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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
「ARTPARA」という単語を初めて知った。
ネットで調べてみたが分からず、これは深川の造語のようだ。
「PARA」から想像できるのはパラリンピックなので、多分、身障者のアート展ではないかと考えた。そこで更に「パラリンピック」の語源に付いて調べてみた。
最近は年のせいか、なんでも調べるようになっている。
【門前仲町】の展示作品
『パラリンピックの原型となった「ストーク・マンデビル競技大会」は主に脊椎を損傷した兵士達のスポーツ大会であった。脊椎を損傷し下半身不随につながる麻痺を意味する「paraplegia」と「olympic」を繋げて「paralympic」とされた』
『1885年以降には、下半身不随以外の身体障がい者も参加するようになり、オリンピックと並行(parallel)して開催される意味から「paralympic」となった』ようだ。
「ARTPARA」はネットでたまたま見掛けた、「ARTPARA FUKAGAWA」から今回のブログとなった。
「アートパラ深川」は10月14日から22日まで、街中アートとして「門前仲町」、「清澄庭園」、「森下」などの街中にアートが飾られるらしいと知った。
この3ヵ所は我が家からは大江戸線でも都バスでも、乗換え無しで行ける近い町である。天気も良いので、涼しい初日を狙って出掛けてみた。
【富岡八幡宮】の展示作品
「勝どき」からの駅の順番からすると、最初は「門前仲町」である。
アチコチにピンクのTシャツを着たボランティアの人が立っている。
私はとりあえず、パンフレットをもらった。
商店街のところどころに、イーゼルに立てられた絵が飾られている。
色々な題材の絵があり、見ていて楽しい。
【森下(隅田川)】の展示作品
パンフレットには小池都知事と、木村江東区長の挨拶文があった。
スペシャル・アドバイザーは「コシノジュンコ」だった。
大手企業もスポンサーになっていて、かなり由緒正しいイベントのようだ。
アートパラ深川は全国公募展で、障がいを持ったアーティストに光を当てることを目的にしている。私は初めて知ったが、「日本国内の障がい者は約1,160万人。国民の約10人に1人が、なんらかの障がい者と共に社会生活を営んでいる」そうだ。
「ARTPARA FUKAGAWA」の副題は「おしゃべりな芸術祭」という。
パンフレットの芸術祭の大義によると、『アートで人々をつなぎ、おしゃべりを楽しみ、お互いを認め合い、支え合う。私達はアートの力で「共に生きる」社会を目指します』とあった。1人で行った私は「おしゃべり」をする相手がいない。
そこで作品の中に「八百万円」という変わった絵があったので、ボランティアの人に聞いてみた。『この作品は何を意味しているのでしょうか?』。ボランティアの人は『すみません。作者に聞かないと分かりません』。
昼になったので、森下の「うどん屋」に行った。
自販機で「おろしぶっかけ」を選んだ時に、間違えて「温」を押してしまった。
慌てて「戻る」を押して、「冷」を押し直したら、1000円札を投入したのに60円しかお釣りが出て来なかった。列に並んで自分の番が来た時に、係の人にそのことを言った。
彼は私のチケットに「温と冷」の2つが印刷されているのを見て、『温と冷のどっち?』と聞いた。私が『冷』と言ったら、470円を現金で返してくれた。最近の私はこんな早とちりが増えている。
(おまけの話)【清澄庭園】の展示作品
今回の作品の展示会場は、大きく分けて6会場になる。
全部は回り切れないので、雰囲気の違う「門前仲町」、「富岡八幡宮」、「隅田川テラス(森下)」、「清澄庭園」を見て廻った。高橋(たかばし)と深川地蔵尊の会場はパスした。
清澄庭園の入園料は150円と安いが、シニアは更に半額の70円だった。
70円でこんな素晴らしい庭園を見られるとは、本当にありがたい。
庭園の入口を入った左側に、「大正館」という建物がある。
ピンクシャツのボランティアの人が勧誘するので、館内に入ってみた。
そこには今回の作品展の入選作が飾られていた。
どの作品も素晴らしい。身体しょう碍の度合いや体の部分は不明だが、なにも健常者とは違わないと感じた。障がい者が全国で約1,160万人もいれば、絵の上手な人もかなりいても不思議ではない。
清澄庭園は外国人観光客に人気のある場所のようで、多くの欧米人を見掛けた。
彼らは素晴らしい日本庭園と、期間限定の絵画を見て興味深そうだった。
この日は風もなく、池の水面は波も立たず、水面に映る光景が綺麗だった。
カモが3匹で泳ぎ、亀も親子で泳ぎ、シラサギが飛び、アオサギが3匹中島で休んでいた。ウクライナやイスラエルのことを思うと、「平和だなー」とシミジミと感じた一日だった。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-21025.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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おっしゃる通りです。ウクライナやイスラエルが戦争の只中にある時に、このような質の高いアートが戸外に展示、鑑賞できるとは誠に平和なことです。