■築地市場の火事
(2015年6月24日) 我が家の窓からは、かなり遠くまで見渡せる。
銀座方面、月島方面、浜松町方面が見える。
残念ながら、レインボーブリッジやお台場は裏になるので見えない。
12時15分に築地場内市場から煙が上がった。
水曜日のお昼に女房と家でご飯を食べていたら、築地市場から煙が上がった。築地市場は水曜日が定休日なので「どうしたのかな?」と思った。
女房は「何か燃やしているのよ」と言ったが、私はどうも違うような気がして、カメラを取り出して窓から撮影の準備をした。
すぐに消防車が来たが、煙はドンドン大きくなる。
煙はドンドン黒く、高く上がって行く。
5分もしない内に消防車が何台もやって来た。
でも、なかなか放水が始まらない。
消火準備に時間が掛かるのか、赤い炎が見え出した。
赤い炎も見え出した。
消防が消火を始めると、すぐに煙の色は黒から白に変った。
そして、あっと言う間に消火が終った。
その間は約5分だった。
赤い炎が大きくなって来た。
昨年も築地市場で火事があったが、その時は漏電だった。
その日の火事も市場が休みの水曜日であった。
今回も同じく水曜日で、漏電ではないかと思う。
消火準備が整い水が掛けられたか、煙が黒から白に変るが煙の勢いは変らず。
もう築地市場も古くなり、移転をすることになっているから、あちこちで不具合があってもお金を掛けるのは勿体無いので直さないのではないかと思う。
それが火事に繋がっているのではないかと、素人の私は想像してしまう。
煙は白くなり、勢いも弱くなる。
先ずは大事に至らないで良かったと思うと同時に、東京の消防の威力を身近に感じた。
昔は火の見櫓に登って火事を見付け、半鐘を鳴らしたものである。
今では高層マンションが立ち並び、火の見櫓も姿を消した。
田舎にはまだ火の見櫓あるのかな?
かなり消火が進み、煙も勢いを無くす。
都会では火事の第一発見者は高層マンションの住民という、変なことが起きている。
ここからは火事だけでなく、色々な都会の営みが見える。
双眼鏡があれば、向こうからも我が家を覗いているかもしれない。
消火が進んだ頃になり、次々と消防車が到着する。
(おまけの話)
ここからの話は2020年6月に追記したものである。
では「現在の築地市場はどうなっているのか?」というと、大部分が東京オリンピックの為の大型バスの駐車場として完成している。
でも、オリンピックが延期となったので、今も全く利用されていない。
残りの敷地は豊洲移転が遅れた為に未完性となっていた、都道2号線の地下工事が行われている。
殆ど、鎮火した。
豊洲移転では小池都知事が「安全だが、安心ではない」と、訳の分からないことを言って都民を煙にまいた。築地市場の地下に埋められている
「原爆マグロ」も、どうなったのか分からないままだ。
その豊洲市場はコロナのせいで一般客の入場が禁止となっているので、
観光客を当てに開店した飲食店は大変な目に遭っていると思われる。
「泣き面に蜂」とは、こういうことを言うのだろう。
隅田川には念のためか、消防艇もやって来た。