伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:0] [245] rss feed
[2020.02.28]
■河津桜と高額マスク
 
マンションの友人からメールが来て、「屋形船の発着所の裏の公園で桜が咲いている」と知らせて来た。屋形船の発着場は、我が家からも良く見える。 
 
先日は屋形船の中で行われた、新年会に参加したタクシー運転手が新型コロナウィルスに感染して入院したことが話題になっていた。 
 
黎明橋の袂の屋形船の発着場。 


そのニュースの後から、屋形船の発着場は殆ど船が出なくなってしまった。普段は週末の午後6時になると、発着場は乗船待ちの屋形船が6~7艘は運河に並ぶ。 
 
その光景を見るのも楽しみだったが、お客さんのキャンセルが増えたのか、せいぜい1艘くらいしか見られないようになった。デパートも駄目、免税品店も駄目、飲食店も駄目、観光バスも駄目、築地市場も駄目で、この先、どうなるんだろう? 
 
朝潮運河沿いに植えられた「ソメイヨシノ」の蕾はまだ小さく硬い。 
 
 
そうかと言って私は家にいられないので、桜を見に行くことにした。 
都道2号線の乗り口横の歩道を歩いて、朝潮運河を渡りテラスに出る。 
そこから振り返ると、私の住むマンションがそびえ立っている。 
 
黎明橋の袂にある屋形船の乗船場の横を通り、黎明公園に入る。 
入ったすぐの場所に小さな花びらの可憐な桜が咲いていたが、豆桜という品種かもしれない。 
 
黎明公園の「豆桜」。 
 
 
せっかく外に出て、この豆桜の1本だけを撮影して帰るのも情けないので、少し足を延ばして木場公園の河津桜を見に行くことにした。 
少し歩いた先のバス停から「東京スカイツリー行き」の都バスに乗れば、木場公園に行ける。 
 
ここの河津桜は本家ほど有名ではないが、103本の木が大横川沿いに植えられている。この日はちょうど見頃を迎えていて、花見に来ている人もチラホラいる。 
 
木場公園の脇を流れている大横川を警備艇が行く。 
 
 
大横川の両岸に河津桜が植えられているのだが、場所によっては立ち入り禁止となっている。どうやら住宅に接している場所もあるので、プライバシーの関係らしい。 
 
以前はプライバシーなんてことは言われなかったので自由に見て廻れたのだろうが、今では歩道はあるが、柵で通れない。 
 
最近はプライバシーも行き過ぎのようで、「お祭りの太鼓がうるさい」、「除夜の鐘がうるさい」、「花火大会は迷惑だ」などと、後から越して来たのに、かなり自分勝手なことを言う人もいる。 
 
河津桜が満開だった。 
 
 
最近は私の写真撮影の技術もスランプに陥り、なかなか良い写真が撮れない。特に花の撮影は私の苦手とするところで、今回もなんだかパッとしない。そこで「枝から落ちる水滴に、桜の花が見える」という構図を考えた。 
 
でも天気が良く水滴が落ちることも無いので、自宅から水を持参した。 
それを枝に掛けたが、上手く行かない。通行人が不審な顔で私を見た。 
 
枝の先から落ちる水滴の瞬間を捉えたが、桜が写らなかった。 
 
 
結局は納得の写真も撮れず、落ち込んだままで家に戻った。 
しかし3月末になれば、「ソメイヨシノ」が都心でも色々な場所で見られる。 
 
「2月に桜を見る必要があるのか?」と、私は常々、思っている。 
誰がなんと言っても、私にとっては「桜はソメイヨシノ」である。 
しかし新型コロナウィルスが猛威を振るっているので、今年のお花見はどうなるか? 
 
東京スカイツリーと、大横川に浮かぶ「花びら」。 
 
 
(おまけの話) 
新型コロナウィルスのせいで、我が家のマスクの在庫が少なくなっている。女房が「イトーヨーカ堂で妊婦用のさらし木綿と、ガーゼを買って来て。私が自分で手製のマスクを作る」と言った。 
 
そこでイトーヨーカ堂の妊婦用品売り場に行った。 
そして係の女性に「あのー、妊婦が腹に幕くさらし木綿が欲しい」と言ったのである。 
するとその女性は「最近の妊婦さんは妊婦用ベルトを付けます。さらし木綿はありません」と言った。 
 
夕食用にテイクアウトを注文した「陳健一」のマーボー豆腐(1050円) 
 
 
そしてその女性は「妊婦ベルトはこちらですから、ご案内します」と言った。私は「いや違うんです。マスクを作るんです」と言えばいいのに、なんだか言いそびれてしまい、「結構です」と言って、その場を離れた。 
 
次に念の為に店内の薬局に行ったら、丁度、入荷したばかりのマスクを段ボール箱から取り出して陳列を始めた。それを見たお客さんがワッと群がった。 
 
イトーヨーカ堂に入荷したマスク。 
 
 
その上の値段表には「税込み539円」と書いてあったので、私も近寄って女店員に聞いた。「1枚の値段ですか?」。 
すると彼女は「そうです」と答えた。 
 
それを聞いていた群がった人達は高過ぎると感じ、ガッカリして殆ど誰も買わなかった。私は「お一人様1つ限り」とあったので、1つだけ買った。それにしてもマスク1つが539円って、値段が高過ぎないか? 
 
医師が考えた「ハイドロ銀チタンマスク」(539円) 
私はこんな高価なマスクは希望していない。 
 
(おまけの話のおまけ) 
家に帰ってから、マスクを女房に渡した。 
彼女は袋に書かれた文字を丹念に読んで、「ここに小さく3枚入りと書いてある」と言った。 
それなら価格表に「3枚入り」と大きく書けば、私以外に買った人がいただろうに!(怒) 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん