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[2008.10.31]
■謝らないアメリカ
引退したオヤジ(私)が経済の話題をブログに取り上げるのは憚られる。 
自分はプレイヤーを辞めて、球場を去ったのだから。 
でも、最近のテレビのニュース見ると、少しは書く必要も感じている。 
 
テレビ・新聞のニュースは株式市場の崩壊がトップとなっている。仏像を彫る生活をしていると、株が上がろうが、下がろうが関係無かった。 
ところが、アメリカのサブプライム問題をきっかけに、世界の株式市場が一気に崩壊の危機に陥ってしまったら、関係無いとは言えなくなった。 
誰もどうしたらいいのか分からず、世界の指導者達もうろたえている。 


私の不満は『アメリカ人の失敗を、なぜ日本人が被らなければならないのだろうか?』ということである。 
アメリカの不始末のせいで、いまや世界中が被害者になってしまっている。 
 
日本のバブル崩壊の時は、アメリカは日本に対して金融の先輩面をして偉そうなことを言っていた。 
それなのに、アメリカ大統領とか、それなりの立場の者がテレビで今回の責任をとって、世界に対して謝っているのを見たことがない。 
それが私が腹を立てる理由の1つかもしれない。 
 
今回のサブプライム問題というのは、どうやら複雑過ぎて、当事者でもどこがどうなっているのかも分からないらしい。 
金融工学なんて変な学問を編み出して、本当はどんどん分からなくして行ったのに、みんな分かったような顔をしていたのが問題の本質ではないか? 
グローバリゼーションというのも、どうも日本人には合わないようだ。 
でも、これから日本はどうなるのか? それが心配である。 
 
『真面目に働けば報われた』あの時代が懐かしい。 
そういう時代に戻った方が、人は幸せなんではないだろうか? 
 
 
(おまけの話) 
日本でバブルが崩壊した時には私は現役だった。 
その前も、その時も私はバブルには関係無い仕事をしていた。だから、日本中がバブルで浮かれていた時も、なにも恩恵は受けなかった。 
ゴルフの会員権も買わなかったし、海外の別荘も買わなかった。 
 
ところが、バブルが崩壊して景気が悪くなった途端に仕事は影響を受けた。 
プラスがあれば、マイナスも甘んじて受けるが、バブルでも全くプラスが無い仕事だったので、今でも思い出すとバブルには腹が立つ。 
 
今回の問題を経済の専門家である同級生のO君に聞いてみた。すると意外な答えが返って来た。 
『今回のアメリカのバブルを作ったのは日本にも責任がある。長期にわたり日本が低金利を続けた為に世界的な金余り現象を作り出してしまった。だから日本も加害者とも言える』というものだった。 
それじゃー、アメリカも謝らないわけだ。金融の世界は難し過ぎる。 
 
もう引退した身なので、私では経済をどうにも出来ないので、せめて招き猫に幸せを運んでくれるようにお願いをしよう。 
それとも、猫の天使が迎えに来てしまうのかなー? 
 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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