心の伊達市民 第一号
毎年12月31日の午後11時45分からNHKで、「ゆく年 来る年」という放送がある。
これは1955年から始まったそうなので、もう67年もやっている。
それでも私の年には敵わない。そこで私的に「ゆく年 くる年」を考えてみた。
「ゆく年も くる年も」、ほとんど変化が無いのが高齢者である。
今年も「どうでもいい話」を書き連ねて来たが、これを2022年最後のブログとしたい。
*今回の写真は2022年に応募したフォトコンテストのものです。
「ゆく年」(2022年)のブログを読み返して、12月までのトピックを振り返ってみた。
*1月「東京に4年ぶりの大雪」・・・1月6日に大雪が降った
*2月「オミクロンに罹ったか?」・・・自室で隔離したが陰性だった。
*3月「奇跡の竜舌蘭が咲いた!」・・・70年に一度の花が咲いた。
*4月「房総半島の春」・・・・・友人に誘われて、車で房総半島へ行った。
*5月「3年ぶりの神輿」・・・・コロナで中止していた鉄砲洲神社のお神輿が出た。
*6月「水元公園の「花菖蒲」・・・花菖蒲を見に行った。
*7月「安倍元総理の葬儀」・・・非業な死を遂げた安倍元総理の葬儀に行った。
*8月「最後の幸運かも?」・・・「東京パラリンピック1周年記念イベント」の無料招待券に当った。
*9月「ホーチミン市から来たニエンさん(1)」・・・ベトナムから旧知の日本語学校の先生がやって来た。
*10月「『8020』を知っていますか?」・・・中央区の歯科表彰を受けた。
*11月「皆既月食を撮る」・・・皆既月食と天王星食が同時に起きる現象を撮影した。
*12月「「町中華」を食べに行く」・・・浅草に焼きそばを食べに行った。
1月から12月までに投稿したブログの数を調べてみて驚いた。
なんと277話も投稿していた。1話に10枚の写真だから、1年で2770枚の写真を載せていたのである。
今年も多くの写真を撮った。そしてフォトコンテストに応募した。
全く無理なフォトコンテストには、最初から応募していない。
今年の応募は「海上公園フォトコンテスト」、「交通総合文化展」、「港区観光フォトコンテスト」、「大回廊フォトコンテスト(千代田区)」、
「中央区観光フォトコンテスト」、「仏教伝道協会カレンダー」、「文京区観光フォトコンテスト」、「川の写真コンテスト」、そして無理と分かっている「EPSONフォトmeetup」の8つである。
すでに文京区からは「落選」の通知が来ている。更に連絡が無いコンテストは、たぶん落選なのだろう。
以前に「お台場の花火」のことを書いた。
その時は「音」だけで見られなかったので、確実に見られる「豊海埠頭」に行った。今回はリベンジ花火なので、確実に撮らねばと思った。
午後7時に始まった花火は、レインボーブリッジの左端に上がった。
でもたった5分の花火なので、色々な工夫をして撮影する時間は無かった。
この花火で2022年を送り出したような気持になった。(花火写真は別のブログで)
「くる年」の2023年の希望だが、最初から躓いた。
それは毎年1月2日に皇居で行われる一般参賀のことである。
コロナの影響で2年間も中止されていたのだが、来年は行われると聞いたので「行こう!」と思っていた。12月9日の夕方のニュースで、このことが取り上げられていた。
ところがである、最後に「来年の一般参賀は予約制となり、9000人の枠は埋まりました」と伝えていた。
私は『えー!』と思いガッカリした。予約制とは知らなかった。こんな調子では、来年はどうなるか?
そこで来年の目標である。
1、どこでもいいから1つだけでも、フォトコンテストに入選したい。
2、健康で病院に掛からないようにありたい。
3、しばらく休止していた「都心を歩く会」を再開したい。
4、今年を同じように、元気で過ごしたい。
5、女房から『ボケたんじゃない!』と言われないようにしたい。
いずれにしても私の希望は大したものではなく、努力すればなんとかなりそうなものばかりだ。
(おまけの話)
12月になり、ロサンゼルスに住む親戚のIさんから、ハードカバーの立派な本が3冊届いた。それらの本は彼の自費出版のもので、全て英語で「THIRTY-SIX SCENES OF LOS ANGELES」、「TRAVEL SKETCHBOOK PARIS,2010 」、「Shinji Isozaki Architect」であった。
これを何冊、作ったか知らないが、相当の金額が掛かっていると思う。
「ロサンゼルス36景」は彼の趣味の水彩画で、1光景ずつでネット販売もしていて、それなりに売れているようだ。
私からお礼のメールで、『建築家は作品が世の中に残り羨ましい』と書いて送った。
すると折返し『よく「建築家はオーケストラの指揮者のようだね」と言われています。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、フルート、ドラム。それぞれの素晴らしい楽器に方向性を与え、全体を調和させてまとめる』
『楽器が無くては交響曲にならない。指揮者が指揮台でタクトを振っても、音の出て来ないオーケストラだったらコメディのシーンです。つまり建築では木材、鉄骨、石膏ボード、ガラスなどを扱う人達の1人1人のかけがえのない仕事なんだ。だからみんな「ありがとうー!」ってことなんです』と書いて来た。
本をめくると、彼の人生が垣間見える。これは絵による「自叙伝」なのかもしれない。
誰でも人生の終盤になると、わが人生を振り返る。
振り返るに値する人生を送れた人は少ない中で、彼のような波乱万丈の人生はなにかに留めておいた方が良いと感じていた。それがこの本により完結されたことは良かった。
私の仕事は裏方だったので、私の会社で作られた製品はどこかの工場の片隅で、今では埃を被っているかもしれない。でも「世の中の役には立った」とは感じている。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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