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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
「みほとけ」というペンネームの女性が書いた、「推しほとけ」という名の本を知った。そこで図書館に注文を出したら、しばらくして用意が出来たと連絡が入った。
著者は仏像大好きの女性で、ピン芸人である。
14歳でAKB48のオーディションに受かったが、親の反対で慶応大学に進む。
しかしアイドルになりたくてデビューしミス鎌倉になり、色々あって仏像に関係する仕事をしているという風変わりな女性である。
この本では仏像を自分なりの好きな順に書いているが、興福寺の「阿修羅像」が人気一番に紹介されている。それに私は共感した。
なぜなら私は15年以上も前に、阿修羅像を彫刻したからである。
仕事からリタイアした後に、なぜか仏像彫刻教室に通うようになった。
教室は中野坂上の成願寺内にあり、E先生に基本から習った。
ここへ越して来ることになり、残念ながら教室は辞めにした。
そこで今回は私の彫った仏像と、仏に近くなった人に登場してもらう。
先ずは仏に関連のある諺を調べてみたら、かなり沢山ある。
「仏の顔も三度」、「馬の耳に念仏」、「地獄で仏」、「釈迦に説法」、「知らぬが仏」、「坊主難けりゃ袈裟まで憎い」、「仏作って魂入れず」、
「朝題目に夕念仏」、「鬼の念仏」、「神も仏もない」、「食べ物と念仏は一口ずつ」、「豚に念仏、猫に経」、「仏の顔も銭次第」。「色々あるなー」と感心する。
仏に一番近い知り合いに、このブログにも登場する「バアチャン」がいる。
彼女は90歳ではあるが、元気溌剌である。最近のことだが、スマホのことで相談を受けた。『急に料金が上がってしまったので、一緒にドコモへ行って欲しい』と言った。
そこで一緒に行って、ドコモで解約内容を確認した。
すると今までは電話は「掛け放題」だったのを、都度支払いに変えていた。
彼女にその理由を聞いたら、『あまり電話は使わないから』と言っていた。
ドコモの係員に調べてもらったら、相当の回数の通話記録があった。
それぞれぞれの通話時間は分からないので、明細書を送ってもらうことにした。
そして私はバアチャンに言った。『これほど電話を掛けているなら、掛け放題に戻しましょう』。
自分では納得していないようなので、『明細書が来れば分かる』と説明した。
またよく分からずに無駄な契約もしていたので、それらを解約してあげた。
これで来月からは、以前より少し支払いが減るだろう。
彼女は賃貸棟に入っているので、毎月25万円も部屋代を払っている。
段々と手持ちのお金が減って来て、今後のことが心配になって来たようだ。
老人ホームに入るか、ここに住み続けるかで悩んでいる。
また耳が遠くなっているのに、補聴器を嫌がっている。
私が『耳鼻科に行って検査をして、補聴器が必要となれば中央区の補助金で買える』と教えたら、やっと行動を起こした。私が『なんでも相談してくれれば、一緒に考える』と言ったら、少し安心したようだ
バアチャンは90歳だが、私も超高齢化の仲間に入る年になった。
自分の頭のハエも追えないのに、バアチャンの相談に乗っている場合ではないのだ。
私なりの計画では「72歳で終り」と決めていたが、それをはるかに越えてしまった。
最近は腰も痛くなって来たし、小食にもなった。夜はすぐ眠くなるが、朝は早く起きてしまう。
「ズーと寝たままで終り」にならないかなーと思っている。
長寿社会になり多くの高齢者が、私と同じように身の処し方に悩んでいると思う。
仏像をたくさん彫ったが、仏像はなにも私に教えてくれない。
(おまけの話)
ラジオに付いての話である。
最近の私は睡眠時間が少なくなり、午前4時頃には目が覚めてしまう。
起きるには早過ぎ、仕方ないのでベッドでラジオを聞いている。
ある日の朝だが、カトリック教会の提供の「心のともしび」という番組で、「暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう」と言っているのを聞いた。
私の母はキリスト教徒ではなかったが、この言葉を何度となく言っていた。その頃の母もラジオを聞いていたので、「私も同じ番組を聞いているんだー」と、懐かしく母を思い出したのである。
土曜日のニッポン放送の朝の番組「徳光和夫とくモリ歌謡サタデー」の中で、「徳さんとお坊さん」というコーナーがある。このコーナーは築地本願寺の提供である。
視聴者がお坊さんに色々な悩みを相談するのである。
少し前に築地本願寺の副宗務長が登場し、相談に答えていた。
内容は「孤独について」だったと思うが、『仏教の言葉に「独生独死・独去独来」がある。私達は独りで生まれ、独りで命の尽きるまで行かなければならない。代りにしてくれる人いないのだから、孤独を楽しむくらいでいい』というようなことを言っていた。
私は平日の朝は「文化放送」を聞いている。
朝の5時からの番組、「おはよう寺ちゃん」が面白いと感じている。
月曜日と火曜日は世界に住む、日本女性が現地から参加する。
その国々も多彩で、イタリア、イスラエル、ロシア、エクアドル、アルゼンチン、ドイツ、スウェーデン、ブラジル、ブルンジなどである。
日本で報道されない情報が面白い。彼女達を通してビックリする話や、外国で暮らす日本女性の逞しさを知った。そんなわけで、朝はいつまでも眠っているわけにはいかないのである。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
アクセス総数:1,422,095
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/life/entry-22730.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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90歳のばあちゃんに人助けをする、素晴らしい!何歳になっても人に親切にしていれば、安らかなお迎えが来てくれるでしょう。