心の伊達市民 第一号

リベンジ・フィッシング 

以前のブログで「運河でハゼを釣る」という話を話を書いたが、その時はエサが10分で無くなり全く釣りにならなかった。そこで今回は私から前回の釣りに誘ってくれたマンションの友人(Xさん)に、「あの時のリベンジがしたい」と話しておいた。


                   水路の横で仕掛けの準備をするXさんを見る私。 向かい側はタワーマンションの建設現場。

11月後半になりXさんからメールが入った。
「潮の加減が良くなったので、もう一度、場所を変えてハゼ釣りをしましょう」。
そして穏やかで暖かな一日に再度の釣りに行った。
今回の場所は前回よりもっとマンションに近い所で、隅田川から朝潮運河へ繋がる水路だった。


                  自宅の窓から女房が私達を撮影し、LINEで送って来た。

釣りの準備が出来て私はウキの付いた竿で、Xさんはウキ無しで釣りの始まりである。
1分もしない内にXさんがアジを釣り上げた。30センチはある。


これを見た私は「これなら私でも釣れそうだ」と確信を持った。
そしてXさんのウキ無しの竿と交換した。
しかし私の竿には全く当たりが無い。Xさんも、それっきりで釣れない。


                      道具は立派だが、腕が伴わない

そこに同じマンションのYさんが見物にやって来た。
彼は釣りは嫌いだそうで、「いつ釣れるか分からないので、釣りは飽きる」と言った。
しばらく話をしていたが、つまらなそうに帰って行った。


当たりが無いので、私は少し隅田川寄りに場所を変えてみた。
アカエイが私の目の前を泳いで、そして隅田川方面に去って行った。


                     Xさんはすぐにアジを釣り上げた。

場所を変えてすぐに、私の竿に当たりがあった。
「コツン、コツン」という、魚がエサを突っつく感じが竿を通して伝わって来る。
様子を見ながら竿を上げたが、エサのゴカイが短くなっていただけだった。


同じ場所に釣り糸を入れると、また突っつく。また上げる。また短くなっている。
どうも釣り上げるタイミングが合わないようだ。


                  今回はエサ(ゴカイ)も十分だ。

また「コツン、コツン」と来たので竿を引き上げたら、なんだかエサが太くなったように思えた。また釣り糸を同じ場所に入れる。また「コツン、コツン」と来たので、今回は竿を手元まで引き寄せた。
そして驚いた。エサより少し大きなハゼが釣れていたのである。
あまりに小さいのでエサだと思っていたが、ハゼだった。


私が釣り上げたエサのような小さな「泥ハゼ」。

Xさんが「それは泥ハゼと言って、我々の狙いと違う」と言った。
私はそれでも満足だった。今回の目標が「1匹釣れれば良い」だったからだ。
その後も頑張ったが2人とも全く釣れず、夕方で寒くなって来たので終りとした。


家に帰ったらXさんからメールが入った。「釣りというのは魚の都合というものがありますので、次回はなんとか良い場所、季節を調査してお誘いします」。
またリベンジかな?


                   しばらく頑張ったが、全く釣れなかった。 向こうに見える橋の奥が隅田川。私の左側が私の住むマンション。

(おまけの話)
今回の釣りは午後2時からだったので、午前中にウォーキングに行った。
先ずは都道2号線で隅田川を渡り、癌研前から築地場外市場を横目て見ながら図書館に向った。
お知らせのあった本を引き取りに行った。
その後で、近くの「ゆで太郎」で立ち喰い蕎麦を食べる。2~3日前にテレビに社長が出ていたからだ。


                    波除神社の「酉の市」

次にコンビニの「ミニストップ」で、ソフトクリームを買って食べた。
そして築地本願寺にお参りし、また築地場外市場を通り抜けて、波除神社に行く。
この日(11月26日)は「三の酉」の日で、狭い境内には所狭しと熊手が売られている。
境内が狭いので、お得意様に売却済みの熊手は神社の外に並べられているのが可笑しい。


                  観光船「卑弥呼」

そこから晴海通りに出て、勝どき橋を渡る。
東京湾方面から観光船「卑弥呼」がやって来た。
卑弥呼の写真を撮ってから、隅田川テラスを歩いてマンション方向へ進む。


途中にある小さな公園の紅葉した桜の葉が地面に落ちて美しい。
ご近所を一周して戻ってだけだが、中央区の小さな旅でも色々な発見がある。


                  小さな公園の通路に吹き寄せられた落ち葉が美しい。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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