
心の伊達市民 第一号
4月25日、5月3日、5月12日
「4月25日」、「5月3日」、「5月12日」と見ると、勘の良い人はすぐ分る。
4月25日は3回目の緊急事態宣言が実施された初日である。
そこで私は街の様子を見る為に、銀座方面を見て廻ることにした。
12時半頃に銀座に行ったが、緊急事態宣言初日なのに人出が多くビックリした。
どうやら都民はコロナからの自衛手段を分っているようだ。

4月25日はいつもと変らぬ人出だ(銀座4丁目三越デパート前)
デパートは食品売り場とレストラン以外は、休業としたようだ。
映画館、パチンコ屋、カラオケ、銭湯、図書館、美術館など多くが休業である。
笑えるのはお酒を提供するのが商売のバーやスナックである。
それは「酒を提供しなければ、午後8時までの営業が許可」されている。
喫茶店のオーナーがネットに書き込んでいるのを見た。
「酒を出さないバーは、コーヒーを出さない喫茶店」。
まるで昔のアメリカの「禁酒法」の時代のようだ。

4月25日は日曜日だが、歩行者天国は中止(松屋デパート角)
三越と松屋を覗いたら1階の入口は閉鎖していて、地下1階の入口からだけ入れる。そして地下1階と2階の食品売り場と、化粧品売り場は営業していた。
「GINZA SIX」は閉店、ユニクロと路面店のブランドショップはオープンしていた。
不可解なのはビックカメラのような大型店でも家電店はオープンで、ファッションもユニクロはOKでデパートは閉鎖という理由だ。もうこうなると、凡人には何がなんだか分からない。
これを決めた政府関係者自身も、分からなくなっているのではないだろうか?
【4月25日の東京の感染者数】・・・685人

松屋デパートは2階以上が閉鎖中。
5月3日は緊急事態宣言の中日であった。
やはりここでも街の様子を見たくなり出掛けて行った。
午前11時頃に銀座4丁目に行ってみたら、普段よりは人出が少なかった。
しかし昨年のゴールデンウィークに比べれば、かなり人数は多い。
出て来ているのは若い人達ばかりで、ジジババは殆ど見掛けなかった。
【5月3日の東京の感染者数】・・・708人

5月3日、午前11時頃の銀座4丁目交差点(和光前から)
暇な時にネットを見ると、かなり面白いことが書いてある。
今回の緊急事態宣言では寄席、ミニシアターは休業要請に協力しないそうだ。 その理由に「社会生活に必要なものは除外」とあるので、「自分達は社会生活に必要」と判断したそうだ。
こういう団体があっても良い。ミニシアターのオーナーが言っていた。
「休んだとしても協力金は1日2万円。香典のつもりか!」。
みんな生きるのに必死なのである。

5月3日、午前11時頃の銀座通り(鳩居堂前から)
そして最後は5月12日である。
前日の11日に緊急事態宣言が終ったはずの日だったが、更に7日に月末までの延長が決まった。
政府の発表では「映画館は人数制限をして開業」なのに、小池都知事は休業を要請した。
私が楽しみにしていた、14日のアカデミー賞主演男優書を受賞した「Father」が見られない。
腹が立つなー。 映画館が感染源になった証拠は無いのである。
気分で決められても困る。科学的なデータで決めてくれ!

12日は少し人出が少なくなった(三越銀座のライオンから見る)
その夜は緊急事態宣言が発出される前から、家族の誕生祝いで銀座の「カニ道楽」を予約していた。8日になり、カニ道楽から私のスマホに電話が入った。
『緊急事態宣言が延長されたので当日はアルコールの提供が出来ませんが、よろしいでしょうか?』。
私は元々、お酒は飲まないが、『仕方ないですね』と見栄を張ったのである。
そしていつものように、食事を楽しんだ。頑張れ、飲食店!
【5月12日の東京の感染者数】・・・969人

テレビ局も私に倣って取材対象の人を待ち構えていた。
(おまけの話)
私には小池都知事が迷走しているようにしか思えない。
彼女は記者会見で『20時以降に街頭の照明を伴う看板やネオン、イルミネーションなどの停止をしていただくように要請する』と言ったのである。 「街灯以外の灯を消せ」と言うのだから、これには正直、驚いた。 私の世代では、これは戦時中の灯火管制としか思えない。

三越デパート銀座店(PM7:59)
早速、ネットではこれが炎上していた。 「コロナが街を爆撃するわけでもあるまいに」、「いよいよ本土決戦は近いな」、「消灯したら新型コロナの感染が収束するという明確かつ客観的な根拠でもあるんですか?」、「治安とか考えないのかな」、「ウイルスは電気消すと活動やめて寝るの?」、「女性の帰宅など特に心配です」、「街の明かりが減り、犯罪が増えるのでは?」。
歌舞伎町などでは「安全のため」に、ネオンを点けているのだそうだ。

三越デパート銀座店(PM8:00)
そこでネオンサインが消えた銀座を見て廻った。 私の記憶ではネオンサインが消えたのは、オイルショックの時以来ではないだろうか? 午後8時少し前に銀座4丁目交差点で、午後8時になるのを待った。
チャイムが鳴って午後8時になったら、三越デパートの正面のネオンが消えた。
松屋デパートのネオンも消えた。街が暗くなると思ったら、あまり暗くならなかった。他の店はどこも看板もネオンも、窓の明かりも消さなかったのである。
どうする。小池都知事?

RICOH ビルの「Before & After」
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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「あなたのまま とっぽとっぽと歩きましょ」作品が語りかける『陶っ歩や』の世界。
伊達市稀府町で陶芸教室を営む『陶っ歩や』さんを訪ねました。 お話を伺ったのは、主宰の木村友子さんです。 大きな目で真っ直ぐに相手を見つめながら、優しく話される友子さんは旭川のご出身。 旦那様のお仕事の関係で転勤を何度か繰り返し、気に入った伊達に移住されました。 「今まで、ピンチや転機の時、いつも周りの方が助けてくださいました。」 そう話す友子さんは、いくつかのエピソードを話し始めました。 長和にある旦那様の会社の社宅に住んでいた時のこと。 厚真町に住んでいた時の陶芸との出会いのこと。 稀府に家を建てた時のこと。 窯が自宅にやってきた時のこと。 陶芸教室の第一歩。 陶芸教室の第二段階、そして今。 作品販売へのきっかけ。 などなど。 感心することに、それらのお話しに苦労話は一つもなく、ましてや自慢話もなく、何事にも心からの感謝を込めてお話をされる友子さんを見ていると、これらのエピソードは全て人徳によるものに違いないと感じるのでした。 出会った方をとても大切になさる友子さんだからこそ、きっと周りの方が放ってはおかないのでしょう。 2003年より始めた陶芸教室には、現在生徒さんが23名いらっしゃるそうです。 ちょうど取材にお伺いした時もお教室の日でした。 ↑玄関からお教室に続く可愛らしい足跡♡ 様々なところで友子さんの優しい配慮があります。 それぞれに思い思いの作品を作る生徒さんたち。 和気藹々と本当に楽しそう。 この日はいらっしゃいませんでしたが、男性の生徒さんもいらっしゃるそうです。 現在、ご自宅の陶芸教室以外にも市内の星の丘中学校で年に一度、また、長生大学、カルチャーセンタでの「大人の粘土遊び」などの出張教室を行っていらっしゃいます。 「陶芸は、まだ形のないところから土を捏ねると始まります。粘土遊びを通して " 作者みんなが主役で、失敗なんてなくて、何を作ってもよくて、みんなで一緒の時間を過ごせて良かった! " そんな想いを共有できたら嬉しいなと思っています。」 友子さんはそう話してくださいました。 そんな優しい空気感の中で出来上がった作品を手にした作者の達成感は、きっと自己肯定感に繋がっていくのだと思いますし、「ここに居て良かった。」という安心感に繋がっていくのだろうと、「陶っ歩や」さんの世界を想像します。 お教室の生徒さんたちの楽しそうだけれど無心な姿の中で色々なお話を伺っていると、じわじわと心が温かく解放されていく感覚を覚えました。 本当に素敵な空間。 『陶っ歩や』のお名前の由来も伺ってみました。 「陶という字は入れたかったのです。 それに間が抜けた感じにしたかった 笑 “ とっぽとっぽ “ とゆっくり歩いている感じがいいなあと思いました。」 なんだかもう、いかにも友子さんらしい♡ でももちろん、プロの陶芸家としてのキリッとしたお顔もお持ちでした。 「作家としては、見て楽しく、触って嬉しく、使ってほっとする物つくりを心がけています。また、教室の主宰者としては、できる限り生徒さんの作品に手を加えることはしないようにしているのです。なぜならば、あくまでも主役は作者ですから。もちろんサポート役としてご相談を受けたらいくつかの選択肢はご提示します。でもやはりそのチョイスは作者に預けたいと思っています。 生徒さんたちには私をどんどん踏み台にして欲しいですし、私もときには生徒さんの良いところを学ばせていただいたりもしています。 皆様と過ごす時間の中で、お互いに陶芸を通して何かを感じあって、日常生活から離れた自分に向き合う時間を共有しあって、みんなで大切にしあえたら幸せです。」 そんなお話をとても柔らかく静かにお話をしてくださいました。 コロナ前までは毎年、生徒さんたちの作品展をされていました。 再開できることを皆んなで楽しみにしているそうです。 友子さんの作品は、教室または北湯沢の「緑の風リゾート」様、あるいは洞爺湖の「ザレイクビューTOYA 乃の風リゾート」様で購入することができます。 作品は、見るほどに友子さんに似ていらして、素朴で飾らず優しいお茶目さんたちでした。 『陶っ歩や』さんの世界に浸り、幸せいっぱいになってお教室を後にしました。 陶芸教室に興味がある方は、是非お問い合わせくださいね。 優しい友子さんと、可愛い作品たちが皆様をお待ちしています。 ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
Rietty
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『道民割り』洞爺湖温泉でタイ古式マッサージ! [ loosen spa / 洞爺 ]
洞爺湖温泉街にタイ古式マッサージ店がオープン! 洞爺湖温泉街に新たなお店!”タイ古式マッサージ” のお店【loosen spa】(ルースンスパ)が2025年5月にオープンしました。 loosenは英語で「緩む」という意味。「お客様が身体も心も緩んでいただけることを心がけて」 この名前にしたそうです。 アパレル業界からセラピストへ転身、東京から北海道へ 店主、小山内陽子さんは伊達市の出身。上京し、はじめはアパレル業界で働いていました。今の陽子さんやお店の雰囲気からは想像できないですが、「渋谷の109でガングロになって」働いていたそう! その後、マッサージの虜となっていった陽子さんは、吉祥寺のリラクゼーションで2年間勉強。さらにご縁があり、芸能人も足繁く通うという、三宿のタイ式マッサージ店『アジアンブリーズ』で、10年以上勤務されました。本場のタイに何度も研修に行ったそうです。 「ずっとこのお店で働きたい!と思うほど」このお店で働くことが大好きだった陽子さん。しかし、離婚を経てシングルマザーとなり、地元の北海道に戻る選択を余儀なくされます。 北海道に戻ってからは、室蘭のリラクゼーションサロン『もみの木』で10年勤務し、洞爺湖の温泉ホテルでもセラピストとして勤務。そして2025年、「北海道にアジアンブリーズみたいなお店を出したい!」と一念発起。元はスナックだったという物件を改装し、5月にめでたく開店されました。 ”存在が安心そのもの” 愛されるセラピスト お店のロゴやイラストに看板、内装など、全てが手づくり。「全て友人がやってくれて!私は何もしてなくて……」と陽子さん。お店の至る所に、周りのみなさんの優しい想いが垣間見えます。 セラピスト仲間でもあるご友人のブログに、こんな文章を見つけました。 「彼女の人柄や生き方は、手放しで応援したくなる魅力があります。きっとすぐに人気のお店になると思うし、大変な時は力になりたいと心から思っているし、またわたしのような気持ちの人たちもたくさんいます。こんなに愛されているセラピスト、ほかに知らないかも。彼女のみんなに愛される魅力ってなんなんだろう?って今ならわかります。彼女の存在が安心そのもの、なんですよね」 付き合いの長いご友人がこんな風に綴ってくださるのだから間違いないですよね。明るい空気を纏う陽子さん、”存在が安心”という言葉にも頷けます。 タイ古式マッサージってどんなもの? タイ古式マッサージとは、タイに古くから伝わる伝統的なマッサージ。指圧、ストレッチ、整体などの手法を組み合わせたものです。全身の筋肉や関節をほぐし、血行を促進することで、心身のリラックスをもたらし、健康的な体調へと導きます。 タイ古式マッサージは着衣のままで良いので、動きやすい恰好であればそのまま私服で大丈夫。お着替えのご用意もありますので、お仕事帰りや外出から直接寄っても大丈夫です! 「2人で行うヨガ」とも言われていて、お家でのストレッチでは伸ばしきれない筋肉や関節が伸び、施術後はとってもスッキリ!ずっと同じ態勢でお仕事されている方、張っている身体をゴリゴリとほぐしてもらえますよ! イチオシはしっかりめの120min!最長は150minまでありますので、物足りないということはなく大満足でしょう。身体に常に健康でいてもらうために、メンテナンスとして定期的に組み込んでいきたいですね。 地元の方にも来てほしい!『道民割り』は20%OFF! 「観光客の方にも来てほしいですが、地元の方にも来てほしいと思っています。道民は20%引きです」。 メニューは ・タイ古式マッサージ ・足裏リフレクソロジー ・アロマオイル全身 ・贅沢組み合わせコース どれも時間別にコースがあり、なんと道民はどれでも20%オフで受けられます! ※メニューの詳細やお値段は、インスタグラム(@loosen_spa ) でご確認ください。 「大切なのは娘!!それしかないです!」とスパッと言い切る陽子さん。子育て中の方はマッサージだけでなく、お話することで力を貰えるかもしれません。 エネルギーが内から湧いてくるような、癒し空間を生み出す陽子さんが施す、”世界一キモチイイ”と言われるタイ古式マッサージ。頑張る自分へのご褒美に、温泉+マッサージ(+お隣のハンバーガー!)の至福セットはいかがでしょう。キモチイイひと時を『道民割り』で、ぜひ味わってみてください! 【loosen spa】(ルースン スパ) タイ式、リフレ、オイルのリラクゼーションサロン メニュー詳細はインスタグラム(@loosen_spa)にてご覧ください 定休日:日曜日・木曜日 営業時間:9:30-17:00 電話:050-8882-9361 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉70−5 ※駐車場は近隣の無料公共駐車場をお使いください。 セラピスト歴24年 🇹🇭ワットポータイマッサージ取得 🇯🇵タイマッサージ協会ベーシック取得 🇹🇭ロイクロフット&タイマッサージ取得
misaki
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