■全国から届くお土産の品
夏の間、私達が伊達市に来るようになって7年目である。 その間には我々を訪ねて多くの友人達が全国からやって来た。今年は少なめで20人だ。
6年連続で来ている女房の友人達もいる。
来た友人達はみんな『心の伊達市民』に登録してくれる。
それほど、この町は素晴らしい場所なのである。
その素晴らしさを知らないのは、地元民だけではないのかと疑ってしまう。
山梨の桃
友人達が来ると全国のお土産が一緒にやって来る。
お世話をした後にはまたやって来る。・・・・こともある。
それを期待しているわけではないが、私達は来た人が伊達市を好きになってくれるように一生懸命にお世話をする。
ペニンシュラ・ホテルのマンゴーセット
今までに一番遠方からの友人は、沖縄在住の私の同級生のF君である。
先日は女房の友人達が鹿児島、広島、長野、東京、帯広という組み合わせでやって来た。
そんなことで、伊達市に居ながら全国の美味しい物が手に入る。
鹿児島のマンゴー
今年のお土産は鹿児島のマンゴー、広島の紅葉饅頭、山梨の桃、長野の丸ナス、小布施の栗かのこ、静岡のシラス、東京はさすがに友人が多いので食べ慣れた色々な物が来る。
極めつけは仙台の『牛タン煎餅』という妙なものだった。
そんな中で、女房の友人からの絵手紙もなかなか良い。
絵手紙
そのお土産の数々も次のお客に出してしまうので、地元の僅かな人の口にしか届いていないのである。ご免なさい。
(おまけの話)
私が今までに頂いた一番大きな物はテーブルである。
それは台湾ヒノキで出来た大きな物で、長さは畳1畳半くらいあった。私がお世話をしていた台湾からの留学生が日本で就職し、そのお礼として台湾の台中に住む頼兆銘さんが送ってくれたのである。
なぜそんなに長いのかというと、その長さが台湾では縁起の良い寸法なのだそうだ。
暫くはそのまま使っていたが、家のリフォームの時に私の書斎で使う為に、大工さんに少し短く切ってもらうことにした。
仏像ご一行さま
それを頼まれた大工さんは、『こんなに長い台湾ヒノキは今では貴重である。勿体ないから切らない方が良い』と言う。
でも、勿体ないからといって使わないよりは、少し短くして使えるなら使った方が送り主も喜ぶと思い、1畳の長さに切って使っている。
そのテーブルの上から生み出されているのが、私の仏像なのである。
その頼兆銘さんもいまはもういない。ご冥福を祈ります。」