最近は色々なものが値上がりして、年金生活者には辛い。
ところがアメリカから日本へ来た人は、『食事が安い!』と驚いている。
東京のレストランでは省人化が急速に普及しているように感じて、少し前に「言葉不要の時代」というタイトルでブログに載せた。

そして『ではアメリカではどうなんだろう?』と思い、親戚のIさんに問い合わせてみた。今回はその質問と回答の報告である。


高級「ステーキレストラン」



【タブレットでの注文】
タブレットでの注文については日系のレストランでは見掛けるようになったが、あまり浸透している様子はなさそう。でも例えば回転寿司の「KURA」では、グルグル回ってくるスシ以外のものが欲しいなら』、

『目の前のタブレットのイメージ写真をタッチすれば5分以内にそれができて、目の前にサッと配達される。それでも人間ウエイトレスがいて、座るとすぐに『飲み物は?』と聞いてくる。『お茶』と答えればお茶を運んで来る。


スーパーのセルフ精算機  



【配膳ロボット】
ロボットは日系大衆的ラーメン屋の「幸楽」で見た。ロボットがラーメンや餃子などをテーブルに配達していた。ウエイトレスは注文取りと配達両方を兼ねている。昔は4人いたウエイトレスが、いつの間にか2人になっていた。

でも、まだ人間の方が主役で、ロボットは用事がなくて隅のほうで背を向けてスタンバイの姿勢が多かった。ロボットなのに、なにか可哀想に思ってしまったのは私だけだろうか。


ラーメン「IPPUDO」



【タブレットで注文時のチップ(1)】
食事中はウエイトレスは一切必要ないので、勘定を支払う時、チップをどうするか一瞬考える。「チップゼロ」というわけにもいかないのがアメリカで、最低10%はあげることにする。今や、チップは最低でも、18%で20%から25%になりつつある。

高過ぎると思っていても、みんな文句を言わずに支払っている。お客はウエイトレスが最低賃金で働いているのを知っているので、タブレット注文でもチップは寄付のような感覚の方が大きいだろう。


安いインド料理店「Akbar」



【ウェイターに注文する時のチップ(2)】
先日行ったレストランでは、人間ウエイトレス/ウエイターがいたが、カードで支払う時、既に「18%ならいくら、20%ならいくら」と印刷されているので、それを参考にしてチップ額を決めれば良い。

これまでのように食後チップの計算をしてせっかくの食事のおいしさに浸っているひと時が台無しにされるよりはいくらかましではある。タックスの上にチップだから、レストランで食事する時はそれなりの覚悟をして行かなくてはならない。


インド料理店のレシート(39.03ドル)



【値段】
インド料理に行ったら、ランチメニューで一人たったの15ドル(+税・チップ)。
こういう店はもうあまりなくなった。最近はラーメンが流行っていて、ウエストハリウッドなどの洒落た街にも進出して来た。先週行った「一風堂」だが、ラーメンはみな$20前後だ。

生ビールが$8で、私は$28プラス10%タックス、それにチップ15%を加えて$36の支払いになった。つぶれる店はどんどんつぶれている。でも新しい店がドンドン開いている。創業何十年なんて店はあまり無い。


 「IPPUDO」のメニュー



【無人キャッシャー】
無人キャッシャーはかなりポピュラーになって来ている。特にスーパーやドラッグストア。それでも機械の不調とか、まごまごしている人を助けるために、最低一人のアシスタントがウロウロしている。スーパーで困るのは、アルコール類は無人キャッシャーで買えないことと、野菜類で予め値段計算してないもの、バーコードの無いもの。

例えば赤い玉ねぎ。画面の中からたくさんの写真を見て、赤い玉ねぎを選んでそれをタッチしなくてはならず、写真で分からないものもあり時間が掛る。


 セルフ精算機で戸惑う老婦人



(おまけの話)
【エピソード(1)】
友人がかなり高めのレストランに行き、勘定を払う時(自分の席で払う)会話に夢中になっていて、チップを加えるのを忘れた。外に出てから、ウエイトレス/ウエイターが走り出て来て、『何か失礼なことをしましたか?』と物凄い形相で追いかけて来たそうです。勿論、この友人は謝って、チップを払いにレストランにまた戻りました。


 近所のマーケット風景(1)



【エピソード(2)】
世の中には会話のない場面が増えましたが、それとは逆の体験もありました。フリーマーケットでのことです。品物を売っている人たちと気軽に会話ができるシーンです。今日の人は85歳の女性で、自分から歳を言いました。

私 『へー、ずいぶんお若く見えますね。その秘訣は何でしょう?』
彼女『分からないけど、この年まで生きて来られて感謝です』
私 『やはりそういう感謝の気持ちが若さを保たせているのですね!』
彼女『ええ、随分とひどい人生を歩んで来たけど、、、アルコールやドラッグ。今は大丈夫よ』。

こんな会話を5分以内にしてきました。彼女は骨董品やアートっぽい品を売っていました。


近所のマーケット風景(2)



アメリカの普通の人の退職年齢は65歳である。退職後は公的年金を受給する。平均的な金額は62歳から受給で月額1275ドル(約19万円)で、70歳から受給で1963ドル(約29万円)である。一方でミドルクラスと呼ばれる人達の平均月収は5000ドル(75万円)である。

またデータによると、65歳以上の家庭での支出は1ヶ月に4000ドル(60万円)である。円に換算すると多いように感じるが、物価の高いアメリカでは、日本同様に生活は大変のようだ。だから多くの人は個人年金に加入したり、株式の配当で賄っているようだ。


ロサンゼルス・カウンティ植物園


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. すき家(Y)
    すき家(Y)
    返信

    すき家のカレーが好物である。週に2~3回は食べに行く。そこでの注文がタブレット経由である。カレーの種類もたくさんあるので、「今日はどれを食べようかな?」とゆっくりと考える時間を取れるのがいい!店員は水を持ってきて置いて行くが何もしゃべらない。伝票を置いて行くが店頭表示の税込み価格のみである。当然支払いは、伝票価格のみ安心して払い終わることが出来る。チップやサービス料や税金などを計算する必要にない日本は暮らしやすい事を実感している。

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