翌日。

午前中は地下鉄2日券あるので乗り鉄でオペラ座見たり買い物したり。

昼飯はPCR検査で大金取られたのでバナナ2。



中心街は高級店ばかりなので地下鉄の小さな駅で適当に降りて買い物した。
やはり2人ともに商売人である。

昼から哲心くんと2人でマドリードソファ美術館に、地球温暖化のシリアス特別展に胸打たれた。

ちょっとお茶して高1の感想に未来はあると感じ、今度は混みあうゲルニカを観た。

兄も観たいというのでまた行って・・・






ゲルニカは撮影禁止。


ここで兄貴また一句

ゲルニカ観し日 
秋寒し 酒苦し

ゲルニカ観し日
秋寒し 酒苦し

うん〜迷句だ ほんとうに素晴らしい(本心)


哲心くん兄とで植物園を散策してたら、おじいちゃん(団長)から電話で「出発の日の朝は早いので、今夜早めに最終打上げをやる」と伝えてくれと言ってます、と。


地下鉄で10分の日本料理居酒屋「どん底」という意味深々の店である。


スペイン21回の内3回は「どん底」にきたと思うと松岡団長、「どん底になればなるほど四国お遍路が世界遺産登録達成が近づいている」と涙目で語る。

その後若手から「やればなんとかなるものだ」
「人間関係に苦慮してたが、すこし成長したと思う」と。

世界遺産登録を78才までに達成して欲しいし、兄は駄目な弟にこんな素晴らしい友が居たことに感謝すると。

一本気な松岡さんは、
これ程執念深くお遍路世界遺産登録のために自腹を切って、今回は走行距離998㌔レンタカーで町村を周り、
孫の教育体験を成すべき都会のバルセロナ、バレンシアでも様々な経験させた。
素晴らしいことだと思う。


「どん底」で泣き笑いの時間が過ぎた・・・。

ところで、誰か居ない。
あの賑やかな川田さんが。

コロナ検査でポジティブ(陽性)だったのだ。
一緒に帰れない9日間はホテル缶詰で陰性反応を待つのみ、正に

どん底である。


フェロス・コルボスが歌詞とタイポグラフィでシャレイロの夏に別れを告げる

だがそのどん底から嬉しいニュースが舞い込んで来た。
はる奈さんから我々の一行が、地元紙に大きくカラー写真で載っているとの報告が。

四国遍路を世界遺産にとPRの一行が我が町にやって来たと紹介されたのだ。

DONZOKO から這い上がった。

【第15日目】スペイン最後の日

スペイン最終日の朝から暑い。各地で山火事があり煙たい。
町をぶらぶらして最後の日を楽しんだ。







最後の晩餐は兄が先に部屋に帰り一人になり、巡礼路のプレーバッグ日捲りを戻して少し感傷的に・・・




暑さに感傷は似合わないのでビルバオビールとアーティチョークを頼む。


アーティチヨークは我農園にもあるが実が小さいので不味いが、微微に美味い。


日本でもメニューが無くスマホからしか注文ができない店があるようだが、この店では絶対に口頭ジェスチャーでも注文ができないし、写真も無く文字だけ。
そこで翻訳機能を使い悪戦苦闘、生きづらい世になったもんだ。


次回公開予定11月30日 いよいよ【最終回】無事帰国と後日談


農業もゴルフも続けるのだ! りっきー

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伊達の経済界を引退後、会員制農園の経営者であり、農家になる。だいぶ自由が利かなくなった体に鞭を打ち、毎日の農作業とゴルフに励む。

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