タリズマン・マスター

鯱(シャチホコ)といえば、名古屋城を筆頭に全国の城や武家屋敷に備え付けられていますが、我々が住んでいる北海道にもシャチホコが
あるのをご存じでしょうか…?JR小樽駅から、海へ向かって下った先には、皆さんもよくご存じのように、港町を代表する石造りの「小樽倉
庫」があります。

その倉庫は、上から見ると、日の字型に建てられた中庭があって、左右対称の均衡美を誇っています。広さは400平方メートルで、シャ
チホコは、その倉庫に載っています。道路側に面した棟に6体、反対側に2体の計8体がいます。高さが1.5メートル、重量120キロ…
。銀瓦製で、頭部には製作者、若狭(福井県)出身の四方吉次郎の銘が入った秀作だそうです。屋根の瓦も若狭産のようで、石材は、札幌軟
石で馬車や鉄道で札幌から運ばれたらしい…。

鯱は、想像上の生き物、海魚で海に棲むとされ、水害や火災等の災害から建物を護るという言い伝えがあります。小樽は火事が多い街…。火
除けとして取り付けたと言われていますが、それよりは、小樽商人の気概を見せたのではないか?という見方も多いようです。明治時代、小
樽は北のウォール街といわれた金融、経済の中心地だったそうで、商人は繁栄のシンボルとして、倉庫を城郭ぐらいの価値があると考え、鯱
を載せたのかもね?

小樽倉庫は、加賀の商人、西出孫左衛門、西谷庄八の両人が明治22年(1889)に建設したそうです。倉庫業は、当時から国の免許事
業でして、完成の6年後に、会社設立の免許が下り、営業倉庫の北海道第一号となりました…。

小樽の石造り倉庫は、明治20年代には171棟を数えたようで、雑穀等が収められ、ヨーロッパに輸出、ロンドン市場も左右したそうで
す…。今は多くのガラス店、レストランに転用され第二の人生を歩んでいますが、鯱一度見たほうがいいかも?結構なパワースポットですか
ら…。その際は、8体全部見つけて下さいね…。大きなラッキーをもたらすかもよ…?


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