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[2009.03.24]
■誕生日はいつまで目出度いか?
3月16日に誕生日を迎えた。なんと67回目である。 
自分で驚いている。 
私のオヤジの亡くなった年を、もう11年も通り越してしまった。 
 
パソコンには誕生祝いのメールが沢山届く。 
殆どが企業からのものだ。 
色々なサイトにメンバーとして登録してあるからで、これは自動的に送信される義理メールである。 
だから、嬉しくもない。 
 
午年生まれ 


そんな中で伊達の友人達からもメールが届いている。 
これは義理ではないので、少し嬉しい。 
でも、なぜ知っているのかなー? 
 
そこで、『誕生日はいつまで目出度いか?』を考えてみた。 
生まれてから中学生か高校生くらいまでは嬉しいに違いない。これは親も嬉しい。 
『よくここまで育ったなー』という感慨も伴う誕生日である。 
 
大学生になると親はもう関心が無い。本人はガールフレンドなどが出来るので、彼女と一緒に祝うので嬉しいだろうと思う。これが社会人になっても続く。 
結婚して子供が出来ると、これを行事として祝うので、嬉しい振りをする。 
 
子供が独立してしまい、自分も仕事からも引退して夫婦2人だけになると、今度は子供が祝ってくれるようになる。 
でもこの時期は老化が始まっているので、そんなに目出度くない。私はいまそんなところに居る。 
 
これが後期高齢者と言われる75歳を過ぎると本当に目出度いのかもしれない。 
でも、その時はボケもなく、元気でなければ目出度くはない。最後まで誕生日を目出度いと感じて生きることは、本当は難しいことなのである。 
 
(おまけの話) 
女房と娘が私の誕生祝いをしようと提案してきた。 
そこで六本木の中国飯店に食事に行くことにした。 
女房は私の為にかなり奮発して、コース料理を注文してくれた。 
 
中国飯店 
 
私の好きな『フカヒレ・スープ』、『黒酢の酢豚』、『北京ダック』も入っているコースで、しばらくお目に掛からなかった豪華メニューのお友達である。 
 
フカヒレスープ 
 
この店はいつも混んでいたのに、最近の不況の影響か、客はまばらだ。 
 
それがどういうわけか、帰りに店からお土産に中華饅頭をもらってしまった。 
『これはいい客だ。これからも来るだろう。この際は中華饅頭でもプレゼントして、常連になってもらおう』と考えたのかもしれない。 
 
食事の後は近くの娘のマンションでシフォン・ケーキに紅茶を予定していた。 
ところが中華料理を食べ過ぎたのか、もうケーキが入る余地が無い。 
 
シフォン・ケーキ 
 
年をとるというのは、こういうことなのだ。 
来年の誕生日には、もうコース料理も多過ぎるようになっているかもしれない。 
75歳までは誕生祝いをパスしようかなー。 
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▼コメント(1)
名前:高山 北村  2009.03.25 00:28:36
67回のお誕生日おめでとうございます。65歳過ぎのお誕生日は、無事生きていておめでとうってことでしょうか?でも祝って下さる御家族がある事に感謝ですね!お互い「どちら様?」って家族に聞かない間はお祝しても良いと思いますよ。お身体は確実に曲がり角をUターンしてますからお大事に! 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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