【節電】
暑い日が続き東京電力は供給電力が不足気味となり、国民に「節電のお願い」をしている。政府は節電に協力すると、2000円相当のポイントを支給すると言う。
そんなことより原発を動かせば、一発で解決する。福島原発事故で亡くなった人はいないのに「止めろ!」と言われる。

自動車事故で亡くなる人は多いが、誰も「自動車を止めろ!」と言わない。なにか変だ。私の6年前のホーチミン市滞在中には、1日に1回か2回の停電があった。
東京タワーも点灯時間を1時間遅くした。贅沢に馴れた日本人にも、たまには停電もいいかもしれない。


東京タワーは節電で、点灯を8時からと1時間遅くした。 


【節水】
6月27日に例年より極端に早く「梅雨明け宣言」が出た。
その頃から暑い日が続き、テレビでは「危険な暑さ」と伝えていた。
そうなると夏に向かい水が足りなくなるだろう。そして「節水」を言われるのだろう。

そこで我が家では一足早く、風呂に入れるお湯の目盛りを「3から2」に1つ下げた。
その結果は特に問題は無かった。小さなことでも、みんながやれば節水になるだろう。
和田倉門公園の噴水も、水を止めたようだ。


 「和田倉門公園の噴水」は休止(噴水は節水か? 節電か?)

【ミスト噴射】
地球温暖化が影響しているのかどうかは不明だが、暑い日が続いている。
政府から「節電のお願い」と言われても、クーラーを使わなければ家の中で熱中症になってしまう。本当はクーラーのある部屋でノンビリと本で読んでいるのが快適なのだが、私は出掛ける。

6月の後半頃から銀座三越デパートの近くで、ミストの噴射が始まった。
ここを通る時は、必ずミストに当り休んで行く。
でもこれは電気も水も使うのだが、「節水」と「節電」に逆行していないだろうか?


 銀座・晴海通りのミスト噴射

【アート】
最近はアートのイベントが少ないような気がしている。近場でアートの無料イベントを探してみた。
「エルメス」は定期的にアートの展示をしているが、今回の展示もまた難解だった。
「和光」は6階で素晴らしいアートを見せてくれるが、これは商売で6月は白磁作品を並べていたが、100万円を越す値札が付いていた。

4丁目角の「リコー」は理由は不明だが「休廊中」と出ていた。
「資生堂」は8月末まで休館となっている。やはり「アートは秋」なのであろうか?


「銀座・和光」のギャラリー「白磁器」の展示

【映画】
6月は映画を6本見た。見た順番は「スパイ アンド オフィサー」、「トップガン マーヴェリック」、「プラン75」、「ピクニック」、そして「ナワリヌイ」である。「ピクニック」はエルメスの映画館で無料だった。
最後に見た題名の「ナワリヌイ」はロシアの反体制派の活動家の名前で、2020年に起きた毒殺未遂事件後の話である。

ナワリヌイは自分の命を狙う者の正体を暴くために、チームを組んで調査を行った。 緊迫の調査現場に密着したドキュメンタリー映画で、体制派で毒殺に関わった科学者に騙しの電話をして毒殺失敗の原因を話させた。そしてそれを世界に公開したのである。
プーチン大統領の恐ろしさと、ロシアの闇がよく分かる怖いドキュメンタリー映画だった。 


  映画「ナワリヌイ」★★★

【浜離宮恩賜庭園】
朝から気温が30度を越して暑いので、涼を求めて浜離宮恩賜庭園に行ってみた。
庭園に行くまでが暑い。入口に着いた時には、体中が汗ビッショリとなってしまった。
一番奥の運河に面したところにベンチが置いてあり、具合が良いことに木陰になっている。そのベンチに座り、持参した本を読んだ。昼になったので、コンビニで買って来た「おにぎり」を食べた。

木々を通して吹く風と、運河の上を通った風が心地良い。ヒンヤリとまではいかないが、適度に涼しい。こんな暑い日には、公園には作業員以外は誰もいない。公園を独り占めして、贅沢に涼を楽しんだのである。


 木陰のベンチで読書をした。

【竜舌蘭のその後】
築地銀座公園に植えられた竜舌蘭では、かなり長い間、私を楽しませてくれた。
真ん中から真っすぐに上空に向って伸びた茎に枝が出て、その先に蕾が付き、そしてそれが花となって咲いた。公園には6本の竜舌蘭が植えられているので、陽当りの加減で順番に花が咲いて行った。

ネット情報では「花が終ると竜舌蘭は枯れる」と書いてあった。
私は「どんな具合に枯れて行くのかなー?」と思い、花が終った後も見続けた。
ところがネット情報とは大違いで、花が散ったところから葉っぱが出て来て伸びて来ている。この先は「どうなるのか?」。しばらくは見続けなければならなくなった。


 「竜舌蘭」の花が終り、葉が出て来た。

(おまけの話)
【エスカレーター事故】(写真は事件とは関係ない。大江戸線「新宿西口」へのエスカレーターです)

映画「ナワリヌイ」を見に、新宿へ行った時のことである。
新宿ピカデリーで入場券を買い、かなり時間があるので外へ出ようと思いエスカレーターのところに行った。私の前を80歳くらいと男と、その娘らしい女性が歩いていた。
エスカレーターは下りで、女性は先にさっさと乗って降りて行った。
男は私の前にいて、なかなかエレベーターに乗ろうとしない。


 大江戸線「新宿西口駅」のエスカレーター

近付いて様子を見たら、エスカレーターの右手でベルトを触っているが足が出ないのである。
私は「危ないなー」と思って更に近付いたら、右手で掴んだベルトが先に行き男は足が出ないので前のめりとなった。
このままだと「金属製のエレベーターの段に顔から突っ込む」と思い、私は思わず後ろから男のズボンのベルトを掴んだ。

しかしかなり太った男なので、私は引っ張り戻すことが出来なかった。
そして私も男に引き摺られて、エスカレーターに乗る羽目になってしまった。
私は「どうしようか?」と思ったが、前屈みになった男のベルトを掴んだまま下るしかなかった。


 手摺のベルトはご注意だらけ。

すると誰かがエスカレーターの緊急停止ボタンを押してくれたらしく、やっとエスカレーターが止まった。下から若い女性が上って来て、下から男を支えてくれた。そして私と彼女の2人で男を立たせた。
上に戻った方が早いので、男に上るように言ったのだが男は1段の高さに足を上げられない。

仕方ないので私が足首を持って、1段ずつ上らせた。その頃になり、やっと娘が戻って来たが、私にはお礼も言わなかった。別にお礼が欲しくて助けたのではないが、私が居なけば大怪我をしていたことは間違いない。
エスカレーターに乗れない父親を置いて、先に行ってしまう娘も困りものだ。


 このベルトは「抗菌仕様」らしい。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

    山本英次
    山本英次

    映画好きのH君に倣って、午前10時から「峠・最後のサムライ」と12時から「トップガン・マーヴェリック」を連続で観た。役所広司主演の「峠」は、司馬遼太郎著の文庫本上・中・下の3冊を2時間に纏めるには苦心の跡が見える。評判は良くなかったが、私には感動を覚える作品であった。「トップガン」はこれまで通りの見せ所を知った作り方で良かった。半日を潰した映画鑑賞であったが、久しぶりに満足の一日であった。

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