心の伊達市民 第一号

小さな発見(16)

【拳銃】
都バスの運転席の後ろに、大きなポスターが貼ってあり「拳銃」という文字が見えた。
家に帰ってから警視庁のホームページを見たら、次のように書かれていた。

『拳銃を「見た」、拳銃の話を「聞いた」、拳銃を持っている人を「知っている」などの情報は、迷わず下記の「薬物・銃器ホットライン」まで連絡をお願いします、秘密は厳守します。拳銃を持っていたり、他人から預かって困っている方、遺品拳銃を見付けて困っている方は、ためらわずにご相談ください』。

薬物・銃器ホットライン 電話:03-3593-7970(ザンコクサ ナクナレ)
拳銃110番報奨制度   電話:0120-10-3774(ジュウ ミナナシ)
どうやら私の思っている以上に、世間には拳銃が溢れているようだ。


 バスの中のポスター「拳銃」



【コンビニ】
マンション内に住民用のカフェがある。珈琲が200円で出せるのは、管理組合から補助金が出ているからだ。最近になり管理組合から知らせが届き、「カフェの場所に、コンビニのファミリーマートを入れる説明会を開く」とあった。
コンビニは家賃を払うそうだから、管理組合はカフェを止めてこちらにしたいようだ。

提案は悪くはないが住民以外は入れないので、8000人の居住者だけで営業が成り立つのかなー? また時々、私がマンションの友人たちと集まって、バカ話をする場所も無くなってしまう。私1人で反対しても悪いので、管理組合の決定に静かに従うつもりだ。


マンション内のカフェ(コンビニになりそう)



【大迷惑の困惑】(92通)
いままでにもスマホに詐欺メールと思われる、怪しいメールが時々、届いていた。
それが最近になり急に増え出した。なぜなんだろう?
送信元と称しているのは佐川急便、えきねっと、Apple、マスターカード、Amazon、国税局e-Taxである。これらとは全く関係も取引もしていないし、カードも持っていない。

着信する度に受信拒否の設定をしているのだが、それを潜り抜けて送られて来る。
ある日1日の迷惑メールの数が、この6ヵ所からだけで92通だった。
メールの中の「確認」を押させようとしているが、これを押したらウイルスを仕込まれるのだろう。私は重点的に狙われている。仕方ないのでメールアドレスを変更した。


 スマホに届く迷惑メール



(おまけの話)【忘年会】
引退すると忘年会とは縁が無くなる。付き合いの範囲が狭くなるからだ。
それと仕事のストレスも無いので、忘れたいような面倒なことが無い。
それより大きな問題は「忘れてはいけないことを、忘れてしまう」ことである。

1ヶ月前のことさえ覚えていないのだから、1年前のことなど覚えているわけがないから「忘年」の必要は無い。それでも12月になり、私でも2回の忘年会があった。


 TTTデジカメクラブ例会場から見た富士山



1回目はマンションのデジカメクラブの忘年会で、近くの洋食店で行った。
ビールを飲む人が3人いるだけで、忘年会と言うよりは会食である。
2回目は中高時代の同級生の「都心を歩かない会」である。
多摩地方に住んでいる人が多いので、開催場所は私との中間地点の新宿に集まった。

最近は高齢者が増えているので、大きな居酒屋は昼も営業している。
新宿西口の「天狗」という、大衆居酒屋に集まったのは全員の7人だった。
天狗は昼間から高齢者で満席だった。私は早めに予約していたので、新宿の街が見下ろせる窓際の席だった。


 忘年会の会場「天狗」



みんなの話題はアチコチと飛び、車の運転の話になった。
私は13年前に運転免許証を返納した。向かい側に座ったSさんは、3年前に返納した。
間に挟まったYさんは、『私は来年に返納する』と言ったが、2人で『すぐに返納しろ』と説得した。

その時、Sさんは衝撃的なことを言った。『私は2人の孫の女の子から言われて運転を止めた。その時に2人は「オジイチャンの我儘でもし他人を轢き殺したら、私達の人生も滅茶苦茶にされるのよ!」という言葉だった』。

その話を聞いたYさんは考えを変えて、その場で免許証を出して折り曲げてしまった。
そして『いいキッカケなので、今から止める』と言ったのである。なかなか車の運転を止めないジイサンには、可愛い孫から同じことを言わせるのが良いようだ。


八王子手土産グランプリ「高尾ポテト」



少し前の新聞の東京版に、「八王子滝山」という道の駅の記事が載っていた。
ここの「高尾ポテト・ミックス」というものが美味しそうだったので、いつものように日野市のYさんに買って来てくれるように頼んだ。
彼は親切にもわざわざ買いに行って、それを忘年会の時に持参してくれた。

「高尾ポテト」は「八王子土産グランプリ・最優秀賞受賞」の一品で、「宮内庁献上品」でもあるそうだ。
これはサツマイモから作った菓子で、「ゴマ、皮付き、プレーン」の3種類がある。
よくある話で「期待外れ」ということもあるので一番小さいものを頼んだが、売切れでもう少し多いものを買って来てくれた。


 箱を開けると、高尾ポテトが5個入っていた。



家に帰ってから、早速、女房と食べてみた。
「グランプリ」と言っても東京都ではなく八王子市限定だし、「サツマイモ菓子だからなー」と思っていた。細長い箱を開けたら、紙に包まれた「高尾ポテト」が5個入っていた。

私は一瞬、思った。『これが5個で1800円は高い』。女房は言った。『これは和菓子なのか、洋菓子なのか?。洋菓子なら、そんな値段よ』。
高尾ポテトはプレーン3個、ゴマ付き、皮付き各一個が入っていた。

食べた感想だが、「味はサツマイモだ。まあ美味しいが高い」だった。
最近の私は、なんでも高いと感じるようになっている。


  私が食べたのは「プレーン」

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コメント

    Shinji

    Shinji

    忘年会のない文化圏の国に住んでいて、義理の付き合い飲み会などなく年末は静かに平和に暮らせることは、ありがたいことです。とは言っても、ほかの祝日や祭日には、社会人としてのマナーがあるので、やはりどの国にいても義理の出席はありますね。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

詳しくはこちら
ジャンル
娯楽・趣味
アクセス総数
1,443,392回

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