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[2020.07.18]
■ベトナム(11)・・・田舎の生活 (おまけの話)
(2013年7月18日)  
 
朝起き出したら、この家の主はもう起きていた。 
「シンチャオ」と挨拶する。その後が続かない。 
 
ベトナム人の顔は日本人に似ている。 
言葉をしゃべらなければ、どちらか分からない人が多くいる。 
この家の主も、日本の田舎に行けばよくある顔である。 
 
コーさんのお父さん。65歳。 
 


田舎の朝は早い。 
2日目の朝6時に、生徒達4人で村の市場に行った。 
朝食の材料を買いに行くのである。 
 
冷蔵庫など無いのが当たり前の村だから、誰でも食事の為の材料は毎朝、村の中心にある市場に買いに行く。 
 
田舎の市場。 
 
 
もしかして冷蔵庫のある生活より、こちらの方が新鮮な物を食べられるのではないか? 
 
市場には大勢の村人が来ていて、朝から賑わっている。 
売っているものも色々とあり、見ているだけでも楽しい。 
 
タバコ屋。 キザミタバコか? 
 
 
どうも気になるのが、肉屋である。 
生肉をただ並べているだけで、ハエがたかり腐らないかと心配だ。 
売れ残ったら、どうするのだろうか?、これが気になる。 
 
魚屋では海の魚と、川の魚の両方を売っている。 
ナマズはみなの好物なのか、どこでも生きたまま売っている。 
同じアルミの大きな入れ物に、生きた蛙が逃げないように縛られて入っている。 
 
汚い台の上に肉が並ぶ。 
 
 
野菜売りはどこも新鮮だ。 
日本で売っているものと似ているが、たまに見たことの無いものもある。 
 
オクラは大きく、日本の3倍はある。大根は小さい。 
私は果物売り場で「ランブータン」と「ジャック・フルーツ」を買った。 
 
ここでランブータンを買った。 
 
 
村人は初めて外国人を見たのだが、割合に親しげに笑顔で応えてくれる。カメラを向けると、笑ってくれる。 
 
みんな親切なので、私は油断していた。 
まさか、警察に密告する人がいるとは思わなかったのである。 
 
田舎の魚屋は海と川の魚屋は別々である。 
 
 
朝食の後にバスで帰る私達4人はバイク組と分かれ、先にバス停まで送ってもらう。男子生徒が「すぐ近くです」と言った言葉を真に受けて、バイクで出掛ける。 
 
30分も走って着いた時には、バスの出発時刻に8分も遅れてしまった。 
「乗り遅れたー!」と思ったら、それから2分してバスはやって来たのである。これを「ベトナム時間」というらしい。 
 
大根、トマトは小さく、オクラは大きい。 
 
 
(おまけの話) 
私が警察署から戻って朝食の時間となり、みんなが一堂に会した。 
玄関のタイルの上に食べ物が用意されている。 
 
海老の焼き物、ハマグリをココナツジュースで茹でたもの、生春巻き、イカと野菜の炒め物、スープ、ご飯とフルーツである。 
この辺りは海老の養殖が盛んなようで、エビの焼き物は美味しかった。 
 
玄関先のタイルの上で、みんなで朝食。 
 
 
私が「美味しい」と言うと、生徒達は自分達の分まで私に寄越す。 
この国では年長者や先生は偉いのである。 
スープの鍋が廻って来たので、お椀に取ろうとして驚いた。 
 
元気に遊ぶアヒル。 
 
 
昨日まで庭先で元気に遊んでいた、あのアヒルの頭とクチバシが入っているのが見えた。さすがに食べ難い。 
頭は1つしかないので、年長者に食べてもらうらしい。 
 
では炒め物に入っていた肉は、昨日のあのニワトリか? 
自給自足と言うと恰好が良いように聞こえるが、田舎の生活というのはこういうことである。 
 
元気に遊ぶニワトリ。 
 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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