2月2日に菅総理大臣は「緊急事態宣言」の延期を発表した。
「みんな家に居ろ!」ということか?


政府のコロナ対策専門家会議の発表では「感染者の最大の感染場所は家庭」だそうだ。そうなると、亭主が家で仕事をする「テレワーク」は問題ではないのか?
更に家で仕事の出来る人達は恵まれている会社に勤めていて、現場仕事ではない人だと思う。


CAFE「VELOCE」


少し前に英語の標語の大好きな小池都知事が、「テレハーフ」と言い出した。
この意味は「終日のテレワークだけでなく、半日とか時間単位のテレワークとローテーション勤務を組み合わせた働き方」だそうだ。

職場での感染が疑われているから、テレワークなのではないのか?
半日出勤なら感染しないのか? 相変わらず変なことを言い出す知事だ。


CAFE「TULLY'S」


現役を去って17年も経つ私なので、現在の労働環境がどうなっているか知らない。大手企業の事務所は昔と違い、入館にセキュリティを通過しなければ入れない。だから「覗き見」も出来ないので、代案として区役所の様子を見に行った。

区役所に行ってみて驚いた。一応は来訪者と職員の間にプラスチックのカーテンがあり全員がマスクはしているが、隣の席とは近いしプラスチックの仕切り板も無い。小池都知事の言う「3密」はここから変えなければ、コロナには勝てないと思った。


CAFE「DOUTOR」


「テレワーク」と英語で言えば「格好良い」みたいになるが、実際はどうなんだろうと思い身近な人に聞いてみた。すると女性の意見では「今まで家に居なかった亭主が一日中、家に居て鬱陶しい」、「お昼ご飯を用意しなければならないのが困る」、「自宅で仕事をする場所など、元々無い」、「夫婦喧嘩が増えた」などマイナスばかりでプラス面は少ないようだ。


CAFE「STARBUCKS COFFEE」


では会社に行けないサラリーマンはどうしているかと思えば、多くが家を出ている。そしてカフェに行ったりカラオケ店に行ったりして、そこで仕事をしている。やはり彼らも家には居づらいのだろう。

そこでカフェを覗いてみたらどこも満席で、みんなパソコンに向かっている。
隣の席との間にはプラスチックの仕切り版はあるが、距離は近い。

CAFE「EXCELSIOR」


これでは会社に行った方が、「3密を避けられる」と感じた。
今では会社に隣の席との間に仕切り版はあるのかなー?

カフェ店の方も、営業的にはマイナスだと思う。
コロナ前ならお客の滞在時間は短く、回転率も良かっただろう。
だから300円前後くらいでコーヒーが飲めたのであるが、今はみんなが長居するので回転率も落ちて見た目ほどは儲からないと思う。


「星乃珈琲店」(値段が高いので、テレワーク人はいない)


「亭主は元気で留守が良い」と昔から言われているが、実際は家に居場所の無い亭主たちがカフェで密集しているのが現状だ。会社でシッカリとコロナ対策をして従来通りに仕事をした方が、家庭も円満、仕事も捗るのではないだろうか?
そんなことを感じたカフェ巡りだった。


私が豆を買う店「LIFE」、コーヒーは200円


(おまけの話)
今回はサラリーマンのランチ事情も探りに行ってみた。
最初は我が家から近い「トリトンスクエア」というビジネス街に行った。
1階の奥にはフードコートがあり、色々な店が格安で食事を提供している。

私は中華料理店で五目焼きそばを注文した。
すると呼び出し用のポケットベルを渡された。若い人は知らないだろうが、携帯電話が世に出るズーと前にポケットベルというものがありNTTが提供していた。


料理の出来上がりを知らせるベル。


営業マンなどがこれを持ち歩き、ベルが鳴ると近くの公衆電話に駆け込んで会社に電話をしたのである。今はNTTは関係無いが、こんな場所で使われている。

ある日には、コンビニのローソンのイートインに行ってみた。
食べ物を陳列棚から取り出し、セルフレジで精算する。
初めてのことでモタモタしていたら、店員が出て来てやり方を教えてくれた。
フードコートもイートインもサラリーマンは1人で来ていて、みんな黙食をしていた。

「NATURAL LAWSON」のイートインで私が食べたもの。


通りに出ると「Uber Eat」の配達員とすれ違う。
最近はこれに「出前館」が加わり、更にマクドナルド、ピザ屋を巻き込んで競争が激化しているようだ。

配達員は色々な事情でこの仕事をしているのだろうが、「交通の邪魔だ!」と嫌がらせも受けている。誠に気の毒に思う。
会社に行く人も、テレワークで自宅で仕事をする人も大変な時代になっている。

前職は何か? 今は「UBER EAT」の配達員。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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