
観月旅館
国産豚ひき肉の辛口キーマカレー
国産鶏の手作りチキンカツ
赤海老と枝豆のおつまみ盛り
福神漬け
コーヒーゼリー
☆本日のメインは国産豚ひき肉の辛口キーマカレーです☆
旨味が濃い国産豚ひき肉と玉ねぎを丁寧に炒め上げ
トマトの缶詰や赤ワイン、フレッシュハーブを入れて
辛口のカレーに仕上げました
香り高いガラムマサラも使っています
湿度の高い日には辛口のカレーを食べてさっぱりしたいですね!
国産鶏の手作りチキンカツは
柔らかくて美味しい国産の鶏むね肉を使って
手作りのチキンカツです
もちろんカレーと一緒に食べてもGOODです
赤海老と枝豆のおつまみ盛りは
お刺身用の赤海老をお酒とハーブと塩で茹でています
臭みもなく美味しいです
福神漬けは熱心な福神漬けガチ勢がいますので
ご用意しています
今日のデザートはコーヒーゼリーです!
今日もお腹いっぱいですなあ!
長期宿泊に特化した
出張のお客様向けの旅館です
その他、研修で宿泊、
スポーツ少年団での団体宿泊なども受け付けております
まずはお電話ください。0142-23-1393です。
お客様のご利用お待ちしています
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【あの人に会いに】心に正直に [ 今井真希さん ヨツカド商店 / 壮瞥 ]
むしゃなび地域を盛り上げる”人”にフォーカスする【あの人に会いに】。今回は、壮瞥町『ヨツカド商店』のチーズ担当、今井 真希 さんです。たった数分の偶然が人生を大きく変えたストーリー、そして新たなチャレンジについても伺いました。 突然の進路変更、看護から酪農へ 真希さんは青森県弘前市出身。リンゴ畑の中で育ったそうですが、両親は会社員で、農業や酪農に馴染みはなかったと言います。「小さい頃から看護師になろうと思っていた」という真希さん。チーズの道に進むきっかけは、たまたま目にしたテレビ番組でした。 「高校3年生のときに、ドキュメンタリー番組でヨーロッパのチーズづくりを見て……」 スイスの山小屋、おばあちゃんが薪をくべて火を焚き、銅鍋でミルクをかき混ぜているシーン。真希さんは、そんな美しい情景に釘付けになりました。 「すごい、こんな世界があるんだ……!私、こんなおばあちゃんになりたい!チーズをつくる人になる!って」 そのテレビ番組を見た日は、なんと看護学校の願書を提出する一歩手前でした。急いで酪農を学べる大学を探し、帯広畜産大学へと大幅な進路変更を即断しました。 「小さい頃から、朝にテレビでやっていた『ハイジ』が大好きで。今思えば、ずっとあの世界への憧れはあったのかも」 『ハイジ』への憧れと、偶然目にしたたった数秒の景色が、人生のターニングポイントとなりました。 大学時代の部活は『牛部』 「チーズをやるならば、私はきっと牛を知らずにチーズの世界に入ってはいけない。チーズを語る前に、まず土壌や牛のことをちゃんと学ぼう、と思った」 高校3年生にして、既に本質を突くような思考で帯広畜産大学へ進学。さらに驚きなのは、当時、真希さんは猫以外の動物が苦手だったということ! 「動物苦手だけど、牛、大きいけど……学ばなきゃいけないよねって、自分に厳しく。笑」 そんな真希さんなので、部活動まで『牛部』を選択。朝四時に搾乳、講義を受けて、また夕方に搾乳、という牛中心の生活を送りました。「大学生なのにずっとつなぎを着ていて。四年間のうちのほとんどが牛だったけど、楽しくて充実していた」 大学の四年間を過ごした十勝、その広い大地にも魅せられていたと言います。 「北海道って、私たちが生きていくのに必要なものを作ってくれる方々、農家さんだったり、ミルクを出してくれる牛だったりが身近にいて。十勝は特に、広大すぎる土地に 生かされているってまざまざと感じさせられる。ちっぽけな自分を感じる。北海道はそういうのを教えてくれたかな」 つくる人ではなく、伝える人に チーズ職人になるつもりで大学生活を送っていた真希さんでしたが、卒業後はチーズを輸入する商社に入社。チーズを「つくる人」ではありませんでした。 「大学四年間の過程で酪農や農業に携わって、こんなに良いものをつくる素敵な人たちがいるのに、みんなに知られていないことにもどかしさを感じて。私はこういう人たちを世の中に伝える側になりたいと思ったの」 ”今は、つくる人ではなく、伝える側になりたい” そう思った真希さんが見つけたのは、生産者に会いに行き直接買い付けるスタイルをとっていた、ヨーロッパチーズ専門の商社でした。 「その会社は新卒採用が無かったんだけど、手紙を書いて」 なんとも行動力溢れる真希さん。それでも、新卒は採っていないから、と一度お断りされたそうですが、最終的には熱意が伝わり、入社が決まります。ヨーロッパの生産者の元を訪ねる機会を得て、たくさんのチーズと出会いました。 独立を望んでいた真希さんは、八年ほど勤めた後に退職。川崎(神奈川県)に自分のお店をオープンします。オープンした当時はなんと子育て真っ只中。子どもを育てながら店舗を準備していたそうですが、そのエネルギーや行動力はどこから湧いてくるのでしょうか。 「明日どうなるかわからない。いつ何があるかわからないから、今を大切に、心に正直に。それは家族や子どもに左右されるものではなくて……というのは、ずっと思ってる」 神奈川から壮瞥町へ、二組の家族が一緒に移住 現在、真希さんは壮瞥町で『ヨツカド商店』を営んでいます。ヨツカド商店は二組の家族が一緒に移住してきてお店をオープンするという、異色の移住スタイル。二組の出会いはどこだったのでしょうか? 「神奈川でお店をやっていたとき、マルシェを開いていて、史子さん(ヨツカド商店のコーヒー担当、青森出身)がお客さんで来ていたのが最初で……青森の物を売っていたから、引き寄せられてかな」 (「ヨツカド商店」移住ストーリー詳細は、ぜひこちら(壮瞥町HP)もご覧ください。) 真希さんと史子さんは”チーズとコーヒー”という組み合わせで、自然と一緒に活動する機会が増えていったそう。そしてコロナ禍もきっかけとなり、それぞれ移住を考えるように。二組の家族は北海道を巡り、空気感が好きだったという壮瞥町に移住を決めます。 2021年9月、神奈川のお店を閉店し、壮瞥町へと移ってきました。 チーズと向き合い続ける、再び十勝へ 2024年から、真希さんは新たなチャレンジに乗り出していました。十勝の更別村の農場へ通い、チーズづくりのアドバイザーとして活動されています。 「誰かのために何か役に立てるということを、今まであまりしてこなかった。好きなことで積み上げてきたことが、誰かの喜びとか誰かの助けになるってことが分かって、そういうのもいいなって思って」 また、「壮瞥のものを使ったチーズをつくりたい」と、ワインぶどうの搾りかすを使ったチーズを開発中とのこと。壮瞥町の新たな特産品の誕生が楽しみですね。 取材中、趣味を聞いても「趣味もチーズかもしれない」、「チーズに触れている時、心落ち着く」、と答える真希さん。終始お話がチーズから逸れることはなく、チーズとの深い繋がりが見えました。 作り手と消費者が繋がる場を 真希さんを紹介するときに外せないものがもう一つ。『農園キッチン』という素晴らしいイベントです。生産者と消費者を繋ぐ、農園で食卓を囲むイベントを毎年開催されています。 「つくる側と消費する側との関係がすごく希薄だと感じていて。この人とこの人が繋がったらきっと素敵だろうな、とか考えている」 ”食の巡り”を感じる機会としてイベントを開催してきたヨツカド商店ですが、それを日常化した場として『ヨツカドホール』が2024年3月末から始まりました。ヨツカド商店の建物のもう半分であった旧『ミナミナ』が、喫茶とフリースペースの場として生まれ変わりました。食材の豊かさ、そして様々な立場の人がお互いを感じ合える場であってほしい、と運営されています。 フリースペースはパソコンでお仕事をしている方がいたり、親子連れでランチに来ていたり、カフェでお喋りしている地元の方々がいたり……と、それぞれが自由に過ごす、居心地の良い空間となっていました。『ヨツカドホール』の身体に染みわたるランチ、ぜひお試しください。 チーズを愛し、チーズと共に人生を歩んでいる真希さん。そんなチーズのプロとお話をしながらお買い物ができるお店が胆振にあるということが、本当に豊かだなと感じます。ワイン・珈琲・チーズやナッツ類などの食品まで、都会並みの品揃えを楽しめます。母であっても”自分”という軸を大切にされている真希さんに会いに、そして食を楽しみに、ぜひヨツカド商店に足を運んでみてくださいね。 『ヨツカドホール』水-土ランチもやってます! 場所:壮瞥町 道の駅 情報館i (サムズ) 目の前 【ヨツカド商店】 営業日:火~土曜日 10-17時 日月定休 【ヨツカドホール】 営業日:火~土曜日 | 喫茶10-17時 (ランチ:水~土曜日 11-14時) ※変更となることがあります。 インスタグラムのストーリー、 営業日カレンダーを要チェック! Instagram @yotsukadosyouten @yotsukadohall
misaki
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有珠山界隈の「ワイン」と「美食」【アラウスバンザイ】9/13(土)@ダッテル
2025年9月13日(土)は特別な一夜! 伊達市のHOTEL DATTEL (旧ホテルローヤル)にて、 【ワインと美食の祭典】が開催されます。 その名も「アラウス バンザイ(Vin祭)」! 有珠山界隈(around Mt.Usu) の Vin祭(Vin(ヴァン)…フランス語でワインの意味) 有珠山界隈の豊かな「ワイン」と「食」を みんなで喜び合う「バンザイ🙌」 という意味も込められています。 地域の生産者さんと直接お話できる貴重な機会でもあり、 またひとつ食の楽しみが広がる夜になりそうですよ。 (生産者の皆様のご紹介は後述、ぜひ最後までご覧下さい!) 有珠山界隈が、ワインの生産地として盛り上がる みなさんは、伊達市近郊でワイン用のぶどうが栽培されていることはご存じでしょうか。1990年代から洞爺湖町でぶどうからワインまでを一貫してつくられている「月浦ワイン」が広く知られているかと思います。さらに近年はワイン用ぶどうの圃場が増えたり、2019年~2024年度は伊達市が試験栽培を行ったりと、伊達市近郊を「ワインの産地」とする動きが盛り上がっています。伊達市近郊は水はけの良い土壌や、雨が少ない気象条件などから、ぶどうの栽培に適した土地だと言われています。 こうしてワインの産地として盛り上がってきていることを、もっと地元の方々に知ってもらい「ワイン文化」の醸成に力を入れたい、と企画されたのが今回のイベントです。仕掛け人はヨツカド商店のワイン担当で、壮瞥町地域おこし協力隊OBでもある今井亮輔さん。 【有珠山界隈のワイン生産者のご紹介】 今回イベントにワインを出展・ご来場される、「会いに行ける生産者」の皆様をご紹介します!当日は、彼らからワインの”深い話”を聴きながら、それぞれの想いが込められたワインをお楽しみください。 奥洞爺ワイナリー(壮瞥) Instagram 仲洞爺の”来夢人の家”の道路を挟んで向かい側に、カフェとワイナリーが誕生しました。こちらは千葉県にある三協フロンテア創設者の長妻和男氏が設立。長妻氏は仲洞爺の夕日に魅せられたことから別荘を所有、暮らしていくうちに仲洞爺に愛着を持つように。この土地の美しさを広めて残していきたいという想いが強くなり、ワイン作りで地域を活性化しようと志したそうです。 そこでワインづくりに取り組むのがこちらのお二人。[栽培] と [醸造] と役割を分けて、共にワインをつくっていくスタイルとは、どんな感じなのでしょうか?「お互いにプレッシャーがかかりますね。また、二人の思考のタイプが全く違うのが良いと感じています」「よく周りにケンカしてない?って聞かれるんですよ(笑)」監視者であり伴走者でもある、二人の関係性も活かされたワイン、ぜひお試しください。 ※奥洞爺ワイナリーでの醸造はこれからスタート!今回のイベントでは、仲洞爺で西田さんが栽培したぶどうを山梨まで運び、五十嵐さんが醸造して試験的に製造したワインをお出しします。 ぶどう栽培責任者:西田耕太さん「カテゴリーに拘らず、自分の農場に『必要なことを必要な分だけする』ということを意識しています」「畑にフラっと来てもらってお話できたり、そこにイスを置いて飲んでもらっても良い、そんな開かれた農場にしていきたいです」 醸造責任者:五十嵐樹さん「日本のワインは研究が盛んではなく、まだわからないことも多いです。座学で吸収し、自分たちでトライ&エラーを繰り返し学び続けています。考えすぎて眠れなくなることも(笑)」「ワインを飲み慣れていない方にも香りでパッと魅力が伝わるような、けれど奥行き・複雑さもあるようなワイン、その両立は簡単ではないけれど、目指していきたいところです」 昭和新山ヴィンヤード(壮瞥) 代表:山邊 淳一さん Instagram 2011年頃、約20年間ワイン用ぶどう栽培に携わったのち、夢だった自分の畑を持つことを決意。アメダスを参考に土地を探していたところ、雪が少ない伊達市を発見したそうです。時を同じくしてRyra Vineyard & Wines(後述)代表の桜井氏も伊達市を見つけており、元々仕事仲間という二人は就農前からそんな会話があったそう。結果的に山邊さんは壮瞥町で就農することになりましたが、伊達市近郊、アラウンド有珠山をスパークリングの産地に、と共に進んでいます。 「まずとにかく美味しいぶどう作りをやって、それでワインをつくる」。「今はスパークリングメインでやっていますが、将来的には良い赤ワインをつくりたいと考えています」。ワインを好きになったのはボルドーの赤ワインから、一番好きなワインはムートン、と言う山邊さん。北海道でも、秋が長いこの地域(霜が降りるのが遅く、完熟を待てる)はまだ可能性があるそう。赤ワイン醸造への動きも既に始まっているようです。赤好きの皆様、ぜひ山邊さんとお話してみてくださいね。 洞爺テラス(洞爺湖) オーナー:山崎 亘さん HP 山崎さんはなんと元札幌市職員。定年退職後、殆ど知識も経験も無く、荒れ地を開墾してブドウの苗木を植えたところから始まりました。 テラスワインの特徴は、山ぶどう系の交配種が主軸となっていること。例年、山ぶどうの交配種と西洋品種を10品種程混醸して作られるテラスワインMIX、そして山ぶどう100%で作られるテラスワイン(山ぶどう)の2種を作られています。醸造はさっぽろ藤野ワイナリー(株)に委託。 基本的に手作業で除梗(じょこう;ブドウの実の粒をブドウの茎(梗)から外すこと)していることも特徴のひとつ。「雑味のないスッとした味に仕上がる」そうですが、山ぶどう系の手除梗はとても大変な作業。山崎さんの元には元同僚の方や友人知人など、大勢の方々がお手伝いに訪れます。山崎さんは「多くの人々の協力で実現された夢のワイン造りであり、ひとりではできなかった」と言います。山崎さんのお人柄を表すようなアルバムには、皆さんとの思い出がずらり。 「10年程度続けられたらと思っていましたが、諸々の事情から9年後の2023年を持って圃場を閉じました。テラスワインの最終ヴィンテージは2023年です」。幻のワインになる前に是非お買い求め下さい。 ★テラスワインを販売している「リカーショップわたる」(カフェ「洞爺テラス」に併設)は、夏季の土日祝日に営業しています。今年は9月28日にクローズ予定。ぜひお店にも足を運んでみてください。 仲洞爺バイオダイナミックファーム(壮瞥) 坂東 剛さん HP Instagram 「ワインはお酒や加工品として飲まれていますが、僕のワインを飲むときは”農産物”だと思って飲んでみてもらえたらと思います」。 ワインは6次産業、しかし1番農産物に近い加工。さらに、作り手によって味が全然違う。そんな面白さに惹かれてワイン造りを始めたという坂東さん。月浦ワインで経験を積み、山梨のバイオダイナミック農法によるワイン造り講習に参加、畑は洞爺でと考えていたところで土地が見つかり、更に醸造家のガットラブ氏が北海道に移って来たのもちょうどその頃で……と、全てが導かれるようなタイミングで揃い、ワイン造りが始まりました。 バイオダイナミック(ビオディナミ)とは、オーストリアの思想家ルドルフシュタイナーの提唱する農法。主な特徴は、植物、動物、および人々の間の相互依存関係で、農場を一つの生命体として考えます。 自然農法にビオディナミ農法を取り入れ、丁寧に育てた葡萄を、岩見沢市の10Rワイナリーに委託してオリジナルワインを製造。醸造は、日本のワインを世界水準まで引き上げたアメリカ人醸造家、ブルース・ガットラブ氏。今回は『キムンカムイ 2019』を出展していただきます。熟成5年、本数も限られている貴重なワインです。 Date Wine ※今回ワイン出展はありません グラント・ミッチェルさん 元々、趣味でワイン造りをしたいと考えていたグラントさん。しかし友人の農家に紹介してもらった土地が想定していたよりも広い面積だったことからビジネスに繋がったといいます。 「ビジネスの目標もあるけれど、一番は自分が飲みたいワインをつくるということ。何でも良いのではなく、自分が本当に美味しいと思うものをつくりたい」。Date Wineはシャンパン専門、それはグラントさんが”シャンパンが好き”だから。偶然にも、『伊達近郊をアジアのシャンパーニュ地方に』と産地化を目指す、Ryra Vineyard & Wines(後述)代表の桜井氏とほぼ同時に伊達でのぶどう作りを始めたそうで、ご縁を感じざるを得ません。 ゆくゆくは8年熟成のシャンパンをつくることや、醸造所の建設も検討しているそう。今回はまだ出展はありませんが、ご来場くださいますので、ぜひシャンパンへの想いを聴いてみてくださいね。 Ryra Vineyard & Wines ※今回ワイン出展はありません Ryra Vineyard & Wines HP Instagram note facebook 今回のイベントにワインの出展はありませんが、「世界に誇るスパークリングワインの新産地」をつくることを目指し、伊達市でぶどう栽培を進めているのが「Ryra Vineyard & Wines」(ライラ ヴィンヤード&ワインズ)。有珠山周辺を「アジアのシャンパーニュ」と呼ばれる場所にすることを目標にされており、2030年には5haの圃場(製品2万本相当)を目指しているそうです。製品のファーストリリースは2027年を予定されているとのこと。農作業ボランティアも募集されているので、興味のある方はぜひfacebookやインスタグラムをチェックしてみてください。 有珠山界隈の「ワイン」と「美食」を楽しみましょう 美味しいワインづくりへのそれぞれの想い。 ご紹介したどのワイナリーも、土地を探してぶどうの木を植えるという、本当にゼロ地点から始められています。そこから、ワインの完成・販売までには何年もかかります。自然相手で毎年様々な問題と向き合い、成功するか否か保証はない中で、美味しさに真っ直ぐに向き合う。ワインへの想いとロマンを感じました。 9月13日(土)の夜は、そんな生産者の皆様と一緒にワインを楽しめます。 ダッテルに集い、「乾杯!バンザイ!」しましょう。 さらに美味しいフードも、素敵な出店がずらり! フードのご紹介はインスタグラムで。@around_mt.usu_vin_zai ⇩事前予約チケットがお得です!⇩ ワインは数量限定なのでお早めに! (googleフォームで予約、支払いは現地となります。(カード決済可) アラウス バンザイ 事前予約フォーム ※フードのみの購入の場合も、入場券が必要です。 入場券も事前予約の方がお得ですのでぜひご活用ください。 ※インスタアカウント @around_mt.usu_vin_zai の プロフィールのリンクからもお申し込みいただけます。
misaki
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特別な日を演出するlovelyアイテム “ アイシングクッキー “と手料理のおうちカフェ「Cookies Toya!! Cafe (越後屋)」
溢れんばかりの笑顔で元気に迎えてくださったのは、店主の 越後あゆみさんでした。 きっと、あゆみさんの笑顔にかかったら、どんなに落ち込んでいる人でもつられて笑顔になるに違いない!そう思うほど素敵です♡ あゆみさんがアイシングクッキーに出会ったのは6年前のことでした。 ↑クッキーはさっくさく。アイシングはカリッカリで美味しい! 越後屋さんにお嫁に来てからというもの、どんなこともガムシャラに働いてきたあゆみさんが、「越後屋として私にしか出来ない何かを身に付けたい! 自分の存在意義を高めたい!」そんな想いを強く感じていた頃に出会ったのがアイシングクッキーでした。 その時に「これだ!」と直感。 直ぐに独立を目指して学び始め、イギリス発祥の技術を持つjsa日本サロネーゼ協会 アイシングクッキー認定講師の資格を取得しました。 卒業と同時に菓子製造業の許可を取得。 ついに、若い頃からの夢でもあった「カフェをやりたい!」と融合させた店の誕生です。 始めた頃は、越後屋さんの空き事務所でひっそりと営業されていたそうですが、2021年7月21日に晴れて今のお店をリニューアルオープンさせました。 ↑このドアを開けたら「かわいい~~!!」と思わず言ってしまいますよ♪ ↑テラス席もあります。 ↑2F席も ↑2F席から~ 五人のお子様を育てながら仕事と家事と勉強を4立させて来たあゆみさん。 行動力は人一倍。 思い込んだら一直線。 でもなんと驚いたことに「本当はお菓子作り苦手だったんです。ズボラだから計量とかが苦手で。」とケラケラと笑って話してくれました。 けれども、実はイラストなど絵を描くことはお好きでした。 あゆみさんは、持ち前のど根性で好きな絵を描くためのお菓子作りを猛勉強しました。 そして、今ではすっかりお菓子作りそのものが大好きになりました。 ↑1種類の商品を作るのになんと5~6時間要するそうです。 「お客様が「美味しい!」とおっしゃった時の素敵な笑顔を見るのが本当に嬉しいのです ^^」 そんな風に話すあゆみさんのお人柄と、アイシングクッキー&カフェメニューに魅せられたお客様たちが、OPENからわずか1ヶ月で早くもリピーターになってくださっているのだそうです。 なんて素晴らしい!! ↑カフェメニューもお食事からお飲み物、スイーツまで色々。 パフェに入っているのは、下から順にクラッシュドクッキー・生クリーム・プルプルティーゼリー・レモンのシロップ漬け・紅茶のシフォンケーキ・どかんとソフトクリーム。 ボリューム満点、とってもおいしかったです。 「スイーツもお食事も手作りをモットーに、お子様にも安心して食べさせられる原料を使ってご提供しています。」 5人のお子様のお母様のお話しは、やはり説得力があります。 誰にでもどんな店なのかが分かるような名前にしたかったという「Cookies Toya!! Cafe」という店名は、まるで明るくハッキリとしたあゆみさんのお人柄を表しているようです。 ↑越後屋さん側からも入れます。 表玄関は山側、ホテルゆとりろさん側になります。 力強くこんなお話しもしてくださいました。 「アイシングクッキーをもっとたくさんの方に知って欲しいです。例えば、お誕生日・お土産・自分へのご褒美など特別な日のものとして、また、いただいた方の嬉しそうな笑顔を見て、あげた人の方が嬉しくなってしまう様なものとして、もっと広めたいと思っています。将来はこの店でアイシングクッキー教室も行いたいですし、生徒さんには自分のためだけの時間作りとして楽しんで欲しいと思っています。 アイシングクッキー作りを通して、私がそうだったように、きっと皆さんも幅広く楽しい人たちと知り合える場になると思います。」 もう全身にアイシングクッキーが好き!ということが溢れかえっているあゆみさんでした。 今後のコロナの状況にもよりますが、少ない人数を対象にハロウィンクッキー教室を開催する予定だとか。 faecebook要チェックです☆ https://www.facebook.com/CookiesToya/ 洞爺湖温泉街、ますます楽しくなってきました。 店舗情報 Cookies Toya!! Cafe 住所 洞爺湖温泉 洞爺湖越後屋2F 電話 0142-75-2158 営業 水・木・金・土 11:00~15:00 アイシングクッキーレッスンは予約制 ※ 記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材:2021年8月)
Rietty
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クールに攻める両立への道 〜味と時間で勝負!地域にファーストフード文化を育てたい!『GOTHAM DRIVE IN』オーナー成田大海氏の戦略とは〜
取材に伺ったのはグランドオープン1週間前でした。 かっこよくコーヒーを落としてくれたので、さっそく聞いてみました。 「珈琲はどこで修行されたのですか?」 「YouTube先生です。いまどき修行なんて流行りませんよ。」 「え……。」 こんな会話から始まった今回の主人公は成田大海(Hiromi)さん。 3シーズンは俱多楽湖で「Paddle Street Outdoor Service」として カヤック・カヌー・サップガイド事業をされています。 入店いきなりの会話で「意外と軽い人?」と思いきや、 実は真逆なタイプであることが段々と分かってきました。 バックボーン(学生時代)のこと 改めて、成田大海さんは苫小牧市ご出身の35歳。 小さい頃から大学までアイスホッケーに勤しんでいました。 御祖父様からお父様、大海さんまで三代続くアイスホッケー一家だったと言います。 「大学にはスポーツ推薦で入学しました。 16歳の時に日本代表にもなりました。 でも、それほどアイスホッケーが好きだったのか?と問われると実は微妙です。練習が終わるのはいつも夜中の2:00頃でした。 競技場があまりないので、小さい子どもから順番に予約を入れていくと、大学生は夜中の割り当てになるんです。 これは結構キツかった…。 それに、本当は美術部に入りたかったし・・・(笑)絵を描くのが好きでしたから」。 「美術部ですか?また随分かけ離れていますが…。 それにしても練習終了が夜中の2:00とは驚きです。寝る間もなければ、学校へも行けなくなりますよね」。 「そうですね。大学では法律を学んでいましたが、授業はほとんど出ていませんでした。だから結局、退学して働くことにしました」。 「辞めてしまわれたのですね。授業はほとんど出ていなかったとのことですが、アイスホッケーは続けていらしたのですよね? 続けてやっていたことで今に繋がっていること、やっていて良かったと思えることはありますか?」 「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 なるほど。 このことについては、また後ほど触れるとして〜。 バックボーン(料理)のこと 「大学を辞め、勤めはじめたのは西麻布のバーでした。 そこは六本木や恵比寿にも店を持っていたので、その3店舗を昼夜行き来して働き、飲食店の辛さや面白さを4年ほど学ばせていただきました」。 「ほ〜!GOTHAM DRIVE INのルーツはそこにあるわけですね! その時、今の大海さんのその後を決定づけた方はいましたか?」 「はい、いました。かなりぶっ飛んだ人でしたが、メキシコ料理がすごく上手で美味しくて、いっつもテキーラを飲んでいる恵比寿店の店長でした 笑 でも、この店長のおかげで本物上質なテキーラを知り、メキシコ料理を学ぶことができました」。 なるほど! 繋がりました! バックボーン(パドル アクティビティー)のこと 「ありがとうございます。料理の背景は分かりました。では、パドルアクティビティーの世界へのきっかけを教えていただけますか?」 「趣味は釣りなんですが、その延長線上にあったのがカヤックでした。 カヤックに乗って釣りをしたいなあ〜と。 僕、基本、人見知りなんです。釣りなら一人でできますし。 学生時代からアイスホッケーにも釣りに行かないときは引きこもって調べ物ばかりしていました。 で、カヤックを色々調べていたら、小樽の塩谷でガイドをしている『ブルーホリック』に行きつきました。そのときは、へ〜!こんな仕事があるんだ…。と思った程度でした」。 「なるほど。飲食店で働き出す前から興味はあったのですね」。 「はい。北海道に帰って仕事をしたいと考え始めたとき、ブルーホリックを思い出して履歴書を送りました。 そうしたら、わざわざ代表の嘉藤さんが上京して会いにきてくれました。 事実上の出張面接となったのです」。 面接をパスして25歳で帰京。 ブルーホリックで働くことになった大海さんは、カヤック修行への道に入りました。 入店時、「修行なんていまどき流行りませんよ」 と言っていた大海さんでしたが、アイスホッケーにしても、カヤックにしてもその道をきちんと歩いたからこその台詞だったというわけです。 「上下関係の厳しさが身についているというのは私生活にも役立っていると思っていますが、特に仕事には必要なことだと思っています。 例えばブルーホリックの嘉藤さんは仕事には物凄く厳しいんです。 一歩間違えば大変危険な環境の海で行うカヤックというアクティビティーですが、どんな時でも、お客様の命を絶対に守らないといけないわけです。 だからどうしても指導は厳しくなる。 当然だと思います。 でも、そのような嘉藤さんの姿勢をなかなか理解できない人もいる。 そう言う意味で、僕はアイスホッケーにしても料理にしても上下関係が厳しい世界にいたので、耐えられたしそういうものだと捉えることができました。打たれ強さも育っていたかもしれません」。 先ほど、「アイスホッケーをやっていたことが今に生きていることは? の質問に「上下関係の厳しさを知ったことでしょうか? ね?」 と答えてくれましたが、なるほど〜と思えたお話しでした。 大海さんはブルーホリックで2シーズンを修行した後、嘉藤さんの紹介を受け、沖縄座間味島でさらに2シーズン修行しました。 のちに独立を考えだした大海さんの背中を押してくれたのも嘉藤さんだったと言います。 「でも、強く押されたと言うよりも、『いいんじゃない?』と言った軽いかんじで・・・(笑) これ、嘉藤さんらしさです。 人の繋がりを大切にする本当に懐が広く深い方でとても尊敬しています。テキーラ好きな六本木の店長ともなんとなく似ているかも」。 二つの道を極めようとした背景には、二人の師匠がいらっしゃったわけですね。 それぞれのバックボーンを活かしたい! 独立を決めた時、飲食業とアウトドア業の両方をやりたい! と考えていた大海さんは、北海道に戻り活動フィールド探しを始めました。 2019年のことです。 本当は前職で貯めたお金で南米へ料理修行に行きたいと思っていたそうですが、それよりそのお金で早く事業を始めようと考え直し、南米行きを諦めたと言います。 支笏湖や洞爺湖も視野に入れつつフィールドを探し回り、倶多楽湖に出会った瞬間「ここだ!」と即決したそうです。 「俱多楽湖がなかったらここには来ませんでした。 とにかく水が綺麗で感動しました。 すぐに元々あった施設で当時休止中だったレイクリゾートのオーナーさんに交渉し、施設管理を条件に使わせていただけることになりました。 パドルアクティビティーの拠点は確保しましたが、飲食店の店舗探しには苦労しました。 予算の関係もあってなかなか決まらなかった。でも粘り強く探し、待ち、いまの場所を購入することができました」。 決断と行動の速さを感じるエピソードに、アイスホッケーでゴールキーパーを務めていた大海さんの判断の速さがリンクして聞こえた筆者です。 店舗は、以前『ケニア』というレストランだったところです。 登別駅から登別温泉方面に向かうメインストリートに位置するとても目立つ場所にあります。 ドア枠は大好きな緑に塗り変えました。 店内の内装は電気工事(資格も持っています)に至るまで、 ほとんど自分でリノベーションされています。 「ところで、GOTHAM DRIVE INという店名の由来を教えていただけますか?」 「映画のバットマンに出てくる地名です。 映画の中のGOTHAMはNEW YORKのことなのですが、劇中では薄暗いイメージに描かれています。 それが登別という晴天率の低い街と重なりました。 まあ、単純にバットマンが好きというのもあるんですけどね。 それと、うちは『CAFÉ』ではないんです。 あくまでも『DRIVE IN』として存在したいと考えています。つまりファーストフード店でありたい。 そういう意味で、クオリティーの高さと提供の早さを売りにしたい。 観光のお客様って結構時間に追われています。 レストランやカフェは14:00くらいで一旦閉めてしまうところが多いですよね? だから14:00を過ぎても開いていて、その時間に食べても夕食に影響が少なくて、車の中で片手でも食べられるものと考えたらこのようなメニュー構成になりました。 何より、大好きなメキシコ料理が提供できますし」。 「カルニタスの肉は牛肉と豚肉を別々に煮込み、合わせて作っています。 牛肉は肉の食感を残したいので歯応えを感じるように。 豚肉は柔らかく煮込んであります。 それと、メキシコ料理は辛いイメージがあると思いますが、お子様でも食べられるように、ベースの味付けには辛みスパイスは使用していません。辛いのが好きな方には別添えのスパイスで調整していただいています」。 味への拘りも相当なものでした。 時間を作っては、東京や大阪などの珈琲店や飲食店などを巡り、知識やアイディアの入手に努めているというお話しも伺いました。 日々の研究にも余念がありません。 「GOTHAM DRIVE INは、『おいしいね!』と言ってもらえるもの、手軽に直ぐに食べられるものを提供する親しみやすいファーストフード店を目指します」。 最後にそう語った大海さん。 日本マクドナルド創業者の藤田田さんを尊敬していると伺い、全てに合点がいった筆者です。 目指す師匠がもう一人いらっしゃいました。 もしかしたらいつの日か、西胆振にGOTHAM DRIVE INがチェーン店展開する日が来るかも? 大海さんがクールに目指すパドルアクティビティーとファーストフード店の両立。 心から応援したいと思いながらタコスを頬張りました。 次はナチョスをいただきます!! ―GOTHAM DRIVE IN 情報― https://www.instagram.com/gotham_drivein?igsh=MWx2eGk3dTI1bjJidg== 住所 〒059-0463 登別市中登別町174-9 電話 090-6937-7540 営業 10:00~18:00(水曜日11:00~22:00) 休み 木曜日 *2024.2月現在求人中 ―Paddle Street Outdoor Service情報― https://www.instagram.com/paddlestreet?igsh=enh5eGY3c3BuaDB1
Rietty
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『心の中の小さな夢』に辿り着く 〜おにぎり屋 『tanto』 店主 加藤 朋香氏の新たなみち
「ぜんぶ一個ずつください!」 思わずそう言いたくなる優しい三角のフォルム。 おにぎりほど心を温めてくれる食べ物はないと思うのです。 長年、看護師として旭川・札幌で勤務し、旦那様の転勤により室蘭に移住されました。 室蘭に来られてからは、看護学校の教員免許を取得、8年間教鞭を執っていらっしゃったそうです。 「私、気持ちのON/OFFが下手なんです。強制的に環境を変えないとスイッチの切り替えがうまくできない。それは夫も同じだったので、年に2回くらいは旅行に行き、大好きな洞爺にもよく来ていました」。 そんな平穏な暮らしが続いていたある日、世界的に訪れたコロナ禍。 「大好きな旅行も外出もままならなくなる中、授業の準備のための自己研鑽に励んだり、仕事を家に持ち帰ったりしているうちに、心身のバランスを崩してしまいました。心も閉ざしがちになってきた時、生き方・働き方の見直しもしたくなり、40歳を機に看護学校の教員の仕事を辞めてしまったのです。本当は夫婦共に変化を好まない性格なのですが、この時ばかりは何だか仕事にも燃え尽きてしまっていました」。 以前の記事にも書きましたが、コロナ禍を経験して、生き方の方向転換をされる方を多く見てきましたが、加藤さんご夫婦もまた同じでした。 「おにぎり屋さんを始めたくてお仕事を辞めたのではないのですか?」 「それが違うんです。洞爺へはよく来ていたので、財田米が美味しいことはよく知っていました。 “ このお米でおにぎり屋さんをやってみたい “ それは、看護師時代から漠然とした夢として心の中であたためていました。 ところが仕事を辞めることを決断したある日、” おにぎり屋さん、本当にやったら? ” って急に夫に言われたのです。 ビックリしました」。 旦那様に背中を押され、なんとなくその気になってしまった朋香さん。 でも、この時点ではまだなんとなくでした。 それが大きく動いたのは、「このお米でおにぎり屋さんをやりたいな」。と心密かに思うきっかけとなった大好きな財田米の生産者である塩田さんのお宅のお隣の土地と出会った時でした。 「退職後、洞爺への移住を考えて物件探しをしていたところまでは、おにぎり屋さんになる決断をしていたわけではありませんでした。洞爺湖の穏やかな景色が好きで、のんびり過ごしたいと思っていたのです。夫もまた仕事が忙しいため、洞爺でOFFになる時間を持ちたいと思っていました。ところが、塩田さんのお隣の土地に出会ってしまったのです。しかも、そのタイミングでNHKの番組に映る塩田さんの仕事風景を拝見しました。そこには地元の子どもたちと田植えをし、学校給食にそのお米を提供し、食育に関わっていらっしゃる様子が映し出されていました。財田米の生産者さんのお隣の土地に家を建てると決めたところで、 " もうやるしかない!! " と本気モードにスイッチが入りました。もしかしたら今の場所に移住を決めなければ、おにぎり屋さんはやっていなかったかもしれません。ここならば始める条件は揃っている!と思い、本気でチャレンジする気になったのです。そのくらい、何ていうかその時の出会いには運命を感じました。心が決まったあとは、各種準備をどんどん進めていきました」。 「お隣さんになった塩田さんご一家には、それ以来本当にお世話になっています」。 と朋香さん。 というわけで、朋香さんの心の中で温めていた小さな夢は、旦那様に背中を押されたことで実現への道を歩き出しました。 そして2024年4月18日、テイクアウト専門店のおにぎり屋『tanto』はOPENしました。 「物件が決まったところで、全く畑違いのお仕事をされていたわけですから、OPENまでの準備は色々大変だったのではありませんか?」 「はい。商工会主催の創業セミナーに参加して、起業の基本を学んだり、おにぎり食べ歩きの旅に出たりもしました。東京では、浅草の「宿六」さん、大塚の「ぼんご」さん、米どころ新潟へも出かけました。何軒かのおにぎり屋さんで食べ歩きながら、ワンオペで営業をする自分が無理なくできるためにはどうしたら良いかを研究し、安心安全で、心身がよろこぶ味の研究も重ねました」。 実は、加藤さんご夫婦は室蘭と洞爺湖の2拠点生活をされています。 最初に書いたように、ON/OFFの切り替えが苦手だというご夫婦なので、tantoの営業は木〜土として、他の平日は朋香さんも室蘭で旦那様と一緒に生活をし、週末は旦那様が洞爺で生活をするというスタイルをとりながら、スイッチの切り替えをされているそうです。 けれども、旦那様は朋香さんの背中を押しただけではありませんでした。 「美術部部長と呼んでいる夫は手先が器用で、デザインセンスもあるのです。ですから、看板から名刺・ショップカードまで色々作ってくれているんです。私にはそういう才能がないので、とても助かっています」。 「それはとても心強くありがたいですね!ところで、前職の経験が今に生きていることはありますか?」 「はい。あります。健康と食の関係についてですが、食べることを大切にしている人は元気になる!ということは看護師時代から患者様を通して感じていました。 ですから、お客様にたくさん食べてほしいという想いから、店名は「たんと召し上がれ」という意味を込めてtantoと名付けました。ちなみにイタリア語のtantoも「たくさん」という意味なのだそうです」。 「食材へのこだわりと具の種類を教えていただけますか?」 「お塩は洞爺湖町の事業者さんが作られているミネラル豊富な釜焚自然塩を使用しています。梅干しも洞爺湖町産のもの、豚汁で使用する野菜は近郊で採れたものを使用しています。海苔は今は瀬戸内海産を使用しています。具の材料はできるだけ近隣のもの、あるいは道産のもの、なければ国産のものを使用します。具の種類はその時々で変わりますが、平日はだいたい5~6種類を30個くらい、土曜日は7~8種類を60~80個くらいご用意しています。フードロスを避けるため追加をしない売り切りのスタイルをとっていますので、早い時間になくなってしまうこともあります。その時はごめんなさい」。 「では、最後に伺います。おにぎりと共にお客様に伝えたいメッセージはありますか?また、これからどんなお店に育てていきたいですか?」 「お店は細く長く、一人でできる範囲で続けていきたいです。看護師からの転身ですが、とても充実感がある毎日を過ごしています。思い切って始めて本当に良かったと思っています」。 「tantoはテイクアウト専門店ですので、お客様にはおにぎりと共に穏やかな気持ちを持ち帰って欲しいと考えています。私自身がここの景色と人と美味しいお米に救われたように、お客様にも、この風景とともに楽しんで癒されていただきたいと思っています。徒歩1分のところに洞爺湖小公園もあります。敷物の貸し出しも行っておりますので、ぜひ美しい洞爺湖畔でおにぎりを頬張ってください」。 心の中であたためていた小さな夢。 「このお米でおにぎり屋さんをやってみたいな♪」 朋香さんの中の小さな夢が、何気なく口をついて出て、その想いが現実となり、大好きな洞爺湖で叶うまでのみちのりには、最大の理解者であり美術部部長でもある旦那様の後押しと、周囲の人たちの協力がありました。 おにぎり屋 tanto は、これからも美しい洞爺湖とともにここにあり続けることと思います。 ―おにぎり屋 tanto 情報― 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町 150-3 営業日:木・金・土 営業時間:11時~売り切れまで *変更の場合はInstagramにてお知らせします Instagram :https://www.instagram.com/tanto.toya?igsh=cm80dnFsb2U1dnk4
Rietty
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『Cafe Pito』&『Pitoゼミ』 〜満たされる場であるために カフェと塾=食と教育 その融合を目指す檜山夫妻の実践とは
以前から気になりながらも、なかなか訪れることができなかった『Pito』さんのドアを開けたのは早春の頃でした。 看板料理、スープをひとくち口に運んだ時、「おいしい…」。と心が言いました。 なんと表現をしたら良いのか? 有名シェフの高級料理を口にした時の「美味しい〜!!」というのではなくて。 おふくろの味に安心する「うん、うまい」。というのでもない。 ほっと心が落ち着いて、しみじみとその美味しさと、作り手の優しさがじわじわと伝わってくる味と言ったら良いのかな…。 ということで、その「おいしい…」スープをいただいた瞬間、是非、こちらを取材させていただきたい!となったのでした。 室蘭出身の檜山祥太さん35歳は、大学院卒業後、新規オープンの塾に携わるなどして塾講師をされていました。 福島県出身の檜山翠さん33歳は、大学卒業後企業の管理栄養士として働いていました。 そんな時にやってきたあのコロナ禍。 「ずっと機械的に同じことを繰り返す毎日に疑問を感じるようになりました。働き方やライフスタイルを変えたいと思ったのです。この先は、自分たちでなければできないことをしていきたいと考えました」。 そう語る檜山夫妻。 取材を通し、同じようにコロナ禍をきっかけにライフスタイルを変えた方々に出会ってきましたが、その多くが何故か同じくらいの年齢の方々でした。 心機一転、当時住んでいた岡山県から祥太さんの生まれ故郷室蘭にUターンされましたが、選んだのは実は翠さんなのだと言います。 「空き家利用助成金制度が有り難かったのもありますが、なんというか、室蘭の奥ゆかしさというか、さびれ加減の良さというか、昔ながらというか、静かな感じがよかったんです」。 と、翠さんは、スープをいただいた時に感じたお人柄そのままに、丁寧に言葉を選びながら 優しく話してくれました。 そうそう! こちらも! こちらは取材の日にいただきました。 世界のスープDayと称して、月替わりで世界各国のスープを提供しています。 この月の「ウクライナのスープ」は、本当に具沢山でからだ喜ぶ味。 そして、ユニークだったのがシシャモの天ぷら! 煮豚も柔らかくて「おいしい…」。 シシャモの天ぷらは、福島では当たり前に食卓に上るのだそう。 こちらはウクライナではなく、翠さんの故郷の味でした。 「ところで、メニューへのこだわりを教えていただけますか?」 「管理栄養士でもあるので、なにより栄養を一番に考えています。Pito Cafeはスープがメインの店なので、できればスープで栄養も完結させたいと考えています。できるだけ調味料を使わず、素材そのものの味を活かすように工夫して調理をしています。お握りにしているのは、ちいさなお子様からお年寄りまで食べやすいから。ご希望によっては、グルテンフリー・ハラル・ベジタリアン・ヴィーガン対応もします」。 「それと、世界のスープは、スープをきっかけに室蘭以外の世界の歴史にも目を向けて欲しいと願う夫の提案です」。 まさに、教育と食の融合スープなのですね。 しかも、各種嗜好や宗教にも対応されるとは、世界のスープに着眼されるだけのことはあります。 そうそう! この日は「ドッグカフェの日」でした。 年一回開催されるお隣の「犬の洋服屋さん」のイベントに合わせ、ワンちゃん用のお食事とデザートを用意して開放されています。 また、このイベントの日ではなくても、ワンちゃん用のスープ・バースデーケーキ・お菓子などの注文も受け付けているそうです。 大の犬好きな翠さん。 筆者が飼っていた犬が亡くなった時の話をすると、目を腫らして泣いてくれました。 本当に優しいお人柄。 「この町で、Cafeをやっていて良かったと思う時はどんなときですか?そして、これから先、どんな存在でありたいと思いますか?」 カフェの取材の最後に聞いてみました。 「好きなことができて、好きな町でできて、本当に良かったなあと道を歩いていて思うんです。だから、Pitoもいつもそこにあって、ふらっと寄れる場所でありたいと思います」。 ここまで気負わない自然体の翠さんと、もっと一緒にお話をしたいと思った筆者でした。 さてそして、Pitoゼミの祥太さんにもお話を伺いました。 「妻はこの町を選びましたが、実は、室蘭出身の僕は帰って来たくなかったんです」。 いきなりそんな話から始まり、少々焦る筆者…。 「Pitoゼミは、もしかしたら世間の流行とは逆行しているかもしれません。僕のスタイルは褒めて伸ばすのではなく、やる気の見えない生徒は徹底的に怒るスタイル。だから、入塾前の保護者を交えた説明会でもそのことをしっかりと伝えます。すると、何人かは入りません。それと、親の説得を受けて嫌々入った子は途中離脱する子もいます」。 またもや過激な発言…。 そして、「僕の喋ることは半分も書けないかもしれませんよ」。と… なんだかドキドキしてきた筆者。 カフェの取材だけでやめておけば良かったかも…と後悔半分…。 でも、実は祥太さんにはその台詞を言うだけの強い信念と覚悟がありました。 「今の室蘭の子どもたちって、たとえば、勉強をダラダラとしていたとしても、学校でも家でもあまり怒られていない。だから僕は、敢えて怒るべき時はきちんと怒りたい。それが何故かというと、たとえ地方で乗り切れたとしても、そんなんじゃ全国へ行ったら戦えないんです。僕は一人でも戦える人間を育てたい。受験は人生を賭けた戦いです。Pitoゼミとしては、受験対策を通して「学ぶ」ということを学ぶ。「自立」ということを学ぶ。それを伝えていきたいと考えています。例えば、文献の調べ方・データの取り方などを知らなければ、今盛んに叫ばれている真の「探究学習」などできません。洞察力を高めたり、自分を認識できるようになるなど、本来「探究学習」はとても大切なんです。でも、僕から見たら、どうしても表面的なところで満足しているように見えてしまう。だから、本物を伝えたいと考えています」。 生ぬるい優しさを捨て、自ら嫌われ役を買って出てでも子どもたちの将来を真剣に思う。 強烈な愛の表現です。 「カフェだけの取材だけでやめておけば・・・」と一瞬でも思った自分を恥じました。 「ですから、入塾前の保護者説明会では、子どもがどれだけ真剣に「学ぶ」に向き合っているかを見ています。そこで、僕の方針をきちんと親御さんと共有しなければいけませんから」。 確かに。 共通認識のもとに始めなければトラブルの元になりかねませんね。 それにしても営業的にはどうなのかと、余計なお世話が働く筆者・・・。 ところでPitoゼミは大人対象にも塾を開催しています。 たとえば ・論理的思考を高めたい ・学びなおしたい ・公務員試験対策をしてほしい ・英検やTOEIC対策をしてほしい ・講演会の講師をしてほしい などなど、様々なご要望にお応えされているそう。 最後に 「Pitoゼミの未来も根幹を変えるつもりはありません」。 そうきっぱりと話してくれた祥太さん。 長いものに巻かれない確固たる信念に、清々しさを感じた筆者です。 Pito Cafe と Pitoゼミ=食と教育の融合 室蘭で、唯一無二の存在として、これからも発展していく予感がしました。 早くまたスープをいただきたい! ―Pito Cafe & Pitoゼミ情報― 室蘭市中央町2丁目7−10 P : 大町商店街お客様用駐車場利用のこと 電話:080-3233-6454 Pito Cafe https://www.instagram.com/cafe_pito?igsh=MWVnN3VyMGxmaTA5dQ== 定休日:日曜日 Pito ゼミ https://www.instagram.com/pito_semi.study?igsh=aDdlcm54ZHRkeDVu
Rietty
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かおる