緊急事態宣言が延長された。
今回の緊急事態宣言は3回目であるが、あまり効果があったようには思えない。
東京都は公共交通機関に「間引き運転」を要請したが、これは逆効果だ。

運行本数が少なければ、それだけ車内は混むのを電車に乗らない政治家は分っていない。政策に関しては色々と文句があるが、私は専門家ではないので自分で自分を守るしか方法が無い。



「矢先稲荷神社」(福禄寿)


しかし出歩かないと足腰が弱ってしまう。
だから雨の日以外は必ずウォーキングに出掛けて行く。
ただ近所を歩いていたのでは徘徊老人になってしまうので、目的を持とうと考えている。しかしコロナ騒動も1年以上ともなると、行く場所に悩むようになる。



入口脇に井戸の手押しポンプがあった(矢先稲荷神社)


そこで今回は以前に浅草に行った時に見付けた、「浅草七福神」を巡る旅に出ることにした。ネットで調べたら、七福神というのに9ヵ所もあった。
これじゃ九福神である。

七福神を巡る順番には、特に定めはないようだ。
語呂が良いせいか「恵比寿」→「大黒」も良いようだが、必ずしもその順番に神社が並んでいないので、どこから始めて、どんな順番でも構わないようだ。



「鷲神社」の入口には大きな熊手が飾ってある。(寿老人)


浅草七福神には次のようなものがある。
浅草寺(大黒天)、浅草神社(恵比寿)、矢先稲荷神社(福禄寿)、鷲神社(寿老人)、吉原神社(弁財天)、石浜神社(寿老神)、橋場不動尊(布袋尊)、今戸神社(福禄寿)、待乳山聖天(毘沙門天)。

矢先稲荷神社と今戸神社が福禄寿でダブっている。
鷲神社の「寿老人」と石浜神社の「寿老神」は人と神で字が違うが、何が違うのか? ネットで調べた限りでは、どちらも同じ神様で、人と書く神社と神と書く神社があるだけだった。



鷲神社は「酉の市」で有名。


九福神を1回で巡るのはキツイので、2回に分けて歩くことにした。
1回目は浅草駅から矢先稲荷神社に向かった。駅から歩いて20分くらいで、「かっぱ橋商店街」に出る。そこから路地を入れば、すぐ右手に神社はあった。お参りする人もいない。
次に向かったのが鷲神社である。ここは酉の日に売られる「熊手」で有名である。



吉野神社(弁財天)の本殿はここから1分ほどの場所にあり、吉野神社の飛び地である。


鷲神社の次は500メートルほど離れた吉原神社である。
私が境内に入るのと入れ違いに、若い女性が出て行った。
お参りを済ませて出て行く時に、また若い女性がやって来た。

きっとノンフィクション作家の家田荘子が吉原の遊女の悲惨な話を小説に書いているので、それを読んだ若い女性たちがお参りに来るのだろう。
境内はかなり狭い。すれ違うのも難しいくらいの狭さである。



「弁財天を祀ってある社」(吉原神社)


そこから浅草寺に向かったが、この時も見慣れた風景だったので方向を間違えた。1日2回も間違えて、全く自分でも嫌になっている。
浅草寺に行くと、コロナに負けず大勢の参拝者がいる。


隣の浅草神社の境内では、「猿回し」が芸をやっていた。
1日で5ヵ所の神社を巡るのがやっとだった。
残りの4ヶ所は日を改めて、また来ようと思っている。

【1日目の歩数は1万5611歩だった】・・方向をまちがえて損した歩数は約4000歩。



「浅草寺の宝蔵門と五重塔」(大黒天)


(おまけの話)
最初の矢先稲荷神社は初めて行く神社なので、プリントして持参した地図を見ながら歩いて行った。しばらく歩いて行ったが、どうも地番からすると違う場所のようだと気が付いた。もう一度、地図を見直すと、まるで反対方向だった。

なまじこの辺りを少し知っていたために、最初に曲がる道が違っていたのである。仕方ないのでGoogleマップを頼りに進んだが、これで2000歩くらいは余計に歩いてしまった。



浅草寺の裏側は大型バスの駐車場。


矢先稲荷神社の次は鷲神社に向かった。ここは何回も来ているので、道は間違えない。その次は吉原神社で、すぐ近くだ。この神社は遊郭のあった吉原にある。
昔の吉原には入口が大門の1ヵ所しかなく、それは遊女の逃亡を防ぐためだったと言われている。

現在でも「吉原大門」というバス停があるのは,なんだか恥ずかしい気がしないでもない。私が行った時には若い女性がお参りをしていた。



有名な「三社祭」は浅草神社のお祭り。(恵比寿)


吉原神社を出て浅草寺に向ったら、すぐ近くに「タコ焼き屋」があった。
昼時を過ぎていたので、ここで食事をすることにした。
私   「焼きそばは出来る?」
オヤジ 「出来るよ。食べるの?」
私   「では食べる」と言って店に入った。お客は誰もいない。

席に座ったら30秒くらいで焼きそばが出て来た。吉野家より早かった。
「出来るよ」ではなく「出来ているよ」だった。味が濃くて参ったが、300円だったので我慢した。



浅草神社の境内で「猿回し」をやっていた。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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