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[2009.04.28]
■イコロ農園に鹿が出る
イコロ農園のTさんからメールが来た。 
『暖かくなって来たので、イコロ農園にも鹿が頻繁に出てきて、ブルーベリーの新芽を食べたり、これからアスパラ・トウモロコシを食べたりします。伊達CCにも鹿の糞が多くなりました。』とあった。 
 
そして、『橋本さんの文章力で、北海道の鹿対策についての提言を書いてくれるとありがたいです。』と、なんとも難しい宿題を出されてしまった。 
 
イコロ農園の冬景色 


私の友人で、伊豆の宇佐美の別荘にイノシシが出て来て困っている男がいる。 
その時の私の提言は『罠を仕掛けて捕まえて、それをシシ鍋にしよう』というものであった。 
 
彼は10万円も出して罠にする檻を買ったが、『檻にイノシシが入ったらどうすればいいんだ?』と私に聞いて来た。 
そういえば、100キロもあるイノシシを捕まえても、その後のことを考えていなかった。 
 
では、イコロ農園の鹿はどうすればいいのか? 
私は同じように『鹿鍋』にして食べるか、ステーキにして食べることを考えている。 
でも、鹿の場合も肉になってしまった後のことは分かるが、捕まえてから肉にするまでのことが分からない。 
そこが問題だ。 
 
イコロ農園のピザ窯 
 
鹿も一生懸命に生きているのだから、私が鹿の立場になったら食べられたくない。 
だから、鹿対策は『自然に任せる』のが一番であると思う。 
鹿も居なくなってしまうような北海道になって欲しくないなー。 
 
イコロ農園の案山子 
 
それにしてイコロ農園の案山子は厚着だなー。 
関東地方の案山子は薄着である。 
写真の正面に見えるのが『有珠山』、その右が『昭和新山』、そして一番右で雪を頂いている山が『エゾ富士』と言われ北海道の人達が愛してやまぬ羊蹄山です。 
 
このブログに載せる写真を欲しいので、イコロ農園のTさんに写真を送るように頼んだ。 
そして送られて来たのが、今回の全ての写真である。 
私にとっては思い出深い写真ばかりで、早く伊達に行きたくなった。 
 
イコロ農園の田植え 
 
(おまけの話) 
鹿の話が出たので、『馬鹿』について考察してみた。 
東京で『バカ』とか、『バカみたい』と言われても、そんなに怒る人はいない。 
ある時には愛情を込めて『バカ』と言っているのである。 
でもその場合は言われた人が東京育ちという条件が付く。 
 
イコロ農園の炭焼き窯 
 
ところが、関西人がバカと言われると、相当に傷付くと聞いた。 
関西人は『アホ』ともあまり言わず、『アホと違うか?』とか、『アホなことを言わんといてや』などと言う。 
あくまでもその人をバカとは見做さず、婉曲に『バカなことを言うと、アホと間違われるよ』みたいな言い方をする。 
 
ただ、最近の東京は地方出身者が増えたので、バカと言われると怒る人も増えているのに違いない。 
北海道では『バカ』のことを、なんと言いますか? 
それは差別用語なので、『頭が少しだけ調子の悪い人』なんて言うのかなー? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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