
心の伊達市民 第一号
3月23日(土)から31日(日)まで、皇居乾(いぬい)通りが一般公開された。
春は乾通りの桜を見ることが出来るのだが、今年は桜の開花が遅れていて期待できないと思った。それでもブログのネタを探しているので、出掛けて行った。
入城は坂下門なので東京駅から歩いて行ったら、手荷物検査などが行なわれるために二重橋の方まで歩かされた。それなら都バスを「東京フォーラム前」で降りれば良かったと思ったが、もう手遅れである。
例年と違いまだ桜の開花宣言が出ていないので、手荷物検査場で待たされることも無かった。大声で話す人も無く、静かに並んで宮城内に入って行った。
大勢の外国人観光客も来ていたが、二重橋を見に来た人達が誘導されて、なんだか分からないままに入って来ているように感じた。
それは皇宮警察官にスマホの翻訳ソフトを使って質問している人がいたからだ
皇居内に入ると、警備官が50メートルおきくらいに並んでいる。
自撮り棒での「撮影禁止」の札も立っている。
外国ではあまり「お花見」の習慣が無いようなので、皇宮警察も過去の経験から「桜の花に触ったり」、「自撮り棒で撮影する人」が多く出ることを恐れているのだろう。
乾通りは春より、秋の方が良い。
もともとこの通りには桜は無かったようで、いま見る桜も若木ばかりである。
色々な桜を楽しんでもらうために、色々な種類の桜が植えられている。
「桜は染井吉野」と決めている私には、早咲き桜で若木では華やかさに欠ける。
昨年などは参加者に対して警備官が『立ち止まって写真を撮らないで下さい!』と、叫んでいたくらい大勢の人が来ていた。
今年は立ち止って写真を撮っても、なにも言われないほど空いている。
たまにソメイヨシノの木があるが、みんな蕾だけで開花はまだ先のようだ。
出口に近いところで、人だかりがしていた。
しかもほとんどが外国人観光客で、みんな桜を背景に記念撮影をしていた。
この桜は乾通り抜けで、一番綺麗だった。桜の種類は「ヨシノヒガンサクラ」である。
日本の桜の時期を狙って来日した観光客は、ソメイヨシノの開花の遅れでがっかりだろう。昨年の今ごろなら、桜の「花吹雪」だったろう。
参考に過去4年間の東京の桜の満開の日を調べてみた。
2021年・・3月22日、22年・・27日、23年・・22日、24年・・4月7日予定。
平年並みなら、乾通りの通り抜けは丁度良い時期だったのである。
でも開花が遅れたお陰で私の年代の者には、今年は久し振りに昔のように入学式と満開が一緒になった。そう言えば昔は入学試験の合否を、「さくら咲く」、「さくら散る」なんて電報で知らせていたなー。
(おまけの話)【北の丸公園】
皇居「平川門」から外へ出ると、向かい側は「北の丸公園」である。
公園内は冬景色で、人もあまりいない。
日本武道館の前に来たら、大勢の高齢女性が館内から出て来るところだった。横断幕も出ていないので、なにが行なわれていたのか分からない。
ただ大勢のJTBの係員が、駐車場のバスに案内していた。家に帰ってからネットで、「3月28日、東京武道館」で検索したが、全くヒットしない。条件を変えても出て来ない。名前を知られては具合が悪いような、話題の宗教の祭事かもしれないと思った。
【千鳥ヶ淵】
北の丸公園を出て、千鳥ヶ淵に桜の様子を見に行って見た。
派手な看板が出ていて、『3月22日から4月2日まで、千代田さくらまつり」で桜のライトアップを行う』と知らせていた。でもこの辺りの桜の開花は3月31日のようなので、満開になる前にライトアップが終ってしまう。
千鳥ヶ淵のお濠を見たら、ボートが1艘だけ花の無い木の下に出ていた。
この光景は、なんだか侘しいなー。
【靖国神社】
もしかしたら、靖国神社の開花宣言が行なわれるかもしれないと思い、道路を渡って靖国神社に行って見た。神門を入った右側の能楽堂の前にある桜の木が、東京の開花宣言の標準木である。現場には報道陣が来ていた。私が桜の花を探したら、5個以上は咲いていた。
そこで報道関係の女性に聞いてみた。
私 『何時に宣言をするのですか?』
女性『今日は無いです』
私 『なぜですか? 花が5個以上咲いていますよ』
女性『根元から分かれた若木はダメで、本来の太い木で咲かないとダメだそうです』。
・・・と言うわけで、28日の開花宣言は「オアズケ」となったが、翌日の29日には昨年の2週間遅れで開花宣言が出た。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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伊達に「藍染めワンダーランド」を創る![ aizome-「I」/ 伊達 ]
伊達市で藍染めの魅力を伝えている”aizome-「I」"さん。むしゃなびでは一昨年に特集していました。 2023年6月の記事はこちら▼ 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』 ご縁があり「ここだ!」という場所を見つけ工房とし、その場所でのイベントも始めていた頃でした。そこからストーリーは進み、今年、熱い想いでクラウドファウンディングをスタートさせました。 クラファンページはこちら!3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 『 藍染め 』という伝統文化を次世代に繋ぐ、更には地域の活性化、人と人が結びつく新たな場の創出を目指す、aizome-「I」の金子夫妻。地元のみんなで応援してみませんか? 藍染工房の立ち上げ、さらに宿泊施設をプラスし『藍染めワンダーランド』を創りたいとの想いで挑戦。リターン品には藍染体験(オススメ!)や藍染めで仕上げたアクセサリーやTシャツ、ストール、靴下やストラップなども。ふたりの想いが伝わってくるクラファンページをぜひ一度ご覧ください。 伊達で生まれ育ったふたりの、ふるさとへの想い 「地元の人たちと繋がりを深められる場所にしたい」 「伊達市の特産品である藍を広め、観光客やインバウンドの人たちに『目的地』として訪れてもらうことで、伊達全体の活性化にも繋げたい」 お二人の言葉の節々に伊達市への愛を感じます。お二人は伊達市で生まれ育ち、今その地元で子育てをしています。地元を愛し、盛り上げたいという気持ちは既に周囲にもしっかりと伝わっていて、イベント時には多くの地元の人々が運営に携わっています。 「イベントなどを通じて人と人がつながり、交わることで、ここが藍染めの液のようにいい形で発酵し、美しい「華」を咲かせられたらとも願っています」 奥が深い”藍染め”という技術 ・そもそも、なぜ藍染め? ・藍が伊達市の特産品なのは知っているけど、 藍染めのことはよく知らない……。 ・草木染めのことでしょ? と思われる方も多いと思います。ここで藍染めについて少しだけご紹介します。 まずご紹介したいのは、藍の国内生産量について。第1位は徳島県、第2位が北海道です。そしてなんとその藍は全て伊達産!そして伊達では一件の農家のみが藍を栽培しています。つまり伊達市の農家・篠原一寿さんが、全国2位の生産量を栽培しているのです。 次に”藍”という植物について。藍は大昔から様々な用途に使われてきました。生葉を絞ったものはやけどや口内炎などに効果があり、葉を煎じたものは解熱や解毒に効果があると言われています。高い抗酸化作用や抗菌作用があることも分かっています。藍染めで染めた布は防臭効果、防虫効果、UVカット、保温保湿、燃えにくい(難燃性)といった特徴があり、昔から山や畑仕事の作業着に重宝されていたそうです。 特に奥が深いと感じさせるのは、染め方です。藍は水溶性では無いため、他の草木染めとは全く異なる染め方を要します。まず、藍の原料を作るためには藍の葉を摘み取り、乾燥させ、1週間に一度水打ちと切り返しを行います。これを100日間ほどかけると、藍の葉は発酵し、藍の原料「すくも」が出来上がります。 このすくもは水には溶けないので(不溶性)、広葉樹(カシ、ナラ等)の木を燃やし、灰にします。その灰を熱湯に入れ良く攪拌し、一晩寝かせて出来た灰汁に入れる事で、すくもにふくまれた有機物や微生物が徐々に溶け出し、発酵して液が出来上がります。染め液にするまでには、およそ1週間から2週間ほどかかります。 さらに染め液はとても繊細で、そのときの温度や環境、そこにいる人のエネルギーによっても染まり方が変わると言います。 「だからこそ奥が深く、おもしろいと思います。また、藍染めは、綿やシルク、麻などの天然素材との相性がいいのも特徴です」 クラファンには藍染め体験のリターンもあります。ぜひご自身の手で染めて、藍を体感してみては。日本の伝統工芸でもある藍染めを、自身で体験できるところは全国でも限られています。多くの体験者が、藍染めの奥深さと色の美しさに魅了されています。 藍染め液の中のような『温かい場所』を目指して 総面積が2500坪もある工房敷地。前の持ち主の方が手入れしていた庭が1200坪。景色を遮る高い建物が周りになく、空が広くて近くて、緑と季節の花に囲まれていて、気持ちがリフレッシュするような場所です。 「この場所を生かしてマルシェや子どもまつり、音楽フェスなどを開催。藍染めに興味がない人、藍染めを知らない人にも、イベントに参加してもらうことで藍染めについて知ってもらえたらと思って開催してきました」 今まで開催されてきたイベントには多くの人が訪れ、この場所の素晴らしさを知り、そして人と人が出会い・繋がっていきました。このクラファンを通してより多くの人々の想いが加わることで、さらに”温かい場所”となるでしょう。伊達市を盛り上げるスポットになること間違いなし。応援したい!と思われた方は、こちらから▼3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 とにかく明るく、前向きでエネルギッシュで、藍と愛に溢れる金子夫妻。二人を応援したらご利益がありそうな雰囲気です。正式にオープンしたら、二人(+いっつもニコニコ愛娘みねちゃんの三人)に会いに、ぜひ工房を訪れてみてくださいね。 ※こちらの記事は一部クラファンページより引用・参照して作成しています。 (クラファンページ ライター:徳積ナマコ 様 / 一部写真借用) ____________________________________________________________ aizome-「I」 北海道伊達市で夫婦で活動する藍染め作家 地元で育つ天然藍で染めています。 1/15よりクラウドファンディングに挑戦。
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いま、お馬さんと密な関係になってみた!LAKE TOYA RANCH
こちらの特集版にご訪問くださり、どうもありがとうございます^^ / 今後月に2~3回ほど、編集部のライターとして、皆様のお目目にかかることになりましたRiettyです。 この場では、私が出会った「好き」や「楽しい」や「いいね!」を皆様におすそわけさせていただきたいと思っています。 いろんなモノ。 いろんなコト。 いろんなヒト。 楽しむための情報の一つとして。 どうぞ末長くお付き合いくださいね ♡ さてさて。 国道230号線を留守都村方面に向かって車を走らせた時。 この看板を見かけたことはありませんか? 私、実はず〜〜っと気になっていたのですが、ついに曲がってみました。 すると…。 まずお迎えしてくれたのはこの子。 プードルのラヴィン君です。 まだ子供なので、「お客様だ〜!」とはしゃぐ姿がとても可愛い。 北海道弁では「おだつ」感じ。 そして誘導されるように歩くと…。 たくさんのお馬さんたちがのんびりお食餌中でした。 ここは、洞爺湖にほど近い月浦町にある「LAKE TOYA RANCH」さんです。 おっとり優しいお馬さんに跨り、ホーストレッキングや引き馬などを体験できるところです。 早速、体験してみました。 乗せてくれたのはヨーロッパ系ハーフリンガー&どさんこのミックス、大食漢のマックス君。 男子ですが可愛い顔立ちです。 山岳馬なので体力があります。 まずは「よろしくね ♡」とご挨拶。 そして、マックス君の相棒はアメリカ産クウォーターホースのローラちゃん。 カウボーイが乗るお馬さんです。 でも、ここで乗っているのはとても素敵な美人インスタラクターさん♡ トレッキングに出かける前に、「進め」「止まれ」「ターン」の手綱捌きを教わりました。 とても良くトレーニングをされているお馬さんたちなので、的確なアドバイスのもと、少しの練習と、「仲良くなりたい!」という気持ちがあればすぐに乗れるようになれます。 さあ! いざ! トレッキングに出発〜! 緊張と興奮でワクワク&ドキドキ☆ 親切なインストラクターさんは、ほとんど後ろを見た状態で爽やかに優しく指示をくれます。 上り坂は前傾して。 下り坂は後ろに反り気味に。 軸を保とうとするので、インナーマッスルが鍛えられそうです。 太腿の内側も締まりそう。 なかなかの運動量です。 二次的効果を密かに期待してしまいます。 途中、雪が降り出しました。 グリーンシーズンも良いけれど、白い雪原や山道を歩くのは本当に気持ちがいい ♡ お馬さんが一緒にいると、見慣れたはずの洞爺湖の景色が非日常なものに変わります。 お馬さんとの密なトレッキング。 元気に迎えてくれるラヴィンちゃんと、穏やかなお馬さんたちと、親切なスタッフさんたちに優しい時間をいただきました。 もちろんワイルド&イケメン社長 高橋洋一さんも、はにかみながら歓迎してくれます ^^ / 最後に地元密着耳寄り情報!!(地域外の皆様にはごめんなさい) 絶対にお得!! 絶対におすすめ!! 見逃さないでね♪♪ 帰りは高橋社長とラヴィン君が見送ってくれました。 レイクトーヤランチ情報 電話 0142-73-2455 住所 虻田郡洞爺湖町月浦44番地(カーナビ住所検索はうまくいきませんので、レイクトーヤランチと入れて検索してください) アクセス 洞爺湖温泉街より車で5分 E.mail toya@jphorseriding.com ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年) ※シェア、リンク等大歓迎です!
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