■さくら祭りはいつも外れ
東京に春がやって来た。 いつもは気が付かないが、桜の季節になるとこの辺りの家の木々がピンクに染まるので、『小金井はこんなに桜の木が多いんだー』と思う。
私の子供の頃は小学校で桜の苗木を無料でプレゼントしてくれた。それが今になって小金井の町に桜が多い理由かもしれない。
今年は桜前線予報では、当初は例年より遅いと言っていたはずなのが、最近の予報では開花が早まっているようだ。
デジカメクラブの4月の撮影課題が『桜』なので、4月初めにメンバーを誘って井の頭公園に桜の撮影に行こうと思っていたら、皆の都合が悪かったり、また開花が早まり4月になってからでは遅いと分った。
そこで3月26日に1人で吉祥寺の井の頭公園の桜の様子を見に行った。
井の頭公園は平日だというのに大勢の人達が来ている。

今は昔と違って良い時代となったようで、平日でもどこでも人がいっぱいいる。
桜は7~8分の開き方で、明日が暖かければ満開となるだろうと思う。今週末が花見の最盛期となりそうだ。
ところが開花が早まると困ることがある。
多くの桜の名所の公園が4月5~6日をさくら祭りの日に予定している。
開催が開花よりも1週間も遅いと、その間に雨が降ったり風が強いと桜の花は無くなっている。
昨年も小金井公園は祭りが1週間遅かった。
今年もこの塩梅では1週間遅い。
桜の散った後の公園での屋台の焼きそば、たこ焼きは美味しくない。ここ何年かは毎年のように外れている。
小金井公園は都立なので、1年も前から予約しているのだろうと思う。それを近くになって、桜の開花予想によって変更は出来ないのだと思う。
これもお役所仕事の悪い例である。

今年も伊達の友人達に東京から一足早い桜の花情報をお知らせしよう。
次の報告は小金井公園か、千鳥ヶ淵公園になりそうだ。
女房の話では『最近の桜は以前より白っぽくなったと思わない?』と言う。
私も以前よりピンク色が無くなり白くなったような気がするが、どうか?
(おまけの話)
桜の花があまりに綺麗なので、パソコンでメールをやらないが携帯メールは出来るという伊達の何人かの人達に桜の写真付きでメールを送信した。
N画伯の奥さんのK子さんは『心躍る写真をありがとう御座います。いま東京へ向かう北斗の中です。』と返信があった。さすがに芸術家の妻はメールの表現も素晴らしい。
寿司屋の文七のJちゃんは『1年はあっという間です。6月にお待ちしています』と嬉しい返信だったので、今年の伊達市到着予定日の6月14日の夜にお座敷の予約を入れた。
網代町のスナック「ノア」のYさんは『ほんとお久しぶりです。また会えるのを楽しみにしています』とあった。
あとの2人は何も返事が無かった。
桜には興味が無いのかもしれない。
その人の名は特に秘す。
伊達の桜は5月の連休に咲くという。
東京の人からみると、なんだか気の抜けたビールみたいだなー。