■問題です。『XさんのイニシャルはKか?』
私が伊達に初めて行った6年前に、同級生のK君から頼まれごとがあった。 そのK君は『自分は伊達に不動産を所有しているが、買う時も見ていないし、今までに見に行ったことがない。そんなことなので、伊達に居るなら、その土地を見て来て報告してくれないか?』と私に言った。
そこで、伊達の不動産会社のランディックの片岡社長にお願いして、現地に案内してもらったことがある。
その土地は黄金の方だったと思うが、K君の言っていた番地には行くことが出来なかった。
K君の持っている地図を見ると、そこは整地がされて太い道路も走っている。当時、東京で流行った原野商法というやつで、タダみたいな土地を見に来ることもない東京の人に売り付けたのだった。
K君はその被害者だが、もう販売先の会社も消えてしまったので、いまだにそのままで伊達市の不在地主となっている。
その一方で東京に不動産を持っている伊達市の人も居る。ある時、Xさんと話していたら、『私の爺さんが昔のことだが、国分寺に土地を買った。そこに数年前にアパートを建てたが、見に行ったことがない』と話していた。
国分寺と言えば、私の住む小金井の隣町である。
そんなことから、私はXさんに代わってその場所の確認に行った。なんでも興味のある女房もレジャーを兼ねて一緒に行くと言う。
住所で調べて行ってみたら、そこは立川の方が近い閑静な住宅地であった。
周りは公営住宅や賃貸アパートだらけである。
この辺りは駅からはかなり遠いので、私もよく知らなかった場所である。
住所を頼りに探したが、分からない。仕方ないので、伊達のXさんに携帯メールで質問した。
その結果、住所が違っていることが分かった。
やっと探し当てたアパートはまだ新しい白い綺麗な建物であった。ただ、それだけの話である。
東京の友人も伊達のXさんも、お互いに見にも行かない場所の不動産を持つのは止めて、交換したらどうだろう?
Xさんの方が大幅に損はするが、毎日でも見に行けますよー。
(おまけの話)
私の毎日のブログの話題によっては、伊達の友人達からメールが来る。でも、クレームは全く無いので安心している。
むしろ、お礼のメールが多い。
私のブログに登場する伊達の人物にはKというイニシャルが多く出て来る。
よく考えてみたら、かなりの人達がKで始まる人であった。
菊谷(3人)、木村(2人)、小松、片岡、小杉、金澤、河原、菊池、神戸、加藤、栗本、小林、北村、工藤、小久保、黒野、門脇と20人もいる。
なぜだか理由は分からないが、伊達にはKさんが多過ぎる。それなら私がブログでKさんのことを悪く書いても誰だか分からないだろうと思ったら大間違いで、『あのKさんはOOさんだよねー?』なんてよく聞かれる。
中には『あのKさんは俺だよ』なんて自分から公表する人もいるらしいと聞いた。
日本人の名前には佐藤、斎藤が圧倒的に多いと聞いたことがある。
ところが伊達での私の友人にはその名前の人はいない。
これもまた珍しいことだ。
私が佐藤さん、斎藤さんを意識的に避けているわけではない。伊達という町は私にとっては、誠に不思議な町だ。