心の伊達市民 第一号

写真で見る東京(103)・・・アジサイと花菖蒲

【アジサイの花】
梅雨時になると「アジサイ」の花が綺麗に感じる。
「facebook」の投稿でアジサイの花が出ていたので、思い出して「ゆりかもめ」の青海駅前のアジサイ花壇を見に行った。

アジサイは色々な場所で見られるが、たくさん見たければお台場である。
ここはあまり知られていないので、いつ行っても見物客はあまりいないのが良い。
5月29日に行ってみたが、まだ少し早かった。     
でも東京湾に面したアジサイ花壇は誰も来ていないし、海風が通り過ぎて気持ちが良かった。


 「ホンアジサイ」(青海で)



「築地本願寺」
築地本願寺にもアジサイがあるので、写真を撮りに行った。
正面手前に小さな門があり、そこから入ると右側に紫色のアジサイが植えられている。
その小道の正面には大きな親鸞像が立っている。

親鸞聖人とは本願寺の説明では「800年の昔、人々とともにお念仏のみ教えに生き、今も私たちを導き続ける浄土真宗の宗祖です」とある。
私は女房の願いを入れて、実家は禅宗だったのに浄土真宗のお寺に墓を買ったのである。だからあまり宗教には関心は無く、「死んだら終り」と思っている。


 親鸞聖人像とアジサイ(築地本願寺)



「銀座の小公園」
都バスで銀座から家に帰る時に、三越でデパートの前のバス停から乗る。
そこから40メートルほど先の左側に、名前も無い小さな公園がある。
真夏になると、そこに置いてあるベンチの上からミストが噴射される。
その時だけ外国人観光客はここで休むが、それ以外の季節には見向きもしない。

しかし今の時期にはアジサイの一種で、色は白だがかなり派手な「カシワバアジサイ」が咲いていた。道路の向かい側にも同じ小公園があり、やはり「カシワバアジサイ」が咲いている。


  「カシワバアジサイ」(銀座小公園)



「ファンケル・あじさいガーデン」
銀座通りに「ファンケル」という化粧品会社があり、このビルの屋上で定期的に花壇を公開している。ガーデンといっても小さなものだが、6月5日の世界環境デーに合わせて5月29日から6月4日までの企画で、「みらいへ~地球を守るEarthガーデン」というイベントをやっていた。

ジジイが化粧品会社に入るのはやり難いのだが、いつも照れながら頑張って入って行く。午前11時の開店と同時に入ったのだが、店の入口で待つ女性が既に4人もいた。
10階のガーデンに行くと、女性が「あじさいガーデン」の中の椅子に座って写真を撮っていた。私は『なんで?』と思った。
もらったパンフレットを見たら、このガーデンのデザイナーだった。


 「あじさいガーデン」( ファンケル)



「お台場」
そろそろお台場のアジサイも見頃だろうと思ったので、出掛けて行った。
今回の場所はお台場から東京ビッグサイトへ行く道の途中の「東京テレポート駅」の向かい側にある。ここのアジサイは白色のホンアジサイだけだが、大量に植えられている。
細い階段の両側に植えられていて、見に来ている人がいない時なら動画撮影に最適な場所だ。

白のアジサイはまだ少し早かったが、青のアジサイは見頃を迎えていた。
階段を上がり左に行くとすぐに小径があり、その両側には紫のアジサイが植えられている。どちらも甲乙付けがたいので、動画を2種類見てもらうことにした。




【花菖蒲】
都バスか地下鉄か覚えていないが、「下町日和きっぷ」で「菖蒲園」の広告を見た。
そこで「花菖蒲の季節」に気が付いて、近場の3ヵ所の菖蒲園を見に行くことにした。
最初は「小石川後楽園」である。大江戸線の「飯田橋駅」を出れば、徒歩5分である。
シニア割引きで150円を支払い、勝手知ったる「菖蒲田」に向かった。

ここの菖蒲田は凄い。細長いがかなりの広さで、ビッシリと花菖蒲が植えられていて、いまが丁度見頃だった。大勢の人達が見に来ていて、写真を撮る人が多い。花菖蒲の株数は660株とのことで、こんなに多い場所も珍しい。
動画も撮影したが、人が多過ぎて、人の入らない画像を撮るのが難しかった。



「皇居東御苑」
皇居東御苑には何度も行っているが、菖蒲を見に行ったことは無いような気がしている。菖蒲田は大手門から入り途中を右に入った、二の丸の「二の丸庭園」の中にある。
この庭園は九代将軍家重の時代の庭絵図面をもとに復元された、観賞や遊興の場として親しまれた池泉回遊式庭園である。

行ってみて思い出したが、菖蒲の咲いていない季節に来たことがあった。
二の丸池が美しい。睡蓮が浮かんでいて、小さな黄色い花が咲いていた。
見に来ているのは外国人が70%くらいで、日本人らしき人は少ない。
晴天で気温は29度で、菖蒲田の周りには日影が無い。暑くて堪らず、写真を撮ってすぐに戻った。


 皇居二の丸庭園「菖蒲田」



「清澄庭園」
ここは我が家の前から「亀戸駅」行きの都バスの乗れば、約20分で清澄庭園の前まで行ける。公園の入口は横の道を、200メートルくらい入ったところにある。
ここは都営の公園なので、シニアは一般の半額で申し訳ないような70円であった。

花菖蒲のある場所は、入口からは一番奥になる。
一段下がったところに広場があり、その左手の低地に植えられていた。
その数はざっと見て、300株くらいだろうか?
いまが見頃のようで、「いい時に来た」と感じてしばらく眺めていた。


 花菖蒲(清澄庭園)

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コメント

  1. Shinji

    Shinji

    返信

    アジサイと花菖蒲、どちらも6月(梅雨時)の季節感にあふれています。花くらべ、優雅です。
    小石川後楽園の動画を見ると、見物客はほぼ100%日本人のように見受けられます。体格が細い、同じような帽子を被っている、他人との距離を適度に保っている。それらが理由です。

  2. 梅雨入り(Y)

    梅雨入り(Y)

    返信

    アジサイには雨が似合います。昨日の梅雨入りに合わせるかの様なアジサイの絵を楽しみました。「変心」という花言葉もありますが、いろいろな色に変化するアジサイはおとこ心を惑わせるのでしょう。小雨の中を相合傘でアジサイの小道を歩く姿に昔の自分を思い出させる??? そんなことは無かったですが!
    「最後から二番目の恋」にある鎌倉には紫陽花が似合いますね!

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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