■ネタ切れ目がブログの切れ目
この1年半以上も、毎日の日課のようにブログを書いて来た。 休んだのは、土曜日、日曜日、祝日、それに私が海外旅行などをして留守をしていた時だけである。
今から振り返ってみると、よくも続いたものだと自分で感心する。
(ハワイの和尚の絵説法)
よく有名な作家でも、『締め切りが迫り強迫観念に迫られる』なんてことを書いているのを見る。私の場合はそんなことは無かった。
『毎日、毎日、よくもまーこんな下らない事を書き続けているなー』と思っている人もいたかもしれない。
そう言われると、返す言葉も無い。
なぜなら、自分でもそう思っているのだから・・・。
東京に戻ってしばらく経つが、遂にネタが切れた。
時間さえあれば、ネタを探してウロウロする習性が身に付いてしまった私だ。
でも、前立腺癌の手術もあるし、暫く休んでいた仏像彫刻もやらなければならない。冬に備えて、庭の手入れもしなければならない。ブログだけに掛かり切りになっているわけにはいかないのだ。
これからは毎日の発信は出来ないと思う。
朝起きて、パソコンの電源を入れて、メールをチェックした時に私からのメールが来なくても、それは私が病気になったからではない。
もう既に病気なのであるから、それは単にネタが切れたというだけである。
毎日のメールが欲しい人は私にネタを与えて欲しい。
寿司も一緒だが、ネタは新しくないと駄目で、古いと面白くないのですよ。
(我が家の愛猫 ラーちゃん)
(おまけの話)
私のブログは写真が2枚添付されている。
だから、必ず現地に行かないと体験できない話ばかりだ。
行った振りをして書きたい時もあるが、その時は写真が無いので困る。
そんなことで、面白い話でも写真が無い為にボツになったことも多い。
話は面白くないが、写真が気に入って取り上げた場合もある。そんな時は『おまけの話』で苦労する。
また聞きの話は取り上げたくなかった。
なんとか面白い話はないかと考えて、その夜はよく眠れないなんてこともあった。・・・・嘘である。
自分の体験だけを話題にしたので、昔話も多かった。
以前のブログを読んでみて、自分で可笑しくて笑ってしまうものもある。
その一方、書かなきゃ良かったという話題もある。
でもそれらを含めて、全て私自身なのである。
私が死んだ後に、『そういえば、小金井にあんな男が居たなー』と思い出してくれるだけでも、私がこの世に居た証しとなるだろう。
なんだか、湿っぽくなってしまった。
私はまだ、死にませんよー!