
心の伊達市民 第一号
ウズベキスタンから来た「ラーちゃん」
ブログ閉鎖中の話題(2015年1月28日)
今回の話は犬好きの人には分からないだろうと思う。
実は私も以前は犬好きで、猫は嫌いだった。
それがヒョンなことから我が家に猫がやって来て、それ以来、我が家にはいつも猫がいるようになった。

2011年のラーちゃん。 (小金井の自宅で)
いま我が家にいる猫は「ラーダ」という名前である。愛称は「ラーちゃん」だ。
生まれはウズベキスタンという、私も行ったことのない国からやって来たのである。「ラーダ」というのは、当時のソ連の高級車の名前だそうだ。
「ラーちゃん」は私の甥っ子が商社マンで、ウズベキスタンに駐在していた時に町で拾って来た野良猫である。彼がウズベキスタンから国内勤務となり出張が増えた。それで独身男が猫を飼い続けるのが難しくなったのである。
仕方なく我が家で引き取り、それ以来、我が家にはいつも猫がいるようになった。

ラーちゃんは紙袋に入るのが好きだ。
我が家に来たのは13年くらい前で、夏の間、私達が北海道に滞在していた時も一緒に伊達市まで連れて行った。ラーちゃんが落ち着いた生活を送れるようになったのは3年前からで、私達が伊達市に行かなくなってからである。
飼い始めて分ったが、最初の頃は日本語が分からなかった。
こうしてみると、ラーちゃんは「数奇な運命に振り回された猫」と言うのだろうか?

日向ぼっこをしながら、大あくび。(小金井の自宅で)
小金井の田舎から中央区という都会の真ん中に引っ越した時は、ラーちゃんは41階という高さは初めてなので、怖がって窓には近付かなかった。
それが今では窓辺に寝そべって、窓から都会の風景を眺めている。もうすっかり都会の猫になっている。
なんだか顔つきも垢抜けて来たように感じるから、私は全くのバカオヤジである。

毛布に包りご機嫌のラーちゃん。
ラーちゃんは朝5時になると私の部屋に来てベッドに乗って「起きろ!」と顔を舐めるが、知らぬ振りをしていると次には耳を噛む。
そうなると仕方ないので私は起き出して、残りの餌を片付けて新しい餌と水を与える。そして、前夜のトイレの始末をする。

ドアのガラス部分から室内を覗いている。
私の朝食の時は私の横に座り、私の食べたヨーグルトのカップを舐める。
そして、少しだけバターをあげると、それを合図に去って行く。
去って行った先は女房のベッドである。 これを毎日、繰り返す。

写真を基にイラスト画を描いてもらった。(2012年)
午前8時になって、娘が起きて来ると嬉しそうにすり寄って行く。
世話をしているのは私なのに、私に感謝の気持ちも表さない。
なんか納得できないが、それでもラーちゃんは可愛い。
最近は寝てばかりいるが、考えてみたら、ラーちゃんは人間の年で言えば80以上になっている。もうとっくに後期高齢者なのである。

カーテンの陰でお手入れをする。(勝どきで)
(おまけの話)
結婚して子供が幼稚園に入る頃に、我が家ではシェパードを飼った。
名前はアニーと言った。アニーは10年くらいで癌で死んでしまった。
そしてしばらくして、女房がイギリス人の友人から2匹の猫をもらって来た。

居間を我が物顔で歩く。
「ベル」と「マルタン」という名前だった。
2匹は仲が良く、ベルはいつもマルタンんの尻尾をしゃぶっていた。
ベルは16年くらい生きた。残ったマルタンはそれから1年半くらい経って死んだ。
飼い猫が死ぬのを見て、もう動物は飼いたくないと思っていたが、女房と2人きりになると寂しくなる。お互いに会話も少なくなり、間が持てなくなる。
そこへラーちゃんがやって来たのである。

カメラを向けたら、こちらを見た。
そしてラーちゃんの話題が中心だが、また会話が復活した。
長年、連れ添った夫婦というのは何か言うと「分かっている」ということになりがちで、そのマンネリを打破するには猫を飼うのが良いと分かった。

最近は寝てばかり。(2015年)
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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“悩める女性の力になりたい”「Thyme on greentea @ツケダ薬局本店」
ツケダ薬局さんと出会ったのはこの夏のことでした。 普段元気な筆者にはあまり縁のない「薬局」という場所でしたが、この時はまったく別の用事で訪れたのでした。 食品や化粧品・衛生用品・雑貨などが並ぶ大型のドラックストアとはまた違う雰囲気の薬局は、「病気を前提に少し緊張感を持って入るところ」。 そんなイメージを勝手に持っていました。 けれどもツケダ薬局さんは違いました。 入った瞬間になんとなく温かく優しい空気を感じました。 そして、気になった薬局店内にある「薬膳カフェ Thyme on greentea 」の看板。 いつか取材させていただきたい!と3ヶ月想いを溜めていたのでした。 今回、取材に応じてくださったのは「ツケダ薬局」取締役の附田 綾さんです。 綾さんは釧路のご出身で、長らく行政の保健師としての立場で健康相談・指導をされてきました。 ご結婚後、密かに温め構想を持っていらしたこと。 それは。 「もっと薬局の敷居を下げたい」 「気楽に立ち寄って、皆様に健康になってほしい」 「悩める女性の力になりたい」 ということでした。 そしてそれらを総合した『街の保健室計画』のもと、2019年9月にオープンされたのが「薬膳カフェ Thyme on greentea 」でした。 ↑明るく気取らない心地よい空間。 ↑可愛い椅子が並びます。 綾さんは保健師の資格の他に、国際中医専門員としての資格をお持ちです。 日本的に言えば漢方相談員。 皮膚の悩みと不妊の悩み・更年期などを中心に体のあらゆる悩みの相談に乗ってくださいます。 時には不登校の悩み相談も。 「相談」の場は、「薬膳カフェ Thyme on greentea」のスペース。 メニューには、いかにも体に良さそうなドリンクが並びます。 ↑筆者はクラフトコーラとグリーンサブレを注文。丁字の香りが心地よい刺激で私好み。青汁が混ぜ込んであるサブレはサックサクですごく美味しい♡ ↑奥の厨房で注文品を作る綾さんの姿はまるで調剤をしているように見えました ^^ 「人間の体は口に入れるものからできています。 一方で心の動きもありますね。体の不調はその方の「体質」によるものなのです。 けれども、心も体もスパっと割り切れないのが人間でもあります。 もし、相談にこられた方が占いで体調が良くなるのならそれがベストだと考えますし、マッサージでよくなるのならそれがベストなのだと考えます。 相談者の方に合う改善策が必ずあるのです。 ですので、私は中医専門員としてあるいは保健師として改善のお手伝いをさせていただきます。 こちらでは、中医学や分子栄養学などの理論からアプローチをして改善策をご提案しています。 ひとりでも多くの方に健康になっていただきたいと心から願っているのです。」 すこぶる納得。 そしてとても不思議な感覚でした。 取材で訪れているのに、何故か心が癒されていく。 それはきっと綾さんがもつエネルギーのなす技なのだと思いました。 夏に初めて訪れた時の「なんだか温かくて優しい空気」を発しているのは綾さんだったと気づきました。 ↑ご相談ご希望の際はご予約されることをお勧めします。 ツケダ薬局さんはレンタルルームとしても利用できます。 ↑月に2度 「お耳セラピー ソエルテ」さんの体験会が開催されたり。 ↑月に1度 「手作りコスメとアロマの フランジバニ」さんの体験会が開催されたりなどしていますし。 数店出店していただく健康になるためのイベントなども企画されたりしています。 それらも全て。 「薬局の敷居を下げて、気楽に立ち寄って皆様に健康になっていただきたい。そのお手伝いがしたい。」 そんな綾さんの強い想いからのものなのですね。 1時間ほどの取材ののちには、心も体もスッキリしていたことには驚きました。 心地よい薬局を見つけてしまいました。 ↓ツケダ薬局さん入り口。店舗裏に駐車場があります。 体の不調を感じている方。 ぜひ、ツケダ薬局さんの綾さんを訪ねてくださいね。 もちろん、お茶タイムだけでもOK ♡ 気軽に入れる薬局です ^^ 心が元気になりますよ♡
Rietty
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