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[2008.11.11]
■私の近くにある伊達
土曜日の朝早く、携帯メールの着信音が鳴った。 
こんな早くに誰だろうと思ったが、もしやと思い開いてみたら、私の予感が的中した。伊達のK社長である。 
『伊達温泉の季節が来ました。今朝の気温は3度で、最高気温は7度の予報です』とあった。 
いよいよ『北の湘南』も冬に入ったようだ。 
 
毎年、冬になると、早起きのK社長はやることが無いので、土曜日は朝から伊達温泉に行くのが習わしとなっている。 
これから毎週土曜日の朝はK社長からの定期便が届きそうだ。 


パソコンのメールチェックをしていたら、携帯電話が鳴った。着信画面を見たらイコロ農園の炉を作る時にお世話になっているK会長からだ。 
昨日のイコロ農園でのマキ小屋建設の報告であった。 
久し振りにK会長の元気な声を聞いた。 
私まで元気づけられる。 
なんだか私は今でも伊達に居るような気になって来た。 
 
 
私の毎朝のインターネット・チェックには、いくつかの定番がある。定番のその中には伊達の建築家である友人のSさんの会社のHPがある。 
その中にある『スガスタイル・カフェ』というブログも読むのが楽しみである。 
 
彼のブログは商売とは全く関係のない話ばかりなのが、好感が持てる。 
他の会社のHPでも、私が楽しみにしていたブログがあったのだが、しばらくお休みになったり、リニューアル中でお休みなのが残念である。 
 
その時、玄関のチャイムが鳴った。 
室内の液晶画面を見たら宅急便だった。 
大きな段ボール箱を開けてみたら、イコロ農園からの一足早いお歳暮であった。イコロ米とジャガイモとヤーコンと柿と、それにマルメロであった。 
 
 
マルメロの香りが部屋中に広がった。 
そこには懐かしいTさんの手紙が添えられていた。 
 
こうやって、私は東京に居ながらにして、伊達の情報が入って来る。 
ある伊達の友人は言う。『伊達の情報は東京に住んでいる橋本さんに聞いた方が早い』。 
そんなことはない。ただ、私が暇人というだけのことである。 
 
(おまけの話) 
東京に戻ったら、私は前立腺癌の手術をしなければならないので杏林大学病院に出向いた。 
そして、その時の様子をメールに書いて、親しい友人達に送信した。 
 
その中で、幾つかの疑問があったので、私の前立腺癌を発見してくれた洞爺湖駅前の石田内科の院長にも送信した。 
そうしたら、すぐに私のメールに返信をくれた。 
 
『検査は経腹超音波検査で普通にやる検査です。おしっこを貯めるのは、そうすることで前立腺が良く見えるようになるからです。 
大きさを見るのには良い方法で当院でもやっています。 
小さくなったのは前立腺です。元々癌は小さかった筈ですし、リュープリンとカソデックスで前立腺のサイズが小さくなったんだと思います。 
 
前立腺をお腹の上から見るのと肛門から入れて見るのとでは、相撲を二階席から見るのと砂かぶり席で見る位の違いと思って頂ければ判り易いのではないでしょうか。 
全体像を見るのは二階席でもOKですが、表情を見るには砂かぶり席ということになります。』と、なんとも分かり易い解説をしてくれた。 
 
私の掛かっている杏林大学病院では聞き難いことを、遠く離れた北海道の先生に聞いているのも変なものだ。 
世の中のお医者さんがみんな、石田先生のように優しければいいのになー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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