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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
「三寒四温」という言葉があるが、やっと春めいて来た。
暖かくなると、新型コロナウィルスも元気が無くなる。
このウィルスは湿気と熱に弱いらしい。
だから夏に向かうと自然に感染者も減り、更にワクチン接種も始まったので、しばらくすれば終息するだろう。でも、また冬になれば登場するに違いない。
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隅田川に入る水路の水門
暖かくなると心も弾む。
そして「春のうららの隅田川・・・」という童謡の歌詞が頭に浮かんだ。
作詞は武島 羽衣、作曲は滝 廉太郎の「花」である。
【春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が 櫂のしずくも 花と散る ながめを何に たとうべき】
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テラスから見た「築地大橋」
【見ずやあけぼの 露あびて われにもの言う 桜木を 見ずや夕ぐれ手をのべて われさしまねく 青柳を】、【錦おりなす 長堤に 暮るればのぼる おぼろ月 げに一刻も 千金の ながめを何に たとうべき ながめを何に たとうべき】
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隅田川テラスはアート
最近は「うらら」などという言葉は死語になっているようだ。
「うらら」とは、空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさまだそうだ。
そこで隅田川が見えるところに住んでいる私は、歌詞につられて隅田川に行った。童謡と違い隅田川は両岸をコンクリートで固められていて、風情は無い。
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堤防の斜面でエサをついばむ野バト
しかし「のぼりくだりの 船人」はいる。
最近はコロナの影響も少し薄れて来たのか、遊覧船が見られるようになった。
「のぼり」は日の出桟橋から浅草まで、「くだり」は浅草からである。
他には運搬船、水上清掃船、釣り船、水上警察挺、消防艇、プレジャーボートなどが「のぼり くだり」している。
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テラスから見た勝鬨橋
ここへ越して来てからだが、私は隅田川沿いを歩いて上流に行ったことがある。
真夏の暑い中を3回に分けて歩いたが、千住まで行った。
北区の岩淵水門が荒川との分流点で、そこから荒川に入り千住大橋まで歩いた。
更に上流に行けば秩父まで行ける。
そして源流点は甲武信ヶ岳で、そこから出た1滴が我が家の近くの隅田川の流れとなっているのである。
![](https://mushanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/6-21.jpg)
勝鬨橋から見た「リバーシティ21」
隅田川テラスは自転車禁止なので、安心してのんびり歩ける。
たまに釣り人がいて、「すずき」や「アカエイ」を釣っている。
ドラマの撮影も良く見掛ける。
しかし台風などで上流に大雨が降ると、いつもは穏やかな隅田川が豹変して濁流となる。時には水面が上昇して、テラスまで水が来る時もある。
でもどんな時でも隅田川は愛すべき川で、私は「春うらら」の時が一番好きだ。
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勝鬨橋から見た築地側のテラスは花が多い
(おまけの話)
「隅田川」で気の利いた「おまけの話」が思い浮かばないので、ネットで調べてみた。「隅田川」と検索したら、「すみだ川」で現れたのは「永井荷風」の書いた小説の「すみだ川」だった。
私はこの小説は読んだことが無いので、こちらもネットで「あらすじ」を読んだ。長吉という若者と、芸者になったお糸という女性の恋愛物語のようだ。
![](https://mushanavi.com/wp-content/uploads/2021/02/8-21.jpg)
隅田川を遡る遊覧船「卑弥呼」
更にネットで検索したら、YOUTUBEで島倉千代子の「すみだ川」が出て来た。
これは永井荷風の同名小説を題材に書かれた曲で、イヤホンで聞いてみたら知っている歌だった。
私は演歌は趣味ではなかったが、晩年になって好きになった。
彼女のヒット曲である「人生いろいろ」は特に好きで、ブログのタイトルに時々使っているが、「人生いろいろ」はこの歌から取っているのである。
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築地大橋から見た上流の勝鬨橋方面
更に調べていたら、「能」の演目に「隅田川」があった。
この物語は「わが子が人買いにさらわれたために心が狂乱し、息子をさがしにはるばるこの地まで来た。舟頭が狂女に、舟に乗りたければ面白く狂って見せろと言った」という話で、これらを「狂女物」と言うそうだ。
歌舞伎の演目にも同じ内容で、「隅田川」があるようだ。
隅田川は昔から特別な川だったようだ。
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水上清掃船が常に隅田川の掃除をしている
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/entry-6754.html
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