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[2020.03.15]
■高輪ゲートウェイ駅を見に行く  
 
3月14日(土)にJR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」が運用開始となった。以前から何度となく工事中の現場を見ている私は、待ちに待った開業である。 
 
それにしても「高輪ゲートウェイ駅」という駅名は長過ぎる。 
いずれ若者が「タカナワ」とか、「タカゲー」なんて呼ぶようになるだろう。 
 
山手線路線図(手前の駅は田町、次の駅は品川) 


私は「撮り鉄」や「乗り鉄」ではないが、好奇心だけは旺盛である。 
朝のTVニュースの天気予報では「雨、最高気温5.7度」と知らせていて、出掛ける気持ちが萎える。 
 
「どうしようか?。明日にしようか?」と悩んだが、私が行ってブログで報告することを期待しているHさんの顔が目に浮かぶ。 
 
山手線で「高輪ゲートウェイ駅」に到着した。 
 
 
そこで意を決して、東京駅から山手線に乗り、「高輪ゲートウェイ駅」に向かった。東京駅から高輪ゲートウェイ駅までの所要時間は8分である。 
 
先ず最初に見たのが、駅名が書かれた看板である。 
なぜかというと、3月9日に開業に先立ち報道陣に向けて駅舎を公開した後に、ネットに駅名の字体に付いて批判が出たからだ。 
 
評判の悪い字体の「高輪ゲートウェイ駅」の看板。 
 
 
その時にTV報道で見た人の反応が、ネットで溢れていた。 
好意的な評価より、批判的な意見が多く見られる。 
 
それは駅名が書かれた看板のことで、「ダサいし、読みづらい」、「デザインとして間違っている」とまで書かれている。 
その大きな理由が「明朝体」の文字にあるようだ。 
 
「撮り鉄」と「乗り鉄」で溢れているホーム。 
 
 
そもそもは「高輪ゲートウェイ」という駅名にした時から、一般の評価は悪かった。 
そのせいからか、「視認性が最悪」「ユニバーサルデザイン7原則の1つである必要な情報がすぐに分かることに欠けている」など、色々な観点からも批判されている。 
 
ネット社会は怖い。 
なんでも批判するというタイプの人が、ネットに投稿するからである。 
 
改札口階から見下ろすプラットホーム。 
 
 
電車が止まり、駅に降りる。特に変ったところは無いように感じる。 
問題の駅名看板も、大騒ぎするほどのこともない。 
ただこんな天候でも暇人はめげずに大勢いて、見学通路は一方通行となっていて警備員も出ている。 
 
改札口に向かうと、外に大勢の人の行列が出来ていて「最後尾」という札が見えた。近付いてみたら、券売機で今日の日付の切符を買うマニアの人達だった。 
 
「山手線」と「京浜東北線」が乗り入れている。 
 
 
改札口を出る時に気が付いた。ICカードのタッチ場所が斜めになっている。慣れていない私は「やり難い。今までの方が良い」と思った。 
 
駅前広場はまだ整備が出来ていない。私が以前に見た工事中の時よりは良くなっているが、完成までにはまだ時間が掛かりそうだ。 
家に着いたら、空から季節外れの雪が降って来た。 
 
山手線の電車が入って来た。 
 
 
(おまけの話) 
私は過去に1回と、今回の1回で2度の新駅開業に立ち会った。 
1回目の新駅はJR中央線で、私の住んでいた町に出来た。 
 
私が住んでいた小金井市には「武蔵小金井駅」があり、その隣駅が「武蔵堺駅」だった。この間の距離が長く、中間点に住む人達は「途中に駅が出来ればいいなー」と感じていた。 
 
泉岳寺方面の改札口。(構内見学者の順路が示されていた) 
 
 
武蔵小金井駅から武蔵堺駅までは、歩けば1時間は掛かった。 
私がまだ独身で実家で生活していた頃の話であるが、その中間点に住んでいて我が家に卵を売りに来るオバサンがいた。 
 
後で知ったのだが、このオバサンは近所の農家から新鮮な卵を仕入れて、それを売り歩いて生計を立てていたのである。 
また夏に我が家の庭の草が伸びると、草刈りもしてくれた。 
 
SUICAカード方式のICタッチパネルは斜めになっている。 
 
 
ところが1964年に地元の有志の全面的な協力で、地元全額負担で新駅が出来た。これは全国初の「請願駅」だったそうで、駅の名前は「東小金井駅」である。 
 
その駅が開業したことで、卵売りのオバサンの家は一等地となった。 
そして卵売りも止めてすっかり資産家になり、幸せな人生を送ったようである。この場合も、「棚からボタモチ」と言うのだろうか? 
 
泉岳寺方面の出口を出て、全景を撮影した。 
(私のように改札を出る人は少ない) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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