海に向かって砂丘を下り、また登る。周りが騒々しいと思ったら、中国人観光客だらけだった。 
帰りのタクシーの運転手と話をした。 
私  「私が58年前に砂丘を見に来た時は、周りには何も無かった」 
運転手「今でも鳥取県の人は砂丘なんて見に来ないよ」 
 
砂丘の頂上から入口方面を見る。 
奥の右側にラクダの乗り場がある(ラクダは砂丘には入れない)。 
 
 
私  「鳥取には砂丘以外に何か無いの?」 
運転手「何も無いよ。イオンが出来て、駅前はシャッター通りになっちゃったしなー」 
私  「すなば珈琲があるじゃない」 
運転手「あれだけじゃ、客は来ないよ」 
・・・というような話をしながら、ホテルまで送ってもらった。 
 
わざわざ見に行くほどの大きさの砂丘ではないような気がするが・・・。 
 
 
鳥取に来る前から、私はその日の夕食は「すなば珈琲」と決めていた。 
駅前の1号店に行くと、なんと店が閉まっている。 
午後6時に閉店だというから驚く。仕方ないのでわざわざ探して他の店に行くが、ここも午後6時に閉店だった。 
 
家族と違い、鳥取の目的がすなば珈琲の私はがっかりした。 
午後6時は早過ぎないか? 
さんざ歩き回りやっと見付けた小料理屋で食べた地元の料理は、安くて美味しかったのが救いだ。 
 
すなば珈琲に行ったら、午後6時で閉店だった。 
 
 
(おまけの話) 
城崎温泉から鳥取に行くには、浜坂駅で乗り換えとなる。 
待ち時間を利用して、駅から外へ出る。 
出てみたら、なにも無い。人影も全く無い。 
通りの左側に観光案内所がひっそりとしてあった。 
 
「砂の美術館」の全景。 
 
 
やることも無いし、コーヒー店も無いので、観光案内所に冷やかしのつもりで入った。 
係の女性がお茶を入れてくれたので、それをきっかけに話をしてみた。 
 
私 「昨夜は城崎温泉に泊ったが、旅館代は高いのに、松葉カニの量が少なく期待外れだった」 
係員「松葉カニを食べるなら、ここ浜坂ですよー」 
私 「浜坂という地名を初めて知った。松葉カニは浜坂とは聞いたことが無い」 
 
砂で作られた像はかなり精巧に出来ているので驚く。 
 
 
係員「浜坂にはカニ・ソムリエがいます。浜坂は宣伝が下手なので知られていないだけで、ここが一番です。旅館は無いが民宿に泊まれば、その日の朝に獲れたカニが沢山出ます」・・・という話を聞いて、来年は浜坂に松葉カニを食べに来たくなったのである。 
 
お愛想にお土産に買った羊羹を列車の中で食べたが、あまり美味しくなかった。 
 
「JR鳥取駅」 
駅前のアーケードの商店街はシャッター通りだった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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