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[2009.03.23]
■東京は悪人ばかりか?
 
伊達市の隣町に壮瞥町という町がある。農業と観光の町で、人口は3000人くらいの小さな町である。 
農産物としては果物が名産で、観光は昭和新山、有珠山、そして洞爺湖の一部を含んでいる。 
静かな、そしてゆっくりと時間が過ぎて行くように感じる心が休まる町である。 


私はその壮瞥町にも友人が多い。 
たまたま伊達市のゴルフ会で知り合った岩倉観光農園のオヤジさんと気が合って以来、その縁で次々と友人が増えて行った。 
熊牧場の社長から壮瞥神社の宮司まで、幅広くお付き合いをしている。 
今では壮瞥町の有志のゴルフ会のメンバーにもなっている。みんな気のいい人達ばかりである。 
 
その壮瞥町の岩倉観光農園のオヤジさんから携帯メールが入った。彼のところは果物を専門に生産しているフルーツ農家である。 
『リンゴジュースを発送したので、今日あたりに届くと思います。飲んで下さい』と、あった。 
そして、その日の午後に宅急便が来た。 
開けてみたら大量のジャムとリンゴジュースであった。 
 
壮瞥町から届いた宅急便 
 
手紙も添えられていて、岩倉さんの奥さんが先月、私の家を訪問した時のお礼の品だそうだ。大したこともしていないのに、こんなにプレゼントされたら気が重い。 
 
私は朝食はパンを食べているので、ジャムは嬉しい。 
これは彼の奥さんの手作りのジャムであり、彼の店でも売っている商品である。 
彼女とは伊達でカラオケも一緒に行く仲なので、よく知っている人の作った食品は安心できて嬉しい。 
 
岩倉観光農園のジャムとジュース 
 
そこで思い出した。 
農家の女将さんは働き者であるという話を・・・。 
彼女は果物のシーズンともなると、朝は4時頃から起きて販売用のジャムを作る。 
昼間は出面さんの仕事の段取りをして、自分も店で働く。 
夜はサクランボの箱詰めなど、いくらでも仕事がある。 
だから、どの農家のお嫁さんも太った人はいない。太るほどの暇が無いのである。 
 
でも、農家のオヤジには太った人が多い。 
それは、オヤジの仕事が女房より楽だからかなー?(笑) 
 
(おまけの話) 
初めて岩倉さんに会ったのは、伊達に行き始めて2年目のことである。 
あるゴルフ会の表彰式の席で隣に座ったのが、岩倉さんであった。 
 
後で聞いた話だが、彼は『東京の人は悪い人が多いので、気を付けなければいけない。でも、橋本さんは伊達信金のR理事長やK組のK社長とお付き合いしているから、悪い人ではないだろうと思った』と言っていた。 
(岩倉さん。私と女房の顔を見れば、悪い人でないと分かるでしょう!) 
 
私がイコロ農園に出入りするようになった頃は、まだあまり農業の知識が無いTさんに私は色々とアドバイスしていた。難しい農業知識になると、私は密かに岩倉さんに聞いてからTさんにアドバイスしていた。それがある時、バレてしまった。Tさんにしても、『東京の人にアドバイスを受けるのも変だなー』と感じていたようだ。 
 
それ以来、岩倉さんはイコロ農園に出入りするようになった。 
今ではそれに加えて、農家の人はSさん、Kさん、Gさん、Tさんなども来るようになり、みんな一家言を持った先生ばかりで、『船頭多くして、舟 山に登る』状態である。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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