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[2020.05.24]
■コロナと民間療法 
 
「コロナが怖い」と思っていると、色々な怪しげな民間療法が出て来る。私は科学を信用しているので、変な民間療法を試したことはない。 
 
世間では「健康食品がいいのでは」とか、「漢方が効くのでは」とか、「気功で対策できるのでは」とか、科学的に証明されていない情報が独り歩きし始めている。 
 
(写真は緊急事態宣言の出される前のものです) 
 
晴海埠頭先端にあるモニュメント。(現在は立ち入り禁止) 


ネット情報によると、『健康に良いとされる商品の販売方法にはパターンがあるとされる。 
1、ものごとを白黒つける・単純化する、2、感情を揺さぶる(不安・恐怖)、3、都合よく願いを叶える商品の販売といったものである。 
 
具体的には、「年をとると免疫力が下がる(単純化)」、「免疫力が下がると病気になる(不安・恐怖)」、「このサプリを飲んで免疫力をアップして病気知らず!(都合よく願いを叶える)」となる。 
 
夕闇が迫る頃の、この場所はカメラマンが集まる。 
 
 
多くの民間療法は、人の不安や恐怖といった感情と抱き合わせで販売されている。そこで、新型コロナウイルス感染症の報道が繰り返され、国民の多くが不安や恐怖に襲われている今のような状況は、商売をする側からすれば絶好の機会になるわけである』。 
 
私はコロナに罹らないように万全を期してはいるが、もし罹ったら仕方ない。その時は病院に行くしかないと思っている。 
 
銀座三越のショーウィンドーに貼られた大量のバッジ。 
 
 
幸いに今までに大きな病気になったことも無いし、栄養補助食品のサプリメントも飲んだことが無い。10年くらい前に伊達市の石田内科で前立腺がんを発見されたが、それも偶然の検査の結果だったので、大したことではなかった。 
 
それでもその時に石田医師に発見されずにいたら、重症化して命に関わったかもしれないと思い、石田医師には今でも感謝している。 
 
1つ剥がして持ち帰った。「Think border, Meet borderless 」 
 
 
民間療法で重症化した友人がいる。 
彼はコロナではなく、腰痛から来る歩行困難だった。 
知り合いから「針治療が良い」と聞き、その世界では有名らしい治療院に通っていた。 
 
いつまで通っても、あまり効果が無いようなので、私は彼に言ったことがある。「半年も続けて駄目なのだから、病院に行った方が良い」・・と。 
 
工事中の築地市場跡地の「環状2号線」の塀のパラリンピックの絵。 
 
 
それでも彼は鍼灸師の「あと少しだ」という言葉を信じて、行くのを止めなかった。その後は悪化の一途で、1年近く経ったある日、家で動けなくなり救急車を呼んだ。 
 
そして聖路加国際病院に担ぎ込まれ診断の結果、「重度の肝臓障害」と判明した。「もう少しで命が危なかった」と言われ、そのまま入院となってしまった。 
 
「TOKYO 2020」の文字はそのまま残っている。 
 
 
彼は今もまだ入院しているが、1ヵ月以上も経ってもまだ退院できない。 
私より高齢ということもあり、私は心配している。 
 
それに聖路加国際病院は病室が個室しか無いので、1日の入院費は4万円くらい掛かるらしい。私がアドバイスをした時に病院に行けば、今ほど重症にはならなかったと思う。 
針灸が駄目とは言わないが、セカンド・オピニオンは必要だった。 
 
反対側はオリンピックの絵。 
「建物の解体工事が行われていた」(5月14日) 
 
 
(おまけの話) 
いつの時代にも、変なものが流行る。 
それも「健康法」となると、私の理解を越えるものが出て来る。 
 
またいつものように、マスコミがそれを取り上げるから始末が悪い。 
そして一定の支持を受けていても、いつの間にか静かに消えている。 
 
窓の拭き掃除にゴンドラがやって来た。(ポアンちゃんが見ている) 
 
 
いつのことか忘れたが、私の姉がどこから持って来たのか「紅茶キノコ」をくれた。これは紅茶を発酵させて、その中にキノコ風のものが出来上がったら、その紅茶を飲むという健康法である。 
 
私は見ただけで、「そんなものを飲んだら、中毒になる」と思い気持ちが悪くなった。 
姉には言わなかったが、しばらくしてから紅茶キノコを捨てた。 
あれはなんだったんだろう? 
 
窓拭きが終り、上の階にゴンドラが移動する。 
 
 
「自分の小便を飲む」という健康法もあった。 
取引先の一部上場企業の専務という立場の人が、これを実践していた。 
 
そして会合があると、必ずその「小便健康法」の話をした。「朝の一番搾りが良い」と言っていたが、それを機会に、その会社の株を売り払った。ところが当時は1000円もしなかった株価が、現在は1万円を越えている。 
 
ゴンドラが行ってしまったら、また寝る。(右に見えるのはロープ) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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