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[2008.11.10]
■アマチュアとプロの差はなにか?
『アマチュアとプロの差はどこにある?』と書いたものを読んだ覚えがある。 
『アマチュアは易しいことを難しく見せる。プロは難しいことを易しく見せる』とあったが、まさにその通りだと思う。 
アメリカ大リーグのイチローがその代表格である。 


普通はアマチュアとプロの差は大きい。また、その垣根も高い。ところが、家庭菜園が流行っている今の世の中では、農業に付いてはその差がよく分からなくなって来ている。 
特に引退したオヤジは、すぐに自宅の庭や市民農園などで野菜を作りたがるようになって来た。 
 
また、テレビなどでも田舎暮らしなどの特集をしている。 
アマチュア向けの易しい解説本なども売られているので、自家用くらいなら割合に早く習得出来てしまう。だから、本職農家が困っていると聞いた。 
 
本職の農家でも、東京の農家は有り余る土地をアパートなどに転用して楽をしているからいいが、田舎の専業農家はそうはいかない。農産物で勝負するしかないからだ。 
 
そんな本職の農家である北海道壮瞥町の岩倉観光農園から、今年も私の好きなリンゴである『レッドゴールド』が送られて来た。 
 
 
例年のことだが、伊達から東京に戻る前にレッドゴールドの注文をしておく。 
それが忘れた頃に到着する。それがまた嬉しい。 
 
小ぶりだが、芯まで蜜が入っていて、とても美味しい。 
大きなリンゴは1人では1個はもう食べられないようになって久しい。このリンゴは大きさといい、甘さといい、丁度良い。 
食べると、心なしか北海道の香りがした。 
さすがにプロの作るリンゴは旨い。 
 
(おまけの話) 
私のブログのファンで、毎回、私のブログに対して欠かさず返信をしてくれる地元のHさんという友人がいる。 
これも読んでいるので、悪口はあまり書けない。 
そのHさんの本職は自動車販売業だが、本職以上に彼に向いているのが農業であると私は思う。 
 
今までも、時々、家庭菜園で採れた野菜をプレゼントしてくれている。 
今回は、なんと柿とミカンを持って来てくれた。 
『柿は甘いが、ミカンは酸っぱい。これを食べると、店で買うミカンが缶詰のように甘く感じますよ。』と言って、帰って行った。 
 
すぐに食べてみた。 
Hさんは謙遜するが、ミカンは昔の熱海辺りのミカン狩りで食べたくらいの甘みで、そんなに悪くない。柿もミカンもサイズが小さく、いかにもアマチュアらしくて良い。 
でも、柿に関しては、我が家の物の方がズーと大きくて甘い。ご免なさい。Hさん。 
 
 
(写真の大きい方が我が家の柿で、小さい方がHさんの柿です) 
ところが、我が家の柿は形は悪いし、無農薬なので表面に黒いシミがあり汚い。 
アマチュアとプロの差はこんなところにあるのだろう。 
 
そこへ行くと、イコロ農園の今年の米は新潟・南魚沼産コシヒカリより美味しい。 
イコロ農園も、いよいよプロの域に入って来たようだ。 
でも、来年はどうか?悲しいかな、そこがアマチュアだから分からないのである。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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