2023年の最後のブログです。

【迷子になった猫】
散歩をしていたら、電柱に貼り紙が見えた。
そこには「猫をさがしています」と、写真付きで迷子の猫を探している人の心配が出ていた。我が家も2匹の猫を飼っているので、飼い主の気持ちは痛いほど分かる。
猫は家族の一員でもあり、気分が落ち込んだりしている時は、とても癒してくれる。

ここへ越して来る前に飼っていた猫が、行く目不明になったことがあった。
ずいぶん探したが見付からなかった。それが1週間後に、足の骨が見えるほど傷付いて戻って来た。猫嫌いな人に、捕らえられていたのかもしれない。


「迷い猫」


【ワークマンの靴】
雨の日に出歩くと靴の中に水が入って、いつも気持ちが悪かった。
「防水仕様」と書いてある靴でも、少し経つと駄目だった。
ある時、マンションの友人から朗報が入った。
『ワークマンで買ったシューズは、中に水が入らない。しかも1900円だぞ!』と言った。そこで騙されてもいいと思い、銀座のワークマンに行ってみた。

見た目は少しゴツイが、靴底もゴツゴツして滑らない構造になっている。
早速買って、雨の日に履いてみた。凄い! 全く水漏れしない。
でもどうやってこれを1900円で売れるのか? そちらの方が気になった。


ワークマンで買った靴


【樹脂製スケートリンク】
昨年に引き続き、今年も東京駅丸の内側の行幸道路に「スケートリンク」が登場した。
このスケートリンクは氷ではなく、「樹脂製」のリンクである。
樹脂製の良さは、「転んでも濡れない」、「スピードがあまり出ない」ことだそうだ。
料金は平日は「大人1800円、子供1000円」で、週末は「大人2300円、子供1200円」になる。私が見に行った時は、誰も滑っていなかった。

銀座2丁目の「ラルフローレン」も冬になると、かなり狭いが樹脂製のスケートリンクを開業している。こちらは大人は3000円と高い。2023年は1月は営業していたが、最近、見に行ったら店は撤退し、違うブランド店が入っていた。どうしたんだろう?


「樹脂製スケートリンク」


【ジャンボ宝くじ】
数寄屋橋交差点を歩いていると、宝くじ売り場に行列が出来ている時がある。
そこには派手な横断幕が貼られていて、「大安吉日・天赦日(てんしゃび)」と書いてあった。『天赦日とはなにか?』と思い、調べてみた。すると1年に6回ある日で、「天が万物を許す日」で、「物事が迅速に進む日」だそうだ。

更にそれに加えて「一粒万倍日」という日が1年に62日あり、それが天赦日と重なることがある。それが2023年は「1月6日」、「3月21日」、「6月5日」、「8月4日」の4回だった。でも行列すれば、みんなが1等に当選するわけじゃない。
私は買わずに眺めているだけだ。


 数寄屋橋の「宝くじ売り場」


以前にベトナム人の先生が東京にやって来た時に、東京見物に連れて行った。
その時に道路工事中のバリケードのピンクやグリーンの支柱を見て、『これは何ですか?』と私に聞いた。『これは工事中の「立入禁止」のパイプを支える道具だ』と教えたら、驚いていた。『日本はこんなところにもお金を掛けるんですねー!』

元東京オリンピックの選手村の近くを歩いていて、そんなことを思い出した。
そこでネットで製品の名前を調べたら、「安全単管バリケード・レディファースト」という商品で、値段は5000~9800円もするものだった。


 「安全単管バリケード・レディファースト」


【銀座の恋の物語】
数寄屋橋の宝くじ売り場の近くに、大きな石碑が立っている。
そこには「銀恋の碑」と書かれているが、これは1962年に石原裕次郎と牧村旬子がデュエットで歌って大ヒットした「銀座の恋の物語」である。

「心の底までしびれる様な 吐息が切ない囁きだから 泪が思わず沸いてきて 泣きたくなるのさこの俺も 東京で1つ 銀座で1つ 若い2人が始めて逢った 真実の恋の物語り」。歌謡曲なんて好きじゃなかった私でも、この歌詞とメロディを覚えている。


 「銀恋の碑」


【キャリーバッグ】
外国人観光客だけでなく、地方から東京に観光に来る人も多いようだ。
東京に来るのは構わないが、迷惑なことがある。
それは大きなキャリーバッグを引っ張って、銀座などを観光していることである。
昔の旅行鞄は車輪が付いてなかったので、旅行者が大きな旅行鞄を持って歩いていなかった。

『誰が最初に、鞄に車輪を付けたのだ!』と、怒りたくもなる。
私の見たところでは、欧米人は手ぶらが多い。一方でアジア系と日本人が車輪付きの旅行鞄を引っ張って歩いている。本人は気にしていないようだが、周りの人は大迷惑である。


車輪付き旅行鞄を引っ張って歩く2人。


(おまけの話)
渋谷まで行く用事があったので、ついでに神宮外苑の「銀杏並木」の様子を見に行った。すでに黄葉の時期は過ぎていたので、銀杏の葉は落ちてしまっていると分かっていた。大江戸線の「青山二丁目駅」で降りて、渋谷方面に数分歩く。
この通りはあまり歩いている人がいない。


 神宮外苑イチョウ並木(12月19日)


神宮外苑前に着くと、やはり銀杏の木は「丸坊主」だった。
最近は「丸坊主」なんて言い方はしないかな?
並木道に入ったら正面に絵画館が見えたが、歩道には銀杏の落ち葉が無かった。

私は銀杏の葉が地面を埋める「黄色い絨毯」を期待していたのだが、それはハズレだった。神宮外苑は掃除が行き届きすぎる。 


 歩道には落ち葉の黄色い絨毯は無かった。


時々、観光客がやって来る。どうもアジア系の人達のようだ。
銀杏の丸坊主の木と、黄色い絨毯も無い歩道で写真を撮っている。
私は歩道の横に残っている、銀杏の落ち葉を入れた写真を撮った。

でもなんだか侘しい。急に思い出したことがある。
それは少し前に読んだ本で、内館牧子の書いた「終った人」だった。
最近はどうも「マイナス思考でいけない」と反省している。 


歩道脇に掃き集められたイチョウの落ち葉


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. 2番手(Y)
    2番手(Y)
    返信

    今年最後のブログを拝読!お疲れ様でした。
    毎朝楽しみに見て、読んで、感心してます。
    起床後の間もなく7時過ぎにブログコーナーへ入るのですが、「いいね ❤」をチェックすると何時も2番手です。早起きの1番手の方に敬意を表します。

  2. Shinji
    Shinji
    返信

    今年一年も、お疲れ様でした。続けること、を実行しましたね!

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