心の伊達市民 第一号

H君を偲ぶ会(2回目)

ブログ閉鎖中の話題(2015年5月15日)

交通事故で亡くなったH君を偲んで、「東京十社めぐり」の第2回目である。
テレビのニュースで、季節外れの大型台風6号が日本に近付いていると伝えていた。
前回の参加者全員に参加して欲しいのでこの日以外に無く、予定通りに決行とする。


神田明神はこの紅白の幕以外に、祭の痕跡が無かった。



午前10時30分に、前回の終了地点である「神田明神」に5人が集合した。
私はここへは2日前の神田祭で来たばかりである。
あの時の喧騒は嘘のように静まり返っている。祭の残滓は全く感じられない。
この辺りに日本人の几帳面さが出ている。


蔵前橋から見えた東京スカイツリー。江東区はどこからでも見える。



次の目的地である亀戸天神に向けて、蔵前通りを歩き出す。
蔵前通りをひたすら進めば、亀戸天神の前に出るから迷うことは無い。
隅田川を渡ったのでもうすぐと思っていたが、そこからが思っていたより遠い。


道路脇に置いてあった瓶には、めだかが泳いでいた。



この辺りは東京の下町で住民達は自分の家の玄関周りや、歩道の植木の周りなどにお気に入りの植木や花の鉢植えを置いている。これが歩く人の心を和ませてくれる。
東京には公園が多くあるがコンクリート・ジャングルの中でも、こうやって緑を確保している人々の感性は大事にして欲しい。


亀戸天神の赤い太鼓橋。



やっと亀戸天神が見えて来た。
その前に参道に入る道の手前に「葛餅」の「船橋屋」があるので、女房にお土産を買う。亀戸天神は藤祭りが終ったばかりで、藤棚には残りわずかの藤の花がある。
太鼓橋を渡り本殿にお参りし、次の富岡八幡宮に向う。


木場公園の巨大な歩道橋と東京スカイツリー。



富岡八幡宮までも、意外に遠い。
明治通りを南下して、西大島交差点の先を右折する。四つ目通りに出たら左折する。
そのまま進み、葛西通りに出たら木場公園に突き当たる。
木場公園を散策しながら三つ目通りに出て、木場5丁目交差点を右折すれば富岡八幡宮はもうすぐである。


富岡八幡宮。



最初の計画では次の日枝神社まで行く予定だったが、予想以上に2つの神社が遠く、今回はここで止めとする。次回の出発点のことを考えて、東京駅まで歩いて行った。
家から出て今日の万歩計は2万3000歩だった。
これだけ歩けば疲れたわけである。 後で考えたら疲れてしまい、「H君を偲ばなかった」。


東京駅八重洲北口で解散となり、私は南口からバスで家に帰った。



(おまけの話)
友人達と東京を歩き回る旅のもうひとつの楽しみにB級グルメがある。
今回は昼食に亀戸餃子を食べた。ここは非常にユニークで、餃子以外のメニューが無い。カウンター式の席に座ると、自動的に餃子が2皿出て来る。それで500円である。追加をすると1皿250円で、茹でたもやしの小皿がサービスで出て来る。


亀戸餃子は小さめで、1人前が5個で250円。



歩いていると喉が渇くので、通りすがりのローソンに入って井村屋の「あずきバー」を買った。雑誌で見た新製品の「あずきバー・ゴールド」を試してみた。
今までの「あずきバー」は1本54円だが、これは2倍以上の140円もする。
私の食べた感想は「ゴールド」は小豆だらけで、54円のやつのようにホッとする間が無い。


「いり江」の「小倉あんみつ」・・・730円



富岡八幡宮の参拝を終えて、みな疲れ果てていたので、甘いものが欲しくなった。
そこで私の知っている門前仲町の甘味処の名店、「いり江」に入って休んだ。
私ともう1人は「小倉あんみつ」、他の3人は「クリームあんみつ」を注文した。
ジジイが5人で「あんみつ」を食べている姿は、傍から見たらかなり怪しいと思う。


木場公園のトイレで見付けた警告ポスター。 「トイレで寝泊りすることは出来ません」と、「洗面所での洗濯は禁止します」。

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コメント

    あの頃(Y)

    あの頃(Y)

    10年前のあの頃は私も元気だったのだろうか?参加した事すら忘れていて、所々の想い出のみ記憶が蘇る。とても今では半分も歩けないのが情けないが、歳を取る事とはこういう事なのかもしれない。H君を偲ぶ前に己の昔を忍んでいる。それにしても10年とはアッという間に通り過ぎてしまった。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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アクセス総数
1,478,649回

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