タリズマン・マスター

以前にも、もしかしたら、上げた事があるかも?ですが、時期が時期だけに、もう一度上げてみようと思います。

北海道ではあまり見ませんが、夏越の祓というのを知ってますかね…?

本来、大晦日ともなれば、年末の慌ただしさからも解放され、
「いよいよ新年を迎えるなぁ…」と穏やかな気持ちになる方も多いでしょうね…。

その大晦日に「大祓」という行事が行われます。
いわば「禊」ですわ…。
ただ、一年間に積もりに積もった罪や穢れを祓うものではなく、
半年間の罪や穢れを祓う行事なのを知っていますかね…?

何故「半年」なのか?というと、
大晦日の半年前、6月の末日(晦日)にも「祓」が行われるからで、
これが「夏越の祓」という訳ですよ…。夏越の祓は、2つの行事が主な行事でして…。

talisman

1つは「茅輪くぐり」と呼ばれる儀式です。

神社の下に飾り付けられた、チガヤというイネ科の植物を束ねた大きな「茅輪」を通り抜けます。
それによって半年間の罪や穢れを祓う事が出来る!と信じられています。
その茅輪から抜き取ったチガヤを使って、小さな輪を作って持ち帰れば、夏を健康に過ごせるとも言われています。

本当は、ここを強く言いたくてまたブログにしてるのですが、
私の経験上このチガヤを抜き取って…は決してしないほうが良いと思います。

以前この行事に参加した時、その茅輪に灰色の手がニュッと出ていて、何かに取り憑こうとしていたのを見た事があります。
確かに罪や穢れをこの輪をくぐる事によって祓うんですから、そのチガヤには罪や穢れがわんさか…
なのは当たり前ですよね…?

この行為は私的にはお勧めしませんよ…。

ましてや気をつけて欲しいのは、観光等で地元の人以外がその行事に参加する時です。
伝統的な神事だけあって、茅輪をくぐる回数や順序等が定めらえているケースも多い…。
分からなければ地元の人に尋ねて、作法を教えてもらったほうがいいですね…。

もう1つは「人形で穢れを祓う」というもので…。
和紙を人の形に切り抜き、自分の氏名と生年月日を記した後で、息を吹きかけ、
これによって、人形に自分の罪や穢れが移ると考えられています。
夏越の祓が行われている神社に、その人形を納め、清めていただく事で、
半年間の罪や穢れが祓えるという事です。

「夏越の祓」を伝統行事として残している神社は多いですが、「大祓」のほうは案外、忘れられている感じも今は多い気もしますけど…。

因みに、「夏越の祓」に”水無月”を食べると、邪気を祓い、
夏バテもしないと伝えられています。
”水無月”というのは、旧暦の6月の異称ではなく、伝統的な和菓子を指します。
そのルーツは室町時代にまで遡ります。
宮中の行事の1つとして、旧暦6月1日に「氷の節句」が行われていました…。
氷室から氷を切り出し、暑気祓いとして食べたらしい…。
氷が大変な貴重品だったのは察しつきますしね…。

その後、氷を口にする事の出来ない庶民のために、貴族が口にする氷を象って生まれたのが”水無月”で、三角形に切った白い外郎の上に、甘く煮た悪魔祓いの赤い小豆を載せた菓子だった…。
京都では夏越の祓が行われる6月30日に、これから迎える夏を乗り越え、秋も健康に過ごし、大晦日までの残り半年を無病息災で過ごす事を祈って食べる習慣が現在もあります。
また、小豆が載せられている事にも深い意味があります。

赤は魔除けの色と信じられているからで…。


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