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[2020.05.03]
■武漢ウィルス(33)・・・・帰宅後のハンさん
 
「外出自粛」でも、この辺りは海が近いので、人混みを避けて散歩が出来る。これがストレス解消には、大いに役立っていると感じている。 
 
ところが雨の日が困る。外へ出られないから、どうしてもPCの前に座ることが増えててしまう。すると誰かにメールを送りたくなる。 
 
コロナウィルスに関係なく、バイクの群れが行く(外出自粛前)。 
(懐かしい、見慣れた光景である) 


相手も暇なのか、色々な情報を送ってくれる。 
でも中にはフェイクニュースも交じっているので、気を付けなくてはいけない。 
 
3月22日に成田空港からホーチミン市に戻り、2週間の隔離生活を終えて家に戻ったハンさんからメールが届いた。 
私も気になっていたので、嬉しかった。 
写真も添付されていたので、状況が良く分る。 
 
元々、ベトナムの都会では空気が悪いので、みんなマスクをしている。 
 
 
彼の日本語は分かり難いので、私が彼の日本語を正しい日本語に直したのが次の文章である。そう言えば、学生時代に「英和辞典」というものがあった。 
 
ところがが、日本語から日本語の場合はなんというのか忘れていた。 
これをネットで調べたら、なんのことはない「国語辞典」だった。 
 
隔離所を出る帰国者たち。 
 
 
【ハンさんのメールから】(4月13日) 
新型コロナウィルスで空港から隔離所に入れられて、2週間の隔離の結果、陰性となり自宅に戻って1週間が経ちました。 
 
今まで私と一緒に隔離されていた人達はみんな自宅へ帰りました。 
そして建物内を掃除して、15日からまた海外から帰国した人達の入国時の隔離に使うと思います。 
 
      マンゴーの木が邪魔になり、電柱を移動する工事中。 
 
 
私の検査結果は陰性でしたが、まだ安心出来ないので、子供達はまだ田舎に預けているので会えません。帰った日に、丁度、工場の前の電柱工事が始まりました。 
 
次の日に橋本社長の植えたマンゴーの木が茂り過ぎていたので、元気な枝だけ残して不要の枝を切り落としました。 
 
      私が植えたマンゴーの木の枝を落とした。 
 
 
また仕事の件では、お客さんへ「ベトナムに戻りました」と電話で知らせました。すぐに1軒のお客さんから、注文が入りました。 
パイロットの飛行訓練用の油圧ユニットです。(元グルジア製です) 
 
仕事の準備の為に買い物に行かないといけないのですが、マスクをしても少し不安です。年末には、またバクダン💣の玉を抜く機械の改造をします。その為に新しい油圧ユニットを製造します。  
 
         パイロットの飛行訓練用の装置 
 
 
現在ではベトナムはコロナウィルスでは安全らしいです。毎日、ハノイの方で感染者が1人ぐらい見つかります。 
ベトナムでは感染者数は総計で268人で、死者はゼロです。 
陽性の半分だけを治療しています。残りの半分は元気で退院です。 
 
ハンさんのメールにあった「💣の玉を抜く」って、なんだろう? 
これは返信で質問を出してある。 
 
          💣(爆弾)の玉を抜く装置 
 
(おまけの話) 
世界で武漢コロナウィルスの拡散が止まらない。 
感染者による死亡者数を見ると5月2日現在で、発生源の中国は4,6331人で11位である。 
 
ダントツの1位はアメリカの65,435人、日本はだいぶ後ろの方の30位で466人である。この話に登場するベトナムは、驚くことに0人である。  
 
隔離施設を出る人達の荷物を運ぶ係員。 
 
 
日本もそうだが、なぜこんなに少ないのだろう? 
世界の科学者が不思議に思っているようだが、なぜかBCG接種をしている国には感染者が少ない。 
 
更に死者はものすごく少ない。 
BCG接種と武漢ウィルスの相関関係があるのではないかという説も考えられているようだ。 
 
衣料品を製造する工場。 
 
 
「💣のたまをぬく」について、ハンさんに問い合わせた。 
その結果、写真付きで説明してくれたが、写真を見てすぐに分った。 
「💣」は「砲弾」で、「たまをぬく」は「火薬を抜く」だった。 
 
ハンさんとのメールのやり取りは、今のような暇人の私にはとても面白く、時間つぶしに協力してくれたことに感謝すべきだろう。 
 
「💣のたまをぬく」は、次回のメールの写真を見て分かった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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