■桜ウォッチャーからの報告(国立市)4月8日
今年の桜は思いがけない寒さの襲来で、驚くほど長持ちしている。 国立という町は私が中学・高校時代を過ごした母校のある町である。そんな思い出深い町の桜を、友人達と撮影に行った。
JR国立駅の南改札口で友人達と待ち合わせ、すぐに桜見物に出掛ける。
改札口で友人達と待ち合わせ、すぐに桜見物に出掛ける。出掛けるといっても、改札口を出れば、もうそこは桜、桜、桜である。
JR国立駅南口から
国立駅南口の正面には、片側2車線の広い道路が南北に走っている。
両側には広い歩行者用の道路もあり、車道と歩道の間には植え込みがあり、そこに桜の木が植えられている。
だから、道路の幅は50メートル以上はあるのではないかと思う。
大学通りの桜
私の学生時代は、その道路は舗装がなされていなかった。でも、全くと言っていいほど車も走っていなかったので、友人達とその車道を横いっぱいに広がって学校まで歩いて行っていた。
今ならウォーキングと言って好んで歩いているが、その当時は学校までがもの凄く遠く感じられた。
いまここを歩いてみると、青春時代が蘇るような気がする。
国立で一番桜が綺麗な場所は『桜通り』である。
道路の名前に桜を付けるくらいだから、綺麗なはずだ。
さくら通り
その道路は大学通りを2キロほど南に進んだ先で東西に交差する道路である。
満開の桜がトンネルとなって3キロくらい続く。
ここが東京の桜で一番綺麗かもしれない。
桜吹雪
これで東京の桜の報告も本当に最後になった。また来年のお楽しみ・・・。
(おまけの話)
国立駅北口を背にして、右側に放射線状に延びている道路が富士見通りである。
関東地方ならどこにもある道路名で、その道からは富士山が見えるからである。
その道をしばらく進むと右側に国立音楽大学がある。
正面に走っている広い道路が大学通りである。
駅から数分のところの両側に一ツ橋大学があるから名付けられた。私の学生時代は、絵画の時間の写生の時は一ツ橋大学の構内に行っていた。
一橋大学バス停
大学受験の時期になると、私の母校が教室を受験生の為に貸していた。そんな縁があるのに、私の受験の時には全く縁が無かった。
左側の道路が「たまらん坂」を経由して国分寺に通じる朝陽通りである。この道から朝陽が上るのであるが、かなりありきたりの名前だ。
学生時代は「たまらん坂」となにげなく使っていたが、その理由は知らなかった。
この年になって調べてみたら、なんのことはない『坂が急で、たまらんと一ツ橋大学の学生が言った』というところから来ていたのだった。
かなりいい加減な名前を付けたものだと驚いたなー。