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[2020.02.08]
■山中湖から見る富士山 
 
2月6日の朝に起きて窓から富士山を見たら、雲も無く良く見えた。 
すぐにネットで「山梨県山中湖村の天気」を検索した。 
 
すると「1日中、快晴」そして「最高気温がマイナス1度」と出ていた。この条件なら、美しい富士山の写真が撮れると思った。 
 
白鳥と遊ぶ。 


そして急に思い立ち、高速バスで山中湖に行くことにした。 
バスタ新宿を8時55分に発ち、バスは中央道を走る。(片道2300円) 
 
 
バスはほぼ満席で、なぜか若い男性ばかりで私のような高齢者は1人もいない。若者のくせにスマホばかりやっていて、隣の席の若者と話もしない。その理由はバス停「ホテルマウント富士入口」で降りて分かった。 
 
雲も無く、最高の富士山を間近に見る。 
 
 
このバス停で私と、若者の殆どが降りた。 
するとそこに黄色のジャンパーを着た男がいて、点呼を取り始めた。 
 
この辺りで黄色と言えば、私も現役の時には付き合いがあったFAとロボットの世界的メーカーの「ファナック」という会社である。 
 
バスで一緒だった若者たちは、この会社の就職内定をもらった人達で、見知らぬ者同士で工場見学に来たのではないかと思われる。 
 
雲が出て来た。富士山の天気は変りやすい。 
 
 
私はただ1人、そこから山中湖の北側の遊歩道を歩き出す。 
前々日に降った雪が積もっていると思いキャラバンシューズで来たのだが、遊歩道は雪かきが行なわれていて、雪は無くコンクリートの道を歩くことになった。 
 
キャラバンシューズでコンクリートの上を歩くのは、靴が重いし、歩き難い。スニーカーにすれば良かったと後悔したが、もう遅い。 
 
ダイヤモンド富士を狙うカメラマンがいた。 
 
 
目の前に広がる山中湖では、船でワカサギ釣りをしている光景が見える。その先には雄大な富士山が見える。雪を被った富士山は、我が家の窓から見る富士山とは違い、「霊峰富士」という感じがする。 
 
新型コロナウィルスの心配も無く、ここで思いっ切り深呼吸をする。 
空気が旨い。 
湖では白鳥が遊んでいる。私も白鳥と一緒にタイマーで写真を撮る。 
 
平野地区ではボートも陸に上がっていた。 
 
 
その先の駐車場では20人ほどのカメラマンが三脚を立てて雑談している。今日はこの場所で、ダイヤモンド富士の撮影できるのだろう。 
 
私は先を急ぐのでここはパスし、冬場で開店している店が少ない中でやっと見付けたカフェでランチを食べてまた歩き出す。 
マイナス1度なのに、太陽の光が強く、寒く感じない。 
 
雲は左から右に流れていて、この日のダイヤモンド富士の撮影は難しいのでは? 
 
 
平野地区までの最大の難関と考えていた上り坂は、下に遊歩道が完成して平坦な湖沿いの道を歩けるようになっていた。これならキャラバンシューズは不要だった。 
 
やっと目的の平野地区に着いたが、ここまで2時間30分である。 
夏場は大勢の観光客が来る場所だが、今は全く誰もいない。 
私1人だけだ。 
 
「富士山っていいなー」と1人で嬉しくなる。 
この場所からの「富士山LIVEカメラ」の映像をいつも、家のPCで見ている私だ。 
 
平野地区では波打ち際まで行けるのが良い。(LIVEカメラと同じ場所) 
風の無い日には、湖面に逆さ富士が現れる。 
 
 
(おまけの話) 
今回の私の計画は11時45分に山中湖に着いて、午後3時20分にはバスに乗るつもりだ。お気に入りの場所の平野地区で写真を撮った後に、旭日丘バス停に向かう。 
 
バスの出発時間まで、まだ約40分もあるから十分間に合うはずである。 
この辺りから歩道の雪かきが行なわれていないで、雪が積もっていて歩き難い。キャラバンシューズで来て良かったと、ここになってやっと納得した。 
 
「ワカサギ釣りの船もお休み中」 
10年ほど前は、ここは氷が張って氷上釣りが出来た。 
 
 
平野地区から旭日丘バス停は、私の思っていたよりかなり遠い。 
ここを歩いたのは初めてで、以前に車で通った時は「すぐそこ」という感じだった。 
 
3時間近く歩いているので、相当に足が疲れている。 
もう疲れ果てているし、歩道は日影となって雪が凍り寒さも増して来た。やっとバス停の建物が見えて来て、やれやれと思った。 
 
旭日丘への道は雪が凍って、歩き難い。 
 
 
このT字路の信号機を渡ればバス停という場所に来た。 
すると無情にも、私の乗るべき「東京駅行き」のバスが旭日丘バス停の建物から出て来て、T字路の信号を左折して私の目の前を走り去って行ったのである。 
 
わずか2分くらい遅かった。仕方ないので、その後の新宿行きのバスに乗って帰ったのであった。 
家に着いて万歩計を見たら、1万8000歩だった。 
 
我が家の窓から見える富士山は、前の建物が邪魔だ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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