
心の伊達市民 第一号
東京オリンピック(1)・・・22日前
東京オリンピックの中止運動があったりしたが、いよいよ7月23日に開会式が行われることが最終的に決定した。当初の計画より規模を縮小し、観客は1万人か競技場の50%のどちらか少ない方となった。
しかし国際オリンピック委員会(IOC)関係者はこの人数に含まれていないようだ。
またJOCはスポンサーに気を使って競技場での酒類販売も行うような話が出ていたが、多くの反対に遭い、またスポンサーからの申し入れもあり酒類販売は中止となった。

オリンピックまで「あと30日8時間53分51秒」(6月23日)
我が家のすぐ近くにオリンピック村があるし、家からも見える築地市場跡地は選手、関係者の送迎車輌の駐車場となっている。競技場も豊洲市場の先の有明地区に何ヵ所か準備されている。
その競技は有明テニスの森で「テニス」、有明アーバンスポーツパークで「BMXレーシングとスケートボード」、有明体操競技場で「体操」、有明アリーナで「バレーボール」などが予定されている。
有明は中央区の隣の江東区にある。
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マンション前の環状2号線は9月30日まで通行止め。
マンション脇を通ってオリンピック村に繋がる環状2号線は、既に6月23日から勝どきから先は9月30日まで通行止めとなっている。オリンピックの為に検問所を設けたり、専用車線の工事をしているようだ。
その為に銀座や新橋で飲食店を経営していた人は、豊洲市場に仕入れに行く時に環状2号線を使えなくなった。そうなると晴海通りを行くので、遠回りで混雑に巻き込まれる。
飲食店はコロナで痛め付けられ、外国人選手達はオリンピック村から外に出ず、追い打ちをかけるように政府は「観戦の後は直帰」と言っているのだから気の毒を絵に描いたようだ。

前方に見えるのがオリンピック村
実際のオリンピック競技が始まるのは7月21日である。
開会式より先に競技が始まってしまうのも、なにか変だと思っている。
カウントダウン時計は7月23日には「ゼロ」を示すのだろうか?
開会式の翌日は「プラス1」と表示されるのだろうか?
或いは時計自体を撤去してしまうのか、それが気になっていて「見に行かねば」と思っている。

オリンピック村の入口にはテント張りの検問所が見える。
6月19日に成田空港から入国したウガンダ選手団9人の中の1人が、空港のPCR検査で陽性となった。残りの8人は泉佐野市に入ったが、更にその中から1人が陽性となった。
オリンピックには発展途上国からも多く参加するので、これからも陽性者が出る恐れがある。選手村で陽性者が出たら選手村は私の住む中央区にあるので、その所管の保健所は中央区になる。
万が一、クラスターでも起きたら、我々区民はどうなるのか?

振り返れば環状2号線沿いに私の住むマンションが見える
「通行止めとなった、環状2号線のオリンピック村の辺りはどうなっているのか?」と思い、私はカメラを持って出掛けて行った。写真を撮って戻る途中で、夕立が来た。
慌てて近くのマンションの屋根の下に入った。雨宿りである。雨宿りなんて、何年ぶりだろうか?
目の前の朝潮運河の水面を夕立が激しく叩くのを見ながら、雨の上がるのを待った。やることも無いので濡れるのを覚悟で運河に近付き、水面に出来た波紋を撮影した。
なんだか子供の頃に返ったような気がした「ひと時」だった。

環状2号線の真ん中に工事用事務所らしきものがある。
今回の東京オリンピックは、本来は去年の7月に開催されるはずだった。
それが新型コロナウィルスの蔓延で、1年の延期となった経緯がある。
延期になってもコロナ感染が収まらず、再々延期とか中止とか、色々な意見があった。
思い出してみると、最初からケチが付いていた。
エンブレムの模倣問題、メインスタジアムの設計発注キャンセル、JOC会長の辞任など、大きなことだけでも3つもあった。やはり何ごとも出だしが肝心なのであったなー。

朝潮運河の水面に、雨で出来た「波紋」
(おまけの話)
6月30日の午前中に、私は2回目のワクチン接種を行った。
前回と同じマンション1階のクリニックである。
2回目の接種の方が1回目より副反応が出ると聞いていたので、この日は家に戻り静かにしていた。
まだ1晩寝ただけだからハッキリは言えないが、今のところ大丈夫そうだ。
とりあえずは、少しだけだが安心になった。

都バスもオリンピックで規制されて、ビックカメラと床屋に行くのが不便になった。
ところで気になっていたことがある。それはワクチンの価格である。
製薬メーカーと契約者の間でワクチン価格は、守秘義務として公開出来ないことになっていた。
ところが迂闊にもベルギーの予算担当大臣が、購入数と金額の書かれた一覧表をネットに投稿してしまったのである。その投稿は30分後に削除されたが、もう遅かった。

その表によるとEUが契約した価格は1回分が、アストラゼネカが約225円、モデルナが約1860円、ファイザーが約1520円だった。ワクチン接種は2回、行うので、1人分としてはこの2倍である。
日本の契約価格は公表していないので不明だが、1回分が2000円と言われている。しかしワクチンがどのくらいの期間、効果が続くか不明であるから、今後、更に接種が行われたら国家財政はコロナで破綻してしまう恐れがある。どうすればいいのだろうか?

雨が上がったら、朝潮運河のテラスのパイプにスズメがやって来た。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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むしゃなびエリア(胆振・虻田地区)にて 会いに行ってみてほしい ”人” にフォーカスする企画 【あの人に会いに】vol.5 今回は、豊浦町の 『パン・菓子工房mem』 田中イェイツ養子(やすこ)さんです。 シュタイナー教育に惹かれ、豊浦町へ 養子さんは伊達市大滝のご出身で、ご実家は有機栽培の『アンパン&やんま農場』。大滝の大自然の中で育ち、高校はシュタイナー教育*を実践する『いずみの学校』へ進学しました。(当時はNPO法人、現在は高等専修学校。) 卒業後は国内外様々な場所で暮らしたのち、オーストラリア人の旦那様とご結婚され、出産。長女の成長を見守るうち、シュタイナー教育* が合うかもしれないと感じたことがきっかけとなり、豊浦町に移りました。 ご自身も通ったうえでお子さんの進学先にも選ばれたことは、母校への信頼を感じますが、当時はどのように体感されていたのでしょうか。 「一番記憶に残っているのは、先生方のこと。先生って子ども達のことをこんなに想ってくれているんだ!と。反抗期でトゲトゲしていた中学時代を経たというのもあると思うけど、”先生方って良い人なんだ”って気付けたというか……」 ちなみに、当時の先生方の多くが、今もいずみの学校にいらっしゃるそうです。 「授業もおもしろかった。覚えているのは、いろんな職業の人が来て、話を聞く授業。牧師さんとか、議員さんとか」。養子さんはいずみの学校の”第1期生”! 当時は高等部の保護者が毎春、校舎を作りに行っていたとか。さすがは『親と先生でつくる学校』ですね。 *シュタイナー教育とは……哲学者であるルドルフ・シュタイナーが提唱した、個性の尊重を重視した教育法。子どもの心身の発達を7年間のまとまりとして捉え、それぞれの年齢に応じた環境を準備し、ふさわしい働きかけをする。芸術作業を取り入れていることや、15年の一貫教育や8年間同一担任などが特徴的で、子ども自身の中にある学ぼうとする意欲を引き出しながら、人間の『意志、感情、思考』をバランスよく育んでいく。ドイツを中心にヨーロッパやアメリカなど世界60カ国、1000校以上が実践し、約100年もの歴史がある。 子育て真っ最中の姉妹がつくる、パンとお菓子 工房にあるお庭からは、いつも子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。 『パン・菓子工房mem』は 養子(やすこ)さんとお姉さんの文(あや)さん、 子育て真っ最中の姉妹で営まれています。 養子さんは3歳~8歳の3児の母、 文さんは11歳~21歳の4児の母です。 養子さんが豊浦に移って来たタイミングで、先に豊浦に住んでいたお姉さんと一緒に何かしようか、と始まりました。元々趣味でパンを焼いては友人知人にふるまっていたところ評判が良く、「売れるよ!」と声をかけてもらっていたことも後押しとなりました。 起業という選択、全てが自分次第に パン・菓子工房を始める際に、夫婦で会社を立ち上げることを決意。2022年、34歳の頃でした。国内外を大移動され、様々な経験をされてきている養子さんですが、直近のターニングポイントはこの『起業』だそうです。 「それまでは雇われてきたけど、自営になると全部自分の責任になるから。誰にも何もなすりつけられないし……やるもやらないも自分次第」 当時はまだ赤ちゃんを抱えながらの起業でした。「思いたったら即行動してるかな、後回しにしたら後悔するから」。起業の準備期間が子ども達の入園・入学と重なってしまったそうですが、それでも「子どもを言い訳にしない、絶対やればできると思っていて」と言う養子さんは乗り切りました。 「はじめた頃は(パンをつくるのも)子どもが寝たタイミングで!みたいな感じだった」。現在も、3歳の末っ子がいつも一緒です。 天然酵母でつくるパン memさんのパンは自家製の天然酵母でつくられています。イーストではなく、植物や果物からおこした酵母がパンを膨らませてくれます。 「カフェで働いていたときはイーストで作っていたけど、酵母がおもしろくて。その辺に生えているもの、庭のミントやオレガノなどから酵母がおこせるのが面白い!」 酵母の起こし方は、密閉容器に水と果物や植物を入れ、温度管理をして見守るだけ、といたってシンプル。ですが、酵母は生きていて、奥が深いのです。 「面倒を見れば見るほど元気になったり、でもいじりすぎてもダメだったり……。常に気にかける」。家を空ける時は一緒に連れて行ったりもするそうです! memさんのパンを手にとられた際には、ぜひ手塩にかけられた酵母たちにも想いを馳せてみてください。 今後の展望をお聞きすると、「工房での対面販売をオープンしたい!」とのこと。 現在の対面販売は、事前予約制の定期販売のみ。曜日が決まっているので、気になる方はお電話にてお問い合わせください。 【パン・菓子工房 mem】 北海道虻田郡豊浦町船見町127-13 お問い合わせはお電話にて:0142-82-7739 <<委託販売先>> ・天然豊浦温泉しおさい(豊浦町浜町109) :金曜日PM ・天花地星(伊達市末永町58−1) :火曜日PM ※ 日時は変更することがあります。 <<週末イベントに出店することも!>> インスタグラムで都度お知らせしていますので、 ぜひフォローしてチェックしてください。 ↓ ↓
misaki
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Rietty
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