
心の伊達市民 第一号
なんだかんだと言いながら、天気が良いと桜を見に行ってしまう。
前回のブログで「今年の桜は終り」と決めたのに、また書いてしまった。
4月8日にマンションのフォトサークルの例会が12時に終ったので、ランチを食べようと思い門前仲町に行った。
都バスで行くと清澄通りを進み、黒船橋を渡った先でバスを降りる。
ランチを食べてから少し戻り、黒船橋の横から遊歩道に入る。
黒船橋の上から大横川を見下ろすと、桜が満開だった。
「黒船橋」という名前からは「ペリー」を思い浮かべるので、これを調べてみた。
すると「ペリーの黒船」とはなにも関係なく、近くの黒船稲荷神社があるので、それから名付けられたようだ。では「黒船稲荷神社」の「黒船はなにか?」となる。
これも調べてみたら、『黒船の由来には諸説があり、主に享保17年、浅草蔵前黒船町が火災にあった頃、その跡地が火除け地となり住民の代地として深川深川黒江町になり、その地名を取ったというものと、戦国時代に徳川家康に勧誘されたウィリアム・アダムス(三浦按針)が黒船リーフデ号を係留していたというものの2つに分けられる』とあった。
最近の私はブログを書く時には、どうしても場所などの地名の由来などを書くので、どんどんと知識が増えている。しかしそれも端から忘れて行くので、私の人生には大して役には立っていない。
・・・という話はさておき、大横川の遊歩道を歩いて行った。
暖かい日なので、大横川にはカヤックなどもやって来る。
見ていて、とても気持ちが良さそうだ。水上から眺める桜の眺めはどうなんだろう?
この日はあまり風が吹かないので、桜の花びらもあまり水面に落ちていない。
たまに吹く爽やかなそよ風で、花びらがハラハラと散る。
満開の桜もいいが、散る桜もいいものだ。
今年は開花から寒い日が続いたので、花見の日にちが長かった。
黒船橋に近い場所の桜の木は枝が下に垂れているので、「川面と桜」の絵が撮れる。
遊歩道を戻り清澄通りを渡って、黒船橋の反対側に行ってみた。
「お江戸深川さくらまつり」は4月6日までだったので、もうすっかり飾り付けも片付けられてしまっている。今年の花見客は「さくらまつり」の期間中には、満開の桜は見損なったのではないだろうか?
隅田川の方から大型の「お花見観光船」がやって来た。乗船客はみんな黄色のライフジャケットを着ている。船はゆっくりを進み、時には桜の花の下で停船サービスをする。
また遊歩道を戻り清澄通りを渡って、黒船橋の反対側に行ってみた。
この少し先には「大島川水門」があり、すぐに隅田川である。
黒船橋の右側の遊歩道を行くと、すぐに和船の係留されている場所になる。
私は以前に「お江戸深川さくらまつり」の時に、ここから和船に乗せてもらい大横川で桜を見た。「まつり」の時は「新内流し」の船も来て、江戸情緒を楽しめた。
暖かい日なので私は桜の木の下で、しばらく「花びら」の散る光景を楽しんでいた。
するとそこへ上流に行った観光船が戻って来た。乗客が私に手を振るので、仕方なく私も手を振り返した。船が去って行くと、静かな時が戻って来る。
たまにお花見に来る人がいるだけで、特になにも起こらない。
今年最後の「お花見」を十二分に堪能した時間だった。
(おまけの話)
家に戻ろうとして階段を降り、地下鉄「門前仲町駅」に向かった。
階段を降り切った時に、前方に大勢の若者が並んでいるのが見えた。
もしかして「なにかのアルバイト募集に集まった人達かな?」と思った。
近付いてみたら2人の駅員もいた。そしてやっと分かった。
この人達は新入生と新入社員で、地下鉄の定期券を買うために並んでいたのであった。
勝どき駅で降りて、駅の上の「月島第二児童公園」の立ち寄った。
まだ桜は残っていて、大勢の子供たちが遊んでいた。
公園を出て隅田川に行ってみることにした。
私の好きな小さな公園があり、ここの桜がお気に入りなのである。
公園の名前はどこにも書いて無いので、帰ってから調べたら「公園ではなく、隅田川テラス」だった。
赤とブルーの四角い柱が4本立っているし桜も数本あるので、私には公園である。
隅の方で家族連れが、持参した料理を食べながらお花見をしていた。
コンクリートの地面には「花びら」がたくさん落ちていた。
テラスを出て、家に向かう途中に「新月島川」を渡る。
橋を渡ってすぐに川沿いに下りて、テラスを歩く。向かい側には小型船舶の乗船場所が見える。もう40年以上も前の話だが、知り合いに誘われて「小型船舶操縦免許」を取ったことがある。
その後、一度だけマジシャンの引田天功の船に乗せてもらったことがあった。
免許を取った後に気が付いた。船に乗るためには2時間以上も掛けて、車で葉山マリーナに行く。
遊んだ後には船の掃除が待っている。帰りは交通渋滞に巻き込まれ、3時間以上も掛かる。それに気が付いて、その後は船に乗ることも無く、免許は失効してしまった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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『自然と科学のミュージアム「森の工舎」』 〜自然と人への愛を感じる癒しと学びの時間
2Fから吹き抜け越しに1Fのフロアを覗くと見えるこのソファ(?) 何をモチーフにしているのかお分かりでしょうか? 時間が経つのを忘れてしまう。 白老虎杖浜にある『ナチュの森』は、1日中居られる… いえ、1日では足りないと感じる心地よく学びの多いところでした。 今回は『ナチュの森』の中に2022年12月OPENされた「森の工舎」の取材で訪れたのですが、 ナチュの森の全てを案内していただきました。 丁寧な案内をしてくださったのが、「ナチュの森」広報担当の 山本祥史さんです。 さて。 皆様、いろいろな名前が出ているので、そろそろ混乱し始めていらっしゃいますよね…。 そこでちょっと、「ナチュの森」のこれまでの歩みと背景について簡単にご説明しますね。 ナチュの森の運営会社は東京本社の株式会社 ナチュラルサイエンスという名の低刺激スキンケア商品メーカーと北海道本社の株式会社 ナチュラルアイランドという名の北海道素材に着目したスキンケアメーカー 2011年 白老虎杖浜の工業団地用地を取得 2014年 地域説明会、協議会などを経て、閉校した旧虎杖中学校(1988年使用開始の校舎)土地建物売買契約を締結 2017年 ナチュラルアイランドの北海道工場竣工 2018年 ナチュの森オープン 2022年 自然と科学のミュージアム「森の工舎」オープン “ 校舎 ” が ” 工舎 ” に生まれ変わった時でした。 このような歩みを経て、虎杖中学廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設「スキンケア工園 ナチュの森」は完成しました。 ただ、このように箇条書きにしてしまうと、その道は淡々と着々と進めてこられたように見えます。 けれども、「北海道の自然の恵みを素材にした商品作りをしたい」という構想から15年、 この地に出会ってから完成まで10年が経過しました。 このプロジェクトに向けられた大きな原動力は、自然と人への大きな愛でした。 それを実感できるのがこちら。 こちらの冊子は「ナチュラルアイランド」のものです。 表紙の花は、皮膚のガードマンとも呼ばれる万能ハーブのカレンデュラ。 ナチュラルアイランドのカレンデュラ製品は、全てナチュの森のファームで栽培された花を使っているそうです。 この冊子、「ナチュの森」を訪れた時、ぜひ開いて見ていただきたいです! 筆者は全26ページの冊子を美しい写真とともに読み終えた時、 胸が熱くなり幸せな気持ちになりました。 今やどこでも溢れている言葉。 「持続可能な」や「環境にやさしい」という文字はこの中のどこにもありません。 読み進めながら感じるのは、 「大切なものは敬意をもって守る」という自然へのリスペクトと人へのリスペクトでした。 さて、それではいよいよ今回の主役的な建物、 旧虎杖中学校校舎「森の工舎」のお話に入ります。 と、その前に。 実は〜 アポイントメントの時刻は13:00でした。 私が到着したのは10:00。 山本さんにお会いする前にどうしても体験したかったのがこちら。 「蒸留カフェ」も魅力的でした。 「花のある暮らし」〜エッセンシャルオイルを楽しめるドライフラワーアレンジ ワークショップ(こちらは2/28までの期間限定メニューです) 季節ごとにワークショップメニューが変わります♡ ワークショップが行われるスペースは「森の工舎」の無料スペースです。 このスペースには、「蒸留カフェ」と「ショップ」があります。 取材前のランチには、スパイシーでお肉ごろごろなカレーセットをいただきました。 この前に、蒸留した高知産生姜エキスを使った甘味ゼロのジンジャーエールもいただきました。 スッキリ爽やか!初めての味でした。 ママと赤ちゃんが一緒に使える、「ナチュラルサイエンス」看板商品の低刺激スキンケア製品も販売されています。 これすごい! 他の商品を知りません! 皆様、俱多楽湖や虎杖浜の語源をご存知ですか? どちらも「イタドリが生えるところ」を意味しているのです。 まさにここならではの商品です。 さて、それでは本題。 そもそも何故、「ナチュラルサイエンス」は北海道白老町の虎杖浜に『ナチュの森』『森の工舎』を作ったのでしょうか? 「弊社が北海道の豊かな自然の恵みで化粧品を作りたいと考え、 低刺激化粧品にとっての最も大切な原料である「水」を探し求めていたときに、 ようやく巡り会えたのが白老町に位置する倶多楽湖の湧水(カムイワッカ=神の水)でした。 それは、他の素材を最大限に活かせる肌に優しい軟水でした。 そして、湧水口の近くには既に閉校になることが決まっていた虎杖中学校がありました。 その中学校を見学させていただき大変驚きました。 校舎は古いのに、とても掃除が行き届いていて落書きひとつありませんでした。 ずっとずっと大切に綺麗に使われてきたことがすぐにわかりました。 そのとき、『この建物と、これまでの生徒さんたちや先生たちの想いを 「ナチュラルサイエンス」で引き継いでいきたい!』と強く思ったのです。 本当は水を探して北海道中走り回っていたので、 物件探しをしていたのではありませんでした。 ですが、その時そう思ったのです。 そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」「校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用できないか」と考えるようになりました。」 なるほど…、それが「ナチュの森」が生まれるきっかけだったのですね!ちなみに「校舎」が「自然と科学のミュージアム 森の工舎」になったのは何故ですか? 「はい。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランド」の工場と「ナチュの森」を運営している中で、この校舎を活用し、周辺地域の自然の恵みを利用させていただき、地域に貢献できることは何かを探っていった結果の形が、私たちが大切にしている「ものづくり」を体感する「自然と科学を通して物事を体験する」場としての「森の工舎」となりました。 また、とても重要なこととして、自然の恵みを得るためにはそのままでは毒になることもあるということがあります。 大学や研究機関との連携の中で判明した研究結果の共有も、ここを通して行いたいという考えもありました。」 訪れた時、「蒸留実験室」では、ちょうどタイミングよく釧路産モミ(トド松)の蒸留を行っていました。 使われる水はもちろん俱多楽湖のカムイワッカ。 フラワーアレンジメントを途中にして飛んで見に行った筆者です。 仕込んでから40分ほどでエッセンシャルウォーターが採れます。 先ほどのドライフラワーアレンジメントには、好きなエッセンシャルオイルが付いていました。 実は私、この後のお話を知らずにこの和ハッカのものを選ばせていただいていました。 和ハッカの貴重品種「JM-23」を、滝上町の農家 瀬川さんは2haの広さの畑で大切に育てています。 世界で唯一、瀬川さんだけが栽培されている和ハッカはとても貴重です! また、この実験室では、四季に合わせた様々な植物を使った体験会なども行われます。 この日はラベンダーサシェ作りの準備がされていました。 「アトリエ」では、お子様向けの自然と科学をテーマにしたモノづくりを体験できます。 「香りのラボ」には調香室も備え、様々な香りを体験しながら、今の自分に合う香りを分析する体験ができます。 そして「ライブラリー」では数千冊の本が並びます。 とにかく選書が素敵すぎです! ネイチャー関連の本もたくさんあります。 なんと、なかなか見ることがない貴重な本まで!! ホント、びっくり!! どんな本があるのかは、ぜひ実際に訪れて見つけてみてくださいね☆☆ 読書のための椅子の配置も心地よい。 ここだけで1日いられます。 そして。 なんて素敵な〜!! と思ったのがこの空間♡ 元々は半円形だった天井を丸く整え、太陽をモチーフにした大きな照明をつけました。 灯りの点き方にも工夫が施されています。 そしてその下の吹き抜けのところには蛍光灯をリサイクルして作られたガラス照明「ウォーターバルーン」が、雨粒の如く各色ゆらゆらと煌めきます。 そしてその下には…。 そう、記事の最初に登場した丸いソファは俱多楽湖をイメージしたものでした。 そのソファーに寝転べば、こんな空が広がっていました。 太陽 雨 湖 それらの循環が表現されています。 そしてもっと素敵だったのがこちら〜 この日ちょうど、こちらのライブラリーで、旧虎杖中学校の卒業生の皆様と出会いました。 実は、山本さんのお隣にいらっしゃる女性は、虎杖中学校出身で現在は「ナチュの森」の工場の従業員の方でした。 そして、さらに左側の男性お二人も「ナチュの森」の従業員の方々でした。 こちらで働く従業員さんは、9割の方が地元採用だそうです。 だから、こちらの3名の方々の他にも、たくさんの卒業生がこちらで働いていらっしゃるはずです。 かつて、ここで学んだ生徒だった方々が、今度は働く場としてここに戻ってきている。 これもまた、素晴らしい循環です。 地域との関係の良さが窺えます。 学校ではなくなった今も、 こうして卒業生が気軽にこられる雰囲気作りをされていることに感動! あまりにも感動して、写真を撮らせていただきました♡ 「えほんの部屋」もあります。 0歳からのお子様と保護者の方のための部屋です。 ナチュラルカラーのマットを階段上に配置した向かい側には〜 人形劇などが上演できる舞台があります。 こちらでは今後、紙芝居などいろいろなイベントを開催するそうです。 「ギャラリー」では、北海道初上陸の「ようこそ絵本のまちへ展」を開催中です。 もと体育館だった「あそびのひろば」は、全天候型のあそび場になっています。 白老町の登別寄り、虎杖浜温泉から山の方に入ったところにある俱多楽湖のカムイワッカを引く親水公園の隣。 この水に惚れ込んだ会社「ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランランド」の建物が現れます。 ・自然の恵みを安全に大切に享受するために、自然を科学すること。 ・地域の人々の故郷への想いを大切にすること。 ・地域の人々と仲良くして、地域の役に立つこと。 これらを信条に、「森の工舎」は今後も進化していくことと思います。 朝から訪れたというのに、外に出ると薄暗くなっていました。 「森の工舎」は、時間を忘れて過ごせるところでした。 ―ナチュの森 森の工舎 情報― ナチュの森HP https://nachunomori.jp 森の工舎 https://nachunomori.jp/morinokousha_pre ナチュの森 Instagram https://instagram.com/nachunomori_official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルサイエンス Instagram https://instagram.com/naturalscience.official?igshid=YmMyMTA2M2Y= ナチュラルアイランド Instagram https://instagram.com/naturalisland_official?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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