心の伊達市民 第一号

今年は「うさぎ年」

(2023年の最初のブログです)

今年も感激も無く、なんとなく正月を迎えた。
デパートは2日から開店しているし、コンビニは元旦も開いている。
正月の雰囲気を壊しているのは、これらの商売人ではないかと思ってしまう。

12月26日に日本橋に行ったら、25日までのクリスマスの飾りは取り払われて、既に門松が立てられていた。商売人は「変わり身が早い」と、この時にも感じた。


半アナログ人間の私は「2023年」の手帳を買った。



昨年は「寅年」で、今年(2023年)は「卯年」になった。
私の母の干支は「卯」だったので、もし今も生きていれば「108歳」である。
この年齢を見ると、「私も年をとったなー」と、今さらながら実感が湧いて来る。

ネット情報だと『2023年の干支は六十干支では「発卯(みずのとう」にあたる年で、『これまでの努力が花開き、実り始める』という嬉しいことが書いてあった。
なんだか新年早々、嬉しい気持ちになっただけでも幸せである。


 銀座「和光」のショーウィンドー



ところで「干支とはなんだろう?」と疑問を持った。年をとると疑問も増えるから、私は変だ。いつものようにネットで調べたら、『中国では年月を知る目安に用いられた木星が、約12年で天体を一周していた。それを1年ごとの運行区画に名前を付けたものが、現在の干支になっている。後に12種類の名前を覚えやすいように、動物に当て嵌めたものが一般に浸透したと言われている』。

そうかー。また一つ利口になった。
ではアメリカの1ダースの12はなんだろう? これも調べたら「なるほどー」と思ったが、ここで説明するには紙面が足りないので、次のURLをクリックして欲しい。
【12の数字の不思議】・・・https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=56797?site=nli


日本橋「高島屋デパート」のショーウィンドー



過ぎ去った「寅年」は酷い年だった。
株式市場の格言では「寅年は千里を走る」とされていて、格言通りに「ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル発射、世界的な金利上昇、安倍元総理の暗殺事件、それに伴う宗教と政治の関係、収まらないコロナ騒動」と、株式市場にはマイナスばかりだった。私もその影響を受けて、僅かな投資金もマイナスのまま終った年だった。

今年は新年から気を取り直して、2日に「皇居一般参賀」に行こうと思っていたら、今回は予約制になっていた。
気が付いた時は締め切り後で、新年早々にマイナスから始まってしまった。
干支の数が12である理由は、古代中国の天文学が発祥と考えられているそうだ。


日本橋「高島屋デパート」の門松



正月休みは「毎日が日曜日」の私には困ってしまう。先日もマンションの友人達とカフェで昔話をした。その時に『今の日本は休みが多いなー。我々の若い頃は、休みは月2回の日曜日だけだった。それが段々と休みが増えて行って、毎週土曜日も休むようになった。更に新しく休日も増えた』という昔話になった。

2023年の日本のカレンダーによる休祝日と土曜日の休みは、なんと117日にもなる。
更にこれに年末年始と夏休みが加わる。
これは大凡だが「2日弱働くと、1日休み」になるから、驚きだ。


私の住むマンションの門松



長く行っている習慣というのは止め難い。どうするか迷ったが、家族が行くと言うので元旦に初詣に行った。今年の私は住吉神社、波除神社、築地本願寺と3ヶ所にもお参りしたが、果たしてそれで良いものかどうか?

そこでいつものようにネットで調べたら、「お正月は年神さまを家に向かえる行事」で、「初詣はお正月に氏神様に挨拶に行く」という習わしだそうだ。だから神社とお寺での両方に挨拶に行くのは良いことのようだ。
今年こそはコロナもウクライナ戦争も終息して、良い年であって欲しいと強く神仏に願った私である。


築地本願寺の正月飾り



今年の元旦は深夜から波除神社に行くのは止めた。深夜に神社の前で0時を待つのが、もう面倒になったのである。そこでその代りに昼前に、ノンビリと私の住吉神社、波除神社、築地本願寺に初詣に行った。

本願寺では「本願寺クラブ」という門徒の為の倶楽部があり、『午前9時から本願寺クラブの人を対象に、抽選会を行います』と知らせて来たのも行った理由の1つである。抽選の結果は「ハズレ無し」なので、オリジナル・トートバッグだった。
帰りは波除神社で飲んだ「お神酒」が効いて来て、歩くのは面倒になり都バスに乗ってマンションまで戻った。


写真で気持ちだけ「お年賀」を。



(おまけの話)
昔のことを言うと『またジジイが・・・』と言われそうだが、その後に続くだろうと思われている『良かった』ではない。子供の頃のお正月は「元旦に父からお年玉をもらった』、『お節料理を食べて、百人一首などをした』。天気が良ければ表に出て、『羽根つきをした』。そして『炬燵に入って、手が黄色くなるほどミカンを食べた』。

テレビは無かったので、余った時間になにをしていたのか? 思い出せなくなっている。ところが最近は核家族になり、更に都会のマンションでは炬燵も無い。故郷の無い者(私)は、町へ出て行くしかない。 


店に入るとカニの水槽がある



いつの頃からか、我が家は1月3日には「かに道楽」へ行くのが恒例となっている。
正月はどこの店も大繁盛で入れないことが多いので、私は1月3日に「かに道楽」へ行った帰りに翌年の1月3日の予約をするようになった。

そして1月3日の午後6時に、銀座8丁目の「かに道楽」へ行ったのである。
店内は正月だというのに空席が目立ち、なんだか例年と様子が違う。
奥の個室に案内されて、いつものように同じものを注文した。
いつも我が家はメニューを見なくても大丈夫だ。いつも同じものしか頼まないからだ。


 価格が上がりメニューも新しくなった



今年の「かに道楽」の値段は、ご多分にもれず世間と一緒に上がっていた。
私は日々の買い物をしないので、インフレをあまり感じていなかった。
ところがである。カニはロシアから来るのか、驚くことに昨年の50%アップの大インフレだった。

そのせいで昨年は満席だったのに、今年は客席の40%くらいしか埋まっていなかった。
「これをいつまで続けるか?」と考えていたのだが、また帰りに来年の1月3日の予約をしてしまった。懐具合のこともあるが、その時にも健康でいられるか? それが問題だ!


「かにすき」(5280円)

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コメント

  1. Shinji

    Shinji

    返信

    予約は入れておいて、都合が悪くなれば、キャンセルすればいいでしょう。でも、一年前から予約可能という店は、珍しいのではありませんか?

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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