心の伊達市民 第一号

小さな話(32)

【食品関係の見本市】
以前から見本市が好きな私は「食品」と知り、なおのこと見に行きたくなった。
東京ビッグサイトへは我が家の前から東京BRTに乗ると、たった11分で行ける。
見本市を見るにはネットで事前登録が必要で、登録が済むとQRコードが送られて来る。

それはいいのだが登録の際に、会社名、業種、役職を書く欄があり、それが困る。
仕方ないので、昔の会社名と役職は「なし」で登録するのである。
今回の見本市は「日本の食品輸出 EXPO」をメインに、5つほどの食品関係の見本市が同時に開かれた。


食品見本市の案内看板(東京ビッグサイト東館)



食品の見本市は入場無料で必ず「試食」があるので、面白いし楽しみもある。
展示食品には「ハラール」、「ベジタリアン」、「グルテンフリー」、「オーガニック」と様々な商品があった。メーカーは中小企業が多く、私の知らない会社が多い。

またアジアからの出品も多くあり、珍しいものも沢山ある。
肝心の試食だが、通路を歩いていると出品会社の係員から少量のサンプルを手渡されるので、受け取って飲み・食べてみた。とても全部は食べ切れないので、次のものを食べてみた。

アイスクリーム、寒天ジュース、ケーキ(3種類)、カレーライス、マレーシア・パイナップル、韓国菓子、南洋フルーツジュース、醤油飲料、ライスバーガー、グルテンフリー餃子、焼肉タレ、チョコレートディップだんご。
ある会社では「長浜屋台ラーメン」を2人前渡された。また次回も行こうと思う。


 お土産の「うちわ」と「長浜屋台ラーメン」



【線状降水帯】
地球温暖化や気候変動が言われて久しいが、それを信じていいのか私は迷っている。
長い地球の歴史の中では寒冷期もあったし温暖期もあったから、いまが温暖期とは言えないだろうか? 7月10日の東京地方は最高気温が体温を超した。
午後6時30過ぎからは、激しく落雷が襲った。

日本各地で線状降水帯というものが現れて、1時間に100ミリを超す雨が降った。
それが翌日になると一変し、最高気温が25度になった。
私の長い人生経験からも、こんなに激しい変化は珍しい。やはり地球は温暖化しているようだ。落雷の動画を撮るのは難しい。「いつ」、「どの方角」かが分からないからだ。



【不忍池の蓮の花】
上野に「東京モダン建物さんぽ」の取材に行ったので、ついでに不忍池の蓮の様子を見に行った。毎年必ず不忍池に蓮の花を見に来ているが、大体は7月中旬が満開のようだ。

私が行ったのは7月10日で、この日は蓮の花も8分咲で、そろそろ見頃を迎えていた。
いつもは行ける池に張り出た木道が、この日は通行止めになっていた。
祭の準備か? そこには色とりどりの蛇の目傘と、風鈴が見えていた。


「上野・不忍池」



帰ってからネットで調べてみたら、次のことが分かった。
『うえの夏まつり2025(7月11日~8月11日)第74回江戸趣味納涼大会(上野不忍池・水上音楽堂)上野観光連盟(夏の思い出)はここ上野で生まれる。上野公園「蓮見デッキ」が3000個の風鈴で埋め尽くされる!古き良き日本の風情を現代に蘇らせ、「特別な空間と体験」を演出します』とあった。

これは私は1年前にも見た。昨年と全く同じ演出だ。
祭というのは毎年同じことを繰り返す。毎年違うイベントを出すのは難しい。
不忍池は「蓮の花が咲いている」だけで、人は見に来ると思う。
しかし蓮の花は早朝に開き昼間は閉じてしまうので、なかなか美しく開いた蓮の花は見られない。


 咲いていた「蓮の花」



(おまけの話)【浅草ほおずき市】
不忍池の蓮の花を見た後に、京成電鉄の駅前から都バスに乗って浅草に出た。
7月9日と10日の2日間だけ、浅草寺の境内で「ほおずき市」が開かれているので、その様子を見に行ったのである。

この「ほおずき市」は浅草の夏の風物詩である。
この両日は「四万六千日の縁日」で、それに合わせてこの「ほおずき市」が開かれる。浅草寺境内を彩るほおずきの屋台は、浅草の夏の風物詩である。

この日の浅草は体温を超す暑さなのに、相変わらず大勢の外国人観光客で賑わっていた。外国人は「熱中症にならないのかな?」と思うが、報道では聞いたことが無い。


 「四万六千日特別祈祷執行」(浅草寺)



資料によると『平安時代頃より観世音菩薩の縁日には毎月18日があてられて来たが、室町時代末期から「功徳日」と言われる縁日が設けられるようになった。「四万六千日」とはその日に参拝すると100日、1000日分などの功徳が得られるという特別な日になった。浅草寺では月に1度、年に12回の功徳日を設けている。・・・』

『この内、7月は最大のもので、4万6000日分の功徳があるとされている。この説の由来には諸説あり、米の一升が米粒4万6000粒にあたり、一升と一生をかけたと言われるが定かではない。愛宕神社のほおずき市の影響を受け、四万六千日の大本である浅草寺にもほおずき市が立つようになったそうだ。

4万6000日÷365日=126年となるから、1回お参りすると、一生でもおまけが来るというのは変ではないか?


「ほおずき」(1鉢3000円)



「ほおずき市」は浅草寺の右横の葦簀張りの小屋で行われていた。出店の数も少ない感じだ。暑さのせいか、あまりお客は来ていない。或いは「ほおずき」は欲しくないのかもしれない。鉢植えの「ほおずき」は値上がりして、1鉢3000円になっていた。

しかもこの日に間に合わなかったのか、「ほおずき」の赤い部分が少なくまだ緑色のままだった。買って帰る人も少なく、もう時代は「ほおずき」を要求していないのかもしれない。仲見世通りにあれだけいた外国人観光客も、「ほおずき」には興味が無く誰も見ていなかった。


 店先に飾られた大きな「ほおずき」

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コメント

    真夏日(Y)

    真夏日(Y)

    いよいよ本格的な夏の到来ですね。夏に相応しいブログを涼しい朝の話題として読ませてもらいました。ホオズキ市が少し低調なのは寂しいですが、江戸の風情は大事に残しましょう。夏の庭先にホオズキも赤い実?花?が咲いているのは小学生の夏休みを思い出します。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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