【桃の甘さ判定方法】
テレビの特集で、「桃の甘さの判定方法」を伝えていた。
いつも登場する八百屋のオヤジのAさんが、見た目で分かる方法を解説していたのである。それは「桃の表面に白い斑点が多いものが甘い」のだそうだ。

白い斑点は果点と呼ばれるそうで、熟して糖度が上がると皮に亀裂が入る。それが斑点になって見えるのだそうだ。早速、私は1階のスーパーで斑点のある桃を買って来た。
その結果だが、よく分からなかった。


白い斑点が多いと甘いそうだ。



【ミスト噴射】
7月になり晴海通りの銀座5丁目に例年通りに、「ミスト噴射」が登場した。
これは夏の風物詩でもあり、見た目には涼し気に感じる。
しかしここを通る人は、ほとんど無視して通り過ぎる。

濡れるのが嫌なのか、それとも効果を期待していないのかもしれない。
湿気の多い日本でミストを噴射したのでは、更に湿度が増すのではないか?


 ミスト噴射(銀座5丁目・晴海通り)



【エレベーター内の広告】
サイネージとは英語の「Singage」で、「標識」という意味である。
最近になりアチコチで見掛けるのは「デジタル・サイネージ広告」である。
「デジタルサイネージ広告とは、屋外や店頭などで、ディスプレイを使ってデジタルに広告配信する仕組み」である。

私の住むマンションのロビーには以前からあったが、多くの通り過ぎるだけの住民は見ることも無い。ところが遂に、それがエレベーターの中に登場した。現在はテスト運用のようだが、エレベーターに乗りドアが閉まると、ドアに映像が映し出される。これは嫌でも見てしまう。業者も次々と考えるなー!


 エレベーター内のサイネージ天気予報



【窓ガラス拭き】
私の住むマンションでは定期的に、業者が外から窓を拭いてくれる。
予め日程は知らせてくれるが、雨が降ったり、風が強いと延期になる。
だから居間で寛いでいる時に、窓の外に突然、人が現れるとかなり驚く。

普通は2階以上の場所では、「窓の外に人は来ない」と決っている。
作業員も時には「見てはいけない場面」を、見てしまう場合もあるだろう。
出掛ける時に表に出て上を見上げたら、こちらが怖くなった。



【ラーメン始めました】
私の住むマンションの裏の朝潮運河を渡ったところに、低層マンションがある。
その1階に小さなカフェがあり、たまに立ち寄ることがある。
最近だが、その前を通ったら、「カフェだけどラーメン始めました」と書いたポスターが貼ってあった。そこで「どんなものか?」と思い、昼飯に入ってみた。

いつも空いている店だが、この時も私1人だけで、後から女性が1人来た。
出て来たラーメンは、やはり予想通りの「カフェのラーメン」だった。
これが美味しかったら、専門店が怒る。


「カフェだけどラーメン始めました」(700円)



【歌う建築家】
ホテル・ローヤルの倒産のことで、伊達市の小松建設の社長にメールを出した。
返信には近況と、その後、社報「あいもり」などを送って来た。
「錦町にぎわい」イベントの紙面には、彼が若い頃にメンバーで全国ツアーもしていた「手風琴」の出演が載っていた。そこで思い出した。以前に私が作詞した「2人の旅を探して」に、小松社長が曲を作ってくれたことがある。

その頃に、私は言った。『バブル期に千昌夫が「歌う不動産屋」と言われた。小松さんは「歌う建築家」だと思う』。それが影響したかどうかは分からないが、その頃から小松さんはまた手風琴の活動を再開したように記憶している。


小松建設の社報「あいもり」と「錦町イベント」のお知らせ



【浅草探訪】
上野まで行ったので、久し振りに浅草に行ってみた。
浅草は相変わらず外国人観光客に人気の場所で、雷門前では記念写真を撮る人達で溢れていた。最近の傾向で、以前と違うと感じることがある。
それは仲見世、浅草寺だけでなく、6区の方にも大勢流れて来ていることだ。
浅草はインバウンドで稼いでいるが、私は浅草でランチをしないので影響は少ない。

影響を受けているのは観光客の方で、着物の貸衣装は以前の3000円が4290円になった。 飲食店は満席で入れず、アチコチでベンチに座りコンビニで買ったものを食べている姿を見るようになった。


少し前より40%の値上げ



(おまけの話)
思い掛けない情報を、思い掛けない人から聞いた。
それは伊達市のホテル「ローヤル」が倒産したことだ。
知らせてくれたのは、なんと多摩に住む同級生のYさんだった。
彼はホテル・ローヤルの支配人が書く、ブログを読んで知ったのだそうだ。

私は驚くと同時に、色々とお世話になった社長夫妻の今後を心配した。
倒産の事情は「コロナでお客が減った」、「地味婚で結婚式が減った」などが、大きかったようだ。


 お世話になったコテージ「桜の家」(2003年9月)



伊達市には私は特別の思い入れがある。
私達が夏の間、滞在してお世話になった方々が、次々と消え去って行く。
建築業のKさん、カメラ屋のTさん、築炉屋のKさん、本屋のKさん、ゴルフ場のオーナーのKさんは亡くなってはいないが伊達市を去った。市長の菊谷さんも交代した。

銀行業のRさんも引退した。あの頃の思い出は、去る人と共に霞んで来る。
残っている人は少なくなったが、出来るだけ長くお付き合いをしたい。


有珠コース8番「トーヤレイクヒルGC」(2006年9月)



人生を振り返る年となり、色々と考えることがある。
私は人生を3つに区切り、「25歳まで、50歳まで、75歳まで」としている。
25歳までは学ぶことばかりだ。50歳までは油が乗り働き盛りだ。そして75歳で終りとなる。いまの私は80歳も越えてしまい、「おまけの人生」である。

すると見ない方が良かったものも見てしまうし、聞かない方が良かったことも聞いてしまう。70歳を過ぎたような人が亡くなっても、「惜しい人を失くした」と言うが、それは嘘である。どうやら私は長く生き過ぎたのかもしれない。


トーヤレイクGCから見るウィンザー・ホテルと洞爺湖(2010年7月)


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

アクセス総数:1,420,133

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. Shinji
    Shinji
    返信

    エレベーターの中にまで広告が入るのは、もうやめてくれと言いたくなります。情報過多。一瞬たりとも一人静かな時を与えてくれない。電車内もニュースが流れて、眼は自然にそっちを見てしまう。これは異常だと思います。
    それから、ヨーロッパでも観光客が多すぎて地元民の普通の生活に支障をきたし、観光客はいらない!、というデモをしているニュースを見ました。

  2. 心の伊達市民(Y)
    心の伊達市民(Y)
    返信

    妻が健在であった頃、musyanaviH君ご夫妻のご招待で伊達市を訪問した。数日間の短い滞在であったが市内のいろいろな処や友人たちと交わることが出来て非常に印象的であった。それから私にとっても伊達市は関心度の高いふる里となった。「心の伊達市民だより」を毎回送っていただいている。楽しみの一つでもある。
    ホテルローヤルの突然の閉鎖は驚きであったが支配人を始め従業員のこれからが心配でもあるが、社長と知り合いであったとはH君の人脈の広さに驚いている。

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